第19話イタズラハンターミルフィー
アオイ:毎回エリカさんをイタズラしている奇子さんと秘書さん。方やイタズラ妨害に生き甲斐を感じるようになったミルフィーちゃん。歴史に残らない地味〜な闘いが今始まります・・・
天界時間8:00 科学省大臣室
奇子にスポットライトが当たる
奇子:非常に由々しき事態だ。
秘書にスポットライトが当たる
秘書:ええ、あの一件以来姫様はイタズラを妨害してきますね。
奇子:その度に我々への被害は絶大。
秘書:加えて総裁からのお仕置き・・・・おや?
カメラの映像を切り替える、そこに映るのは給湯室の様子
職員A:ねぇ、知ってる?
職員B:なになに?
職員A:今姫様って冠武帝国にいるんだって!しかも1人で行ったそうよ。
職員B:え⁉︎それホントなの?
職員職員A:ホントよ〜。それで神門様が迎えに行っているそうよ。
職員B:どうやって行ったんだろう?
職員A:さあ?
奇子:聞いたかね♪
秘書:バッチリですよ♪
奇子:これはチャ〜ンス♪
秘書:そういえば奇子様ってイタズラの時だとよく喋りますね。
2時間後
通路を通るエリカ
エリカ:フンフンフ〜ン♪
秘書:奇子様、今回のイタズラは?
奇子:フッフッフ、今回は金だらい3連発!この特殊なゴーグルでないと見えないセンサーに触れるとそこに金だらいが空間転移してきて頭を直撃、怯んで後ずさりしたその先にまた例のセンサーが反応して金だらいが直撃!更に前後左右どちらに行ってもセンサーに反応してトドメの金だらいさ♪
秘書:でもこれ総裁以外が触れる可能性があるのでは?
奇子:ノープロブレム!ここに取り出したるこのスイッチを押せばはエリカにピンポイントで狙えるのさ♪
秘書:素晴らしい♪あ、来ましたよ!
奇子:それではいってみよ〜!スイッチオ〜ン♪
※反応がない
奇子:おや?
秘書:変ですね。
エリカが去った後確認する2人
奇子:う〜ん、センサーに異常はなさそう。
秘書:スイッチが故障とか?・・・・あ!これスイッチじゃない⁉︎
奇子:バカな!精巧に出来た・・・偽物・・・だと⁉︎
秘書:一体いつの間に・・・
2人に前に立つミルフィーを抱っこした神門
奇子:んな!お邪魔ベイビー⁉︎
不敵な笑みを浮かべてスイッチを出すミルフィー
奇子:おまっ!いつの間にそれを⁉︎
秘書:姫様、それは押しちゃダメ!ダメですよ!
ミルフィー:あぶぅ♡
神門:姫様はこう仰っています『それは振りね♡』と。
奇子&秘書:振りじゃねーーー!
ミルフィー:あい♪
・・・・ポチ
奇子&秘書:押したーー!
2人に金だらいが落ちる
奇子:あう!
秘書:おう!
奇子&秘書:ぐえ!
ミルフィー:う、うっきゅ〜♡
神門:『か、快感♡』だそうです。
奇子:ぐむぬ〜!
桃香:あ!こないなトコおったんかいな。ホレ、予算委員会行くで!
奇子の襟元掴んで引き摺る桃華
奇子:こんのお邪魔ベイビー・・・覚えてろーーー!
秘書:ぐっ!えらい目にあ・・・
秘書の前で仁王立ちするエリカ
エリカ:・・・・・・・
秘書:そ、総裁・・・これは・・・その・・・・違くて。
エリカ:・・・・減給♡
秘書:いやーーー!
ミルフィー:う〜。
神門:『おやつのミルク飲みに行く』ですか?承知致しました。
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