第16話 涙、再開、決意
国連長「チッ…仕方がない…1度引くぞ…だが覚えておけ…この骨の痛み忘れはしないぞ…」
園長「次に会った時はお前を殺す…キタキツネの痛み分けだ…臓器ひとつじゃ済まさないぞ…とっとと失せろクズが!」
国連長「くっ…全員退却。とりあえず本部に帰るぞ…ジャパリパークの危険性がよく分かったからな…フフッ…」
こうしてジャパリパーク国際連盟襲撃事件は巻を閉じたのだった。
一週間後…
ジャパリパークのとある病院で1人のけものが目を覚ました。病室には、園長、ギンギツネ、ミライが待機していた。ベットに寝ているのは勿論キタキツネだ。
キタキツネ「ん…っぐ…はっ…!?」
園長「キタキツネ…目が覚めたんだな…」
キタキツネ「園長…?」
園長「キタキツネ……よがぁっだぁぁ」
園長は泣きながらキタキツネを抱きしめた。
キタキツネ「園長…えっ?いきなりどうしたの?あついよ…?」
ギンギツネ「やっぱりキタキツネがいてこその私達だもの…」
ギンギツネは大粒の涙をボロボロ零しながらキタキツネと園長を抱きしめた。
数分間再開した喜びを涙という言葉で分かちあった。
ミライは何故か病室を出た。
ミライ「雪山ファミリー復活ですね……めでたいことです…ほらカコ博士、あなたも早くおいでなさいな…こんなにもめでたいのに…カコっ…!ぐっ…必ず…また…!」
祝いの涙、決意の涙。このふたつがまたジャパリパークを左右する運命となるのである。
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