第35話 帰国の前日

 アオイ:国際神聖サミット・天魔界総裁会談を無事終えてそれぞの帰路に着く各国の神王や銀行総裁達。そんな中、4柱はサミットの時の約束通り魔界の何処に行くのか話す様ですね。


 ※これはエルザがバイセン共和国に行く1週間前のお話です。


 天界時間15:00 高天原 飲食街甘味処『甘天かんてん


 フィローネ:早速だけど、皆んな何処に行きたい?


 エルザ:妾はバイセン共和国とやらに行きたい。彼処で栽培されておる茶葉は魔界宇宙随一と聞くでのぉ♪


 シャーロット:私はヘルベルト帝国かな。そこの魔王は妖怪軍師として名高い九尾族と聞いてるわ。軍師は事情通でもあるから魔界の事を知るなら行って損はないと思うの。


 リリィ:私はムネミツ皇国だな、そこの魔王は魔界宇宙で2人しかいない剣聖の称号を持つと聞く。一度手合わせしたいものだ♪


 シャーロット:あ、ムネミツ皇王は今バイセン共和国に居るそうよ。


 リリィ:なんと⁉︎


 シャーロット:武人といえば、シルフィード王国の魔王は魔界宇宙一の傭兵団『黒翼の剣』の元団長だそうよ。


 リリィ:おおっ!それは是が非でも会いたい!


 シャーロット:あ、でも今は賭博超大国ギャンブレット帝国に居るからそこに行ってみたら?情報によればギャンブレット帝国最強の巨獣カジノサウルスに挑むための修行を終えて母星に向かってるそうよ。


 リリィ:ならば帝都に行った方が良いのだな?


 フィローネ:私はどうしようかなぁ。あっ!折角ミルフィーがディメスティア帝国への協力の交渉してくれたから私も挨拶に行った方が良いかな?


 シャーロット:それなら航空産業超大国スカイフォード連邦に行った方が良いわよ。国土争奪戦争の獲得領土交渉で行ってるそうだから。

 

 フィローネ:そっか。じゃあ行ってみようっと♪


 シャーロット:私が得た情報によればスカイフォード連邦はらしいわよ。


 フィローネ:天と地の逆転した国?


 シャーロット:詳しくは知らないけど、大陸や島々が空に浮いてて1度落ちると地面が無いから延々と落ち続ける所らしいわ。


 エルザ:な、なんと恐ろしい!


 シャーロット:そのため航空産業技術が魔界宇宙で1番発展してる国なんだって。


 フィローネ:お、落ちないように気を付けなきゃ!


 リリィ:それはそうと、巨獣とは何だ?


 フィローネ:巨獣というのは魔界宇宙の1つの国に必ず生息する大陸程ある超巨大な魔獣の事で、別名生ける大陸。魔王と契約を結ぶとその国に莫大な恩恵を与える守神みたいな存在らしいわよ。


 エルザ:魔界にはその様な生物が居るのかえ⁉︎ますます行ってみたいわ♪


 リリィ:うむ!今から楽しみだ♪


 フィローネ:それじゃ、行くとこが決まったところで集合場所何処にする?


 シャーロット:じゃ、フィローネの国は?


 フィローネ:良いよ〜♪


 リリィ:決まりだな♪


 エルザ:では後日フィローネの国で落ち合おう♪


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