　ブログのURLを変更した。正確にはサブドメインの部分を、msb.からwww.に変えた。

　私は以前このブログにGoogleAdSenseという広告収入サービスを導入しようとして失敗したことがあるのだが、先日その失敗の原因が、ブログURLのサブドメインにあることが判明したのだ。

　はてなブログでGoogleAdSenseを導入したい場合は、独自ドメインを取得したのち、サブドメインをwww.にしなければならない。他の文字ではダメなのだ。このことは、はてなブログの公式FAQ（よくある質問と回答）のページにもしっかりと記述されている。にもかかわらず、私は独自ドメインを取得する前にも、さらに取得して4ヶ月の間もずっと、そのことに気が付かなかったのだ。幸福な王子もビックリの節穴ぶりである。

　アフィリエイトブログ心得、みたいなサイトを見ると、『更新頻度は高く！』とか『クオリティの高い記事を！』あたりと同じくらい重要なアドバイスとして『サイトURLは初期以降絶対に変えるな！』が掲げられている。URLを変更すると、ブログをブックマークしてくれている人がサイトを見つけられなくなって申し訳ない上、ブログの閲覧数も下がるという、最悪の事態が発生するからだ。

　ブログを始めてから早7ヵ月、記事数は本記事を含め43記事になった。友人たちから、「ブログ、ブックマークして読んでるよ！」というありがたい声もたくさん聞いている。しかしそんな彼らに迷惑をかけることを承知の上で、URLを変更した。ひとえに、金のためである。

　さっきも言ったとおりこのブログを始めて7ヵ月、アフィリエイトを始めてからは３ヵ月が経っているわけだが、未だ、このブログから得られたアフィリエイト報酬は０だ。ほぼ０ではなく、純然たる０だ。まぁ352円/月とか、残尿みたいな額よりかは潔くて良いか……と思いかけたが、よくよく考えるとこのブログの維持自体に月々1800円くらいかかっているので、ブログ収入は０円ではなく-1800円/月である。残尿どころか、真っ赤な血尿が流れ出ていた。これは早急に何とかしなくてはいけない。

　アフィリエイトブログについて『始めて数ヶ月のうちは赤字もよくあること』というのはよく見かける文言であり、私がいま陥っている状況も、それ自体はさして珍しいものではない。初めは赤字でも、記事が増えれば自然と閲覧数が伸び、広告料も少しずつ増えていくものだと聞く。

　が、しかしである。上のセオリーはそもそも『転職』や『節約』などちゃんとしたテーマを持っているブログに適用されるものであり、このブログのような『雑記系』には恐らく当てはまらない。さらに最近、薄々気付き始めてしまったのだが、もしかすると私は、マーケティングというものがあまり上手くないのではないだろうか？

　自分で書いた記事を読み返していると、時々、話に全く出てこないウェイパーや特茶の広告をベタベタ貼り付けている記事があったり、謎の絵本や業務用エビフライなんかの広告が貼り付けてある記事があったりする。何なのだ、あれは？正直に言って、記事に貼り付けている広告は、記事の全文を書き上げた直後の著しく集中力・思考力を欠いた状態で選んでいるため、自分でも貼った覚えのない広告が表示されていることが少なくない。

　こんな状態では、たとえいずれ閲覧数が増えたとしても、私の記事から何かを買う人など誰もいないのではないだろうか？そういう懸念が、私の中に生じているのである。

　そこで、Google AdSesnseなのだ。

　アフィリエイトもGoogle AdSenseも、どちらも同じ広告サービスであることには変わりないのだが、アフィリエイトではサイトに貼った広告を読者がクリック→購入してようやくサイトの運営者に報酬が入るのに対し、Google AdSenseでは広告をクリックしただけで運営者に報酬が入るのだ。もちろん報酬の単価はアフィリエイトの方が10～200倍くらい高いのだが、サイト運営者のやり方がマズくて購入がなければ結局0である。一方でGoogle AdSenseであれば、Googleがその人に合った広告を自動で選んで表示してくれるためサイト運営者の手腕にかかわらずクリックされる可能性が高い。つまりGoogle AdSenseは、私のようなアフィリエイト弱者にとって一縷の希望なのである。

　……要は、「Google AdSenseをどうしても入れたかったから、URLを変えました」というだけのことを、1700字も使って話している。

　何だかなぁ、何だかなぁ……である。

　こういうことを自分から言うのは、予防線を張っているようだから嫌なのだが、言う。最近、スランプである。ブログの記事が上手く書けない。上手く書けていた試しがあったのか？という疑問はさておき、自分で書いた文章が気に入らないのだ。上の文章も、いまいちまとまりが悪い気がして何度も書き直すうちに、何だかよくわからなくなってしまった。

　原因はなんとなく察しがついている。自分の文章が気に入らないのは、文章を書くのが下手になったからでも、ましてや上手くなったからでもない。恐らく、「見られている」ことを意識してしまっているせいだろう。

　最近、色んな人からブログの感想をもらえる。面白いとか、文章がツボだとか、褒めてもらえる。嬉しい。最高である。孤独の海に沈んでいるかのような生活の中で、少しだけ息継ぎをしたような気分になる。しかし言われれば言われるほど、余計なことを考える。主に、「次の記事が面白くなかったらどうしよう…」とかである。収入ゼロのブロガーのわりには、なかなか贅沢な悩みだ。

　褒めてくれるな、という話ではない。むしろ5歳児に相対するような気持ちで、隙さえあればどんどん褒めてほしい。問題は、つまらないことをくよくよ気にする私の精神性なのである。

　「文を書く時はね、誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ……」などと井之頭五郎みたいなことを言うつもりはないが、趣味の文章を書くときに気にすることなど、主語と述語が合っているかどうかくらいで良いのだ。あとは好きなことを好きな勢いでパンパーン！と書き散らしてやったら良いのである。そう、ここは私のソファの上（という設定）なのだから、私の好きになようにしたら良いのだ。実際にはソファの上で書いていないので、そういう基本をいつも忘れてしまう。

　最後に、この頃ご無沙汰しているダイエットと作り置き料理について少し話そう。

　まずダイエットだが、ここ2ヶ月の間は完全なる停滞期に突入し、体重が-6kg地点から上にも下にも微動だにしなかったのだが、つい先日ようやくその難所を乗り越えて現在の進捗は-7kgである。なんとかして夏本番までに-12kgを達成したい。

　次に作り置き料理だが、料理自体はしているが、毎週新しいレシピを調べて作るというのが面倒になり、今はほぼ毎週同じものを作って食べているため写真も撮っていないし報告もしていない。やはり料理は楽であることが一番である。

（ブログではここに漫画の画像が貼ってあります）

　URL→https://www.pandaonthsofa.com/entry/2019/03/12/092203