第4話 掃討作戦

ミライ「副機長!ジャパリライフルの準備を!」

副機長「了解、ジャパリウィングを戦闘態勢へと移行、コード37809837B8485S2937、

パスコード2387、コマンド、ジャパリライフル輸出」

副機長がパスコマンドを唱えると飛行機内部の上部からライフルが出てきた。

ミライ「みんな弾薬消費は極力抑えるように、フレンズさん達には絶対に当てないでくださいね」

職員一同「了解!」

職員たちはライフルを素早くリロードすると陸上にいるセルリアンに対して目標殲滅射撃を開始した。

飛行機後方、

園長「セルウィング、厄介な奴だ…素早く倒すとしよう」

園長の右手からサンドスターが溢れる。

園長「精製、サントスターアロー‼︎」

セルウィングは、園長に向かって攻撃し始めた。

園長はそれを鳥のフレンズの力で空に浮いて回避する。

そして奴の石に攻撃を当てた、しかし一発では砕けない。

セルウィングは学習したのか、むやみに攻撃を出してこなかった。

園長(これはあいつの手下と見て間違い無さそうだな…あの野郎面白い事しやがる…)

ヴォォォ

セルウィングが唸り声を上げる。

園長「でもまだ学習不足だ‼︎」

セルウィングが攻撃を繰り出す。

園長はそれを回避して、

石に狙いを定めた。

園長「これでどうだ!」

園長は弓の弦から手を離し矢を放った。

矢はセルリアンの石に当たり、見事に石を砕いた。

それを口をトキの様にあんぐり開けて、見ていた者がいた。

ミライ「園長…今のって…サンドスターの力ですよね⁈フレンズじゃないのに…」

園長「そうか…まだミライたちには、教えて無かったな…」

ミライ「なっ…何を?」

園長「俺はフレンズとヒトのハーフなんだ…」

ミライ「⁉︎」

ミライはこの時心に、驚きと同時に緊張感を覚えた。

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