怪談物のテレビ番組を見ていても、100%と言っても良いくらい、幽霊らしき存在に遭遇した人は一目散に逃げ出す。もしかして、我慢して対話してみたら、こんな幽霊もいるのかもしれない。だって、生前は同じ人間だったのだから。しかし、入口を塞ぐ、あの仕掛けには吃驚した。斬新なアイデア。あれで興味を掻き立てられると、後はスルスルと読み通してしまう。短編にはMAX2つが信条なんですが、星3つ付けました。