第20話 男女平等 第貳拾號
1
男はまず 徹底的に 無理矢理マイナス点数ためて
幸運をあとから まとめて使うことにする
その話は 前に 既に行っている
《なら》なぜ大将や 会長 店長でなく
(大女将)なのか そこから不思議だ 男だし って
何度も繰り返すが この異世界で関係なく
男はちゃんと*考え*があり あえて
大女将の道を選んだのだ そこを説明すると
…やはりまだ この世界に来る来る人は
女は下だと 勘違いするから
2
男は 大女将になっても 関係なく あくまでも 自分が
(一番下から)新入社員よりも 下っ端として 働いていた
《中には》その仕事は 部下にさせろ そんな仕事も
自ら 喜んで引き受けた それこそが
【大女将として】あるべき姿だと思うから
そもそもとして 来客も来客で どういう訳か
…女性に対して あたりが強い とくに男性
“そういう”困った接客すらも 男は従業員を守るため
しいては※仲居を守るためにも 自ら直にその現場に赴く
もちろん*はっきり*いうべきことはいう
3
男性来客 かなり酔っているのか
「女風呂に入らせろ」本来なら 問題だが
男は 知恵をひねる どう解決するのかというと
《誰でも入れる》共同浴場があり
更衣室すらも 辺りにも気を配り
“女風呂”という 張り紙だけで その気にさせた
【もちろん】更衣室すらも ただの張り紙だけで
実質は ただの共同のへやなのだ
(男も)悪のりして こういう…ふざけてます
男「女性専用のお風呂の感想はどう?」
4
この旅館の 副女将には 上に立てる権利を獲得した
女性が 型式的に一切を取り仕切る 男は
そのことで※不平不満 いうことはなかった
なぜなら 必ずしも 男 = 一番上
そんな法則は この異世界では 通じないから
“なら”なんで 大女将として 称してるのか
まず この旅館のなりたちから そもそもを
説明すると…大元は この旅館は
男が点数使用して 建てるのに成功したからだ
つまりは 建物は男に所有権ある
5
副女将は あくまでも 雇われてる
※でも ほとんどは 副女将に
“いろんな”全権を 任せてる 滅多には
口出しはしない…することもある
これでもし「女性かわいそう」なんていうなら
かなり これまでの話を理解してない証拠だ
男は なんで 大女将なのに 威張らないか
【答えは】そんなことしたら マイナス点数たまるから
完全な点数対策も 理由のひとつ
それ以外の意味も ちゃんとある
6
威張っていたら 仲居も従業員 おてつだいも
…離れてしまう そうなると 旅館が経営できない
「なら点数」とはならない なぜなら
自分自身 された側だと 納得しないからだ
*やはり*上に立つもの 見本みせないと
そういうところから 威厳がでてきてしいては
【尊敬】に繋がると思う 本来尊敬とは
そうやって 能力を使用して 得るものだ
ただたんに 暴力だけでは 単なる
(乱暴者)と呼ばれても 仕方ないだろう
7
男は 常に 陰から支えてた
《この異世界だから》こんな むちゃが 認められる
男は 採用面接にきた人は 必ずしも
※相応の理由ない限りは 落とさない
しかも 間接的に参加する
別に 大女将だからではない 意味説明すると
*不当に*落とされないためだ
だから この旅館には 無資格や 無学歴または
経験さえないものも 数多くいる
しかも 知ってて雇ってる
8
※現実の世界では 調理師の免許は もらうためには
「最低限 二年間 飲食店で 働くか 専門学校」
そうしないと 調理師の免許はもらえません
…だから 実際の世界では 飲食店で働いてる
それだけで = 調理師の免許もってる ではないのだ
さらに 必ずしも 調理師の免許はとる必要もない
でも 許可は必要 具体的には 現実には
*保健局*から 許可もらわないと 調理師免許あっても
関係なく 飲食店経営はできません 反対に
許可あらば 調理師の免許なくても 経営は可能です
9
なら下手なのに 点数使用したらどうなるのか
変なことをしようとしたら 当然しっぺ返し
《必ずしも》何かの形で 罰が下ることになってる
基本として … 犯罪には事情ない限り
点数は使用できないことになってる
なら 無理矢理使おうとしたら どうなるのか
※結果からいうと 自分が同じ目に遭う
“そのため”真剣に行う だからこそ 平等になる
男は 全力で取りかかっていた 全てに
みんな いやがることも みずから進んでひきうけた
10
そして 旅館建てるために 使いきった
《点数》また 増やしていった それは
男がそう望んだからだ 点数しようすれば
現実の世界では そもそも無理な願いも
【絶対ではないけど】叶えられる
ここは そういう異世界だから
(女性を)間接的に 女副女将にした この旅館
苦情もあるけど 男はそれを糧にしていた
どうやれば より満足するか考えた
経営とは そういうものだ と思う
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