第19話 男女平等 第拾玖號

1


そんなに酷いなら 一度“この異世界”来てみない?

絶対平等だから 今度は 女性が男性から

「女は 年収1000万円」とか

「専業主婦ならぬ 専業主夫」または

そういう 最新家電もあっても 関係なく

《男は酷い》って 女がいわれる世界になるけど?

どう?反対にいわれる気分のほうは

今度は逆に 女が先に三歩前を行き 男を逃がす

そうしなければ ならなくなるけど?

もちろんそうなると いうまでもなく


2


現代の誤った レディーフアーストの概念もなくなるけど

女性のみ安くなることもない

男性のみの 過剰な保護になるけど

そのかわり 女性は 車道を歩くよ?

…男性は 排泄物降ってくるところ 歩くことになるけど

扉も 男性は先に犠牲になってくれるよ?

男はエスコートされる側になるけど

椅子に何が仕掛けられてるかも

その場合 女性の身体を 守るかもよ?

反対になるって そういうことだよ?


3


だからわからない 一方的な女性保護

それで 何になるの?意味ないだろ

よくいわれるのが「妊娠するから 子供まもるため」

男もいないと 妊娠しねえんだよ

性教育を受けてねえのかよ?子供にだけ

「勉強しろ」いうまえに 自分から

そういうこと 学んでから物をいえ

いまは昔と違い 女性も学校いけるだろ

何も 不満なんて ねえだろ

…なにも 苦情ないはずだが?


4


少し前に「女性のみの 不正な点数操作」って問題なったけど

少なくても 私は「男性だから」って理由で

日本舞踊入門 断られたわ そういう意味では

*お互い様*だろ 何がどう違う? 答えて?

…勘違いしてる人へ はっきりいうと

日本舞踊は 男性も行うんですよ これは

《現実の》本当の話です 調べてみて

こういうと 必ずしもいわれることがある

【学歴は】世の中に どこの学校でたかは必要

だけど 日本舞踊は 入門しなくても困らない


5


ああそうだよ はっきりいうと

日本舞踊なんて できなくても なにも困らねえよ

そこは素直に認めよう*だが*しかし

なんで 他の学校いく判断しないんだ?

昔と違い いまは 女性うけいれる学校あるわ

なぜ《必ずしも》そこ限定なんだよ 答えろよ

私は 男性としていわれるのは

「本当に働く気なら 場所選ばない」

けど 女性いわれると すぐ「女性保護」だろ

だから そんなとばかりいうから


6


女性のわがままを うけいれる

男性のほうが 偉いってなるんだよ

つまり【女側にも】まだ 自分の

差別される原因を 自分で作ってるんだよ

ここまで 説明すると さすがにわかるだろ

さらに 勘違いしないでほしいのは

大学でた = いいところへ仕事とは

完全に関係なく つながりがないこと

ようは そのひとが できるのかです

男女関係なく それがいまの世の中


7


年上だろうが 先輩でも 肩書きあっても

…仕事ができないようでは いくら男でも

「何で 男性ってだけで」年上だから

尊敬するのか そうなるのは 自然な疑問だ

*よく言われるのは*日本を作ってきたから

って 必ずしも 何かしたの?

《極論》家族兄弟は?とくに双生児は?

極めてわずかに 早くうまれたから

【それだけで】なにもしないて 威張る気?

好きで後に生まれたわけじゃない


8


それすらも この異世界では※絶対に平等だから

何もかも 全部“自分の”都合いいようにばかり

解釈してんじゃねえよ 本当に偉い人って

…威張ったりしないものなんだよ 知らないのか

むしろ 誰よりも 下から支える人 まさに

*縁の下の力持ち*そういう人こそが 本当の

「尊敬できる人」って思う いろいろと

だからこそ ただたんに「男だから」

「先に生まれたから」「経験長いから」って

そんなの 理由ならねえよ ばかなのか


9


事実 男性は 点数使用しすぎたから

女性のもとて 下っ端として 働く

「元々重役」だから何?動けない男性はいらないから

この異世界は 女性も 妊娠してても 子供いても

病気あろうが 障害者 関係なく

*あくまでも*できるひとが 上にいくのだ

逆に 大学でれば なにかできるのか 大学でれば

具体的 何ができるか 詳細を わかりやすく説明して

《何もないだろ》なら 実力ある 能力を発揮する

中卒を 採用したほうがいいに 決まってる


10


女の中にも 男以上に 能力あるひとはいる

もちろん「妊娠できる」は当たり前 もちろん

必ず妊娠できるわけでもないけど

《だから》場合には 男が女支えても

何も問題ないだろ いやむしろ

【本当の】偉い人は 自ら ちゃんと

みんなを 支えるべきだと思うから

…男は考えた どうせ 異世界だ

この世界でしか できないことをしようと

(男は決めた)大女将になろうと 覚悟した

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