第15話 愛の力

国連長「なぜ、止まっている?そのまま押し込め!」

しかし、キタキツネは一向に命令を聞こうとしない。

これ以上園長と戦うことを拒否するように首を横に振る。

園長「野生本能だよ…」

国連長「!?」


人間を含む野生動物は全て、本能、のままに行動している。

考えて行動している、というのは全て言い訳に過ぎない。

野生本能とはどの動物にも備わっている機能である。

人間が言葉を喋れるようになるのと同じように、動物も本能を使い学習、発展してゆく。

そして主に野生動物が受け持つ大の部分は、

「動体視力・危機管理能力・勘知能力」であり、キタキツネが止まった理由の根源でもある。

そう、キタキツネは本能的に察したのだ、狩ってはいけない。戦っては行けないと。


そしてもう1つ、キタキツネを止める原因となったものがある。

「フェロモン」だ。

ヒトは個体によって発するフェロモンの匂いが違うが、動物はそれを嗅ぎ分ける能力を持っている。園長のフェロモンがキタキツネの大脳を刺激し、脳から停止命令を出せるまでに至ったというわけだ。そこからキタキツネの脳が匂いを分析、自分に身近な個体だと、言うことを確信した。


そして何より、それを作る為の 愛

が二人の間にあった、ということだ。


園長「どうだ国連長。これが愛の力だ。」

そしてここで形勢は逆転した。



















14:25



???「zyaparipa-ku examination begin.」

ジャパリパークの調査を開始する。

????「Are you ready? some compete

sound be audible.」

ほんとに?何か争ってる音も聞こえる。

???「YES zyaparipa-ku is animaruga-ru

be required.」

あぁ、ジャパリパークにはアニマルガールがいるらしいしわよ。

????「Roger haー my tyousataityou is

be embarrassed.」

了解、はぁー、うちの調査隊長には困ったものだ。

???「Welcome to zyaparipa-ku…ようこそジャパリパークへ、か…楽しみだわ…」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る