株札の小説だなんて、興味深い

初心者にいきなり五枚株だなんて、なんてえげつない先輩ナンでしょう。素晴らしいですね
簡単に出降りの話をさらっとしてますが、最強の役は当然として、良さげな勝負できそうな役ですら、頻繁に出来るわけじゃなく、皆、そこそこの手で勝負するんですが、その「そこそこ」がくせ者で、案外、低い手でも勝てたりするから大変で、手が入った時に降りる判断を間違うと、ズブズブと沼にハマっていくのです

良いんですよ、よほどの役が出来てない限り出ないと決め込んで戦うだけなら、困ったことにこの遊戯は、自分が出てたら勝てたかどうかを、常に目の前で見せつけながら勝負が進むんです
勝てたはずの役で負けた時の忸怩たるや、想像以上のものがあったりするのです

その辺の感情が今後、描かれるていくかと思うと、ワクワクしてきます

そんな思いに駆られる作品で本当に楽しみです