第25話国際神聖サミット(1日目)

 アオイ:天界宇宙の神々の集まる国際神聖サミット。ここでフィローネさんは意外なところでママ友が出来るのです♪


 天界時間8:00 高天原 天照大御神居城 日之神城


 フィローネ:お〜!神様がいっぱいだ〜♪


 ???:失礼、ローラント王国のフィローネさんですね?


 フィローネ:え?ええ、そうですけど貴女は?


 シャーロット:私は探偵超大国ディテクティ連邦大統領、シャーロット・ドイル。貴女の事は娘から聞きました♪貴女の娘さんとお友達になったようで。


 フィローネ:ミルフィーがですか?良かった、ちゃんとお友達が出来たんだ♪


 リリィ:おお!貴殿がフィローネ殿か!私はストレック帝国が女帝リリィ・ヘラクレス13世である!


 エルザ:おやおや、其方が娘の友達の母親かえ?妾はブックフォード共和国大統領エルザ・菅原。よろしく頼むぞ♪


 フィローネ:宜しくお願いします♪


 凪:おお、早速友が出来たか♪


 フィローネ:あ、凪兄!そうだよ、ママ友だよ♪


 シャーロット:我々の共通するのは貴女の国の近隣諸国になる。


 リリィ:即ち我らは。


 エルザ:ご近所さんと言う事になるのぉ♪


 フィローネ:ご近所さんでママ友、良い響きだね♪


 遠くで見ていたガリウス


 ガリウス:ムキーッ‼︎何であんな貧しい貧乏国の一般神の所にばかり神々が集まんのよ!


 上座に控える巫女が立ち上がる


 巫女:皆々様方、各々のお席にお着き下さい!天照大神様の御成にございます!


 各々の席に座って深々と頭を下げて待つ神々そこに現れ鎮座するアマテラス


 アマテラス:皆、面をお上げ下さい。


 垂れたこうべを上げ注目する神々


 アマテラス:此度の国際神聖サミットには元来、超大国クラスの国家ランクの神王達が集まるところですが、今回は私個神の独断でとある新興国を招き入れました。フィローネさん、こちらへ。


 立ち上がりアマテラスの下へ行くフィローネ


 アマテラス:此度この神聖なるサミットの場において言いたい事があるそうですね?


 フィローネ:はい。天魔大戦終戦以来、この天界宇宙は衰退の一途を辿ってきました。民衆は多額の光熱費や交通費、そして重い税金等に苦しんでいる一方で、特定の企業からの賄賂や横流し品などで着飾り多くの民の血税を湯水の様に使っている現状。その原因は天界宇宙2大巨悪による後ろ盾があったから皆泣く泣く泣き寝入りするしかありませんでした。


 アマテラス:そうですね。


 フィローネ:その2大巨悪が法廷で倒された今こそ、天界宇宙の残された巨悪を一掃しこの天界宇宙を姿を取り戻す事にあります!


 ガリウス:(クッ!何を言い出すかと思えば余計な事を!)


 フィローネ:そこでこの場におられる神々に問います。万物の創造主たる我等神々と奢り、他方から吸収する事を恥として鎖国状態を続けた事こそこの衰退の一途を辿る天界宇宙の現状のではないでしょうか?


 アオイ:シャーロットさん、リリィさん、エルザさん、凪さんのスタンディングオベーションを中心に周囲の神々も続くのでした。


 アマテラス:ここ場で賛同しなかった者がいますね。フィローネさんの意見に異議があるのですか?・・・いえ、のはがあるからではないですか?


 ガリウス:(うぅ。あの小娘め、アマテラス様の威光を盾に言いたい放題!)


 ???:サミットの最中に失礼致しますにゃ!


 フィローネ:(え?あのひとって・・・)


 ???:この神王様方の中に4界宇宙統合司法裁判所より逮捕状が出てる者がいるにゃ!それは・・・


 次回へ続く・・・








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