第13話 ※現在公開可能な情報①

主人公、高森柩⇒ヒツギ・フォン・アーガス

黒髪紫目(アーガス王国では黒髪は珍しく紫目はさらに珍しい)。

女と見紛う見た目で中性的な声をしている。


高森柩たかもりひつぎ

西暦2000年代の日本に生まれた。

平成産まれか、令和産まれか、もしくはそれよりも後に産まれたのか、その答えは後程分かるかも……


転生前、虐待を受けて育ってきた。

家業は葬儀屋。

片親で、母は小学生になった頃、病気で死んだ(主人公を産んでから母は身体が弱くなった。それが原因で主人公は父から虐待を受けていた。表面上は優しかった母の最期の言葉は「あなたなんて産まなければよかった」)


その頃から放課後は近くの図書館にこもっていた。

中学生の初期は現実逃避のためにオタク趣味に走り(お金がないからブームが去った少し前の中古の漫画にラノベ、小さなテレビで流行りのアニメを見ていた)。

その後さらに悪化した父の虐待から逃れるために本格的に武術(空手、中国拳法)を学ぶ。


最終的に親に売られて地下闘技場での試合中(数十試合勝利を重ねたあと、この試合に勝てば自由の身になると言われ、素手で自分より遥かに格上の剣術の達人『上泉景久』と戦って)身体中を斬り刻まれ両脚を切断され死亡。


リングネームは『無手の死神』

不撓不屈の美しき鉄人という通り名もある。

生前は、身長165センチ、体重61キロ。

師匠紅花の形見である紫色の紐で髪を結っていた。

試合前には『ブースタードラッグ』という寿命を縮める薬物を打っていた。

黒い防刃グローブと手甲と足甲と鎖帷子を付けて空手の道着とカンフーパンツを着て素手で戦う。

生前は顔に大きな斜め傷が走っていた。

闘技者である高森柩の戦績は13勝2引き分け1敗。

1敗は過去に上泉景久に。そのときに顔に大きな刀傷を負った。


享年18歳。最終学歴高卒。

異世界転生して7歳のときに前世の記憶を思い出す。

体内魔素が並外れて多いため、魔術の扱いに長け、生まれつき魔物に好かれやすい性質を持つ。


生前の経験により、生き物の姿形にはこだわらずその者の在り方を見るため、亜人や魔物にも一切の偏見がない。

恋というものが理解できない、愛情欠落者。

生前の鍛錬により、精神力が強く、痛みにも強い。


生前、河原で出会った中国人の女師匠に中国拳法を5年間教わっていた。

毎日のように吐いて気絶するまで鍛錬を重ね、その肉体は人の限界を超えた。師匠の言葉は心に響いた。親代わり、いや、実の姉のように慕っていた。ファーストキスの相手も師匠。しかしその師匠はヒツギの高校卒業式の日に見知らぬ子供を庇って交通事故で亡くなっている。

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