外法の村 四 清新派教団

 王都は白城市と同様、高い城壁で囲まれた旧市街と城壁外に広がる新市街で構成されている。

 参謀本部は旧市街の中心にある王城の西側にある。


 天井の高い石造りの回廊を、先導する係官の後をついてゴーマとその肩に乗るエルル、ユニとライガがゆっくりと歩いていく。

 時々、軍服姿の職員らしき人間とすれ違うが、誰も彼らに注意を払わない。それは少し新鮮な感覚だった。


 参謀本部は軍の頭脳である。

 四神獣を従える四帝は王国の最高戦力であるが、あくまでその行動は参謀本部が立案した作戦に基づいて行われる。

 形の上では統帥権を握る国王が軍のトップであり、その下で元帥が全軍の指揮をとることになっている。


 しかし王も元帥もお飾りに過ぎず、実際の軍のトップは参謀本部の幹部将校、すなわちアリストアたち四名の副総長だといえる(もちろん参謀総長はお飾りに過ぎない)。

 特にアリストアは四人の副総長の中でも序列一位の首席副総長であり、絶大な権力を手にしていた。


 アリストアの執務室に着くと、ユニたちはまずその手前の控室に通され、ここまで案内してきた係官から秘書官へと役目が引き継がれた。

 糊のきいた軍服を見事に着こなした秘書官が二人の前に立ち、手を差し出して挨拶をする。


「アリストア様の秘書をしておりますロゼッタと申します。

 お見知りおきを」

 二人はそれぞれ握手をして自分の名を名乗る。ゴーマは美人秘書官の手を握れて露骨に嬉しそうだった。


 ロゼッタは職業上身につけたと思われる笑顔でゴーマをあしらうと、すぐにユニの傍らに体を寄せる。

 その顔に浮かんだ微笑みには、混じりけのない好意が浮かんでいた。


「あなたがユニさんですね。

 アリストア様がたいそう褒めておられましたので、どんな方かお会いするのが楽しみでした」

「はい? 副総長殿が私をですか?

 何かの間違いでは……」


「まあ、ご謙遜を……。

 でも、こんなかわいらしい方だとは思いませんでしたわ」

 ロゼッタは艶然とした笑みをその場に残して、二人の来着を告げるためアリストアの執務室に入っていった。


 昨夜、祭司が辞去した後、ロゼッタは来客用の茶器を片付けながら、アリストアに聞いてみた。

「それにしてもユニさんですか、二級召喚士殿はずいぶんと手回しのよい方ですのね」

 アリストアは苦笑して答える。


「まったくだ。多分、娘のためだと言い含めて両親にあれこれ指示をしたのだろうね。

 医者を叩き起こして呼びつけるくらいのことは自分でやったかもしれんが。

 何にせよ、確かに頭のまわる優秀な人間だよ。

 もっとも、私も最近それを知ったばかりだ。

 ――自分の不明を恥じるべきだろうな」

「そうですか」


 ユニに関する会話はそれだけだった。

 それ以上あれこれ詮索することは秘書としての分を超えている。

 だが、それだけでもロゼッタはユニに強い好意を抱いた。


 同じ女性として、少女を弄ぼうとした僧侶を叩きのめし、危機を救ったという話は爽快であった。

 それ以上に優秀な秘書である彼女は、聡明な女性に共感を覚えずにはいられなかったのだ。

 

 ロゼッタはすぐに戻ってきた。

「まだ全員がそろっておりませんので、もう少しここでお待ちいただきます。

 その前にユニ様には先にお話があるそうです。

 どうぞこちらへ」

 「やはり来たか」といった顔で、ユニは彼女の後について隣室へと向かう。


 部屋の奥、大きな窓を背にしてアリストアが執務机の椅子に座っている。

 ユニは机の前に立つと、気をつけの姿勢で申告する。

「二級召喚士ユニ・ドルイディア。出頭命令により参上いたしました」

 視界の端にお辞儀をして静かに控室に下がるロゼッタの姿が見えた。


 アリストアはユニの顔を見上げると、その前に何かの書類を放り投げた。口元にかすかに笑みが浮かんでいる。

「昨日の夜、神舎本庁が怒鳴り込んできたぞ。

 まぁ、その前に君の報告書とご丁寧な証拠の品が届いていたから、どうということはなかったがね」


 アストリアはわざとらしい溜め息をついて、組んだ両手の上に顎を乗せる。

「この件は『大したことではない』ということで神舎本庁と話がついた。

 何か質問はあるかね?」

「はい。私への処分はどのようになりますか」


「処分はない。

 神宮に押し入ったことは不敬だが、清めの儀式を誤解して、そこから少女を救おうとしたことは善意に基づくものであり、特に損害も出ていないので不問に付すということだ」


「負傷者もいないと?」

権祭ごんさい殿が肋骨三本を折る怪我をしたらしいが、階段を踏み外して転んだためだそうだ」

(『げっ、権祭司? あの坊主そんなに偉かったのか……』)


 アリストアは再び深い溜め息をつく。

「君は軍部と神舎本庁の間に無用の軋轢を引き起こそうというのかね?」

 ユニは極上の笑顔をアリストアに向ける。

「参謀副総長殿、私はよい手札をご用意したつもりでしたが、間違っていたのでしょうか?」


 アリストアは組んだ手の上に額をつけてうつむいた。

 そして「ふうっ」とたび溜め息をつく。

 その肩が小刻みに震え、やがて朗らかな笑い声が執務室に響きわたった。


「……ああ、わかったわかった。私の負けだ。

 それで褒美は何が欲しいのかね?」

 ユニは迷うことなく答える。

「被害者とその家族の安全を――」


「――それだけでよいのか?

 心配はいらんだろう。権祭司殿は負傷が癒え次第、辺境の神舎へ飛ばされるそうだ。

 こちらが余計な噂を広めないという条件付きだがな。

 確かに今回の件で、軍部は神舎本庁に一つ貸しをつくった。何かの時には役に立つだろうな。


 ――さて、この話はこれで終わりだ。

 控室に戻りなさい。

 あと二人呼んでいるから、揃ったら入ってきたまえ」


 ユニは控室に戻った。ゴーマと目があうと、指で丸をつくり「おとがめなし」と伝える。

 ちょうどそこへノックの音がして、二人の軍人が入ってきた。

 一人はロック鳥を使役する国家召喚士、金髪の若者アラン・クリスト。

 もう一人は二十歳前後と思われる若い女性だった。


 栗色のゆるくカールした長い髪、白い肌の整った顔立ち。

 士官用の軍服を身にまとっているが、ロゼッタと違って下はズボンを着用している。

 色気には欠けるが、スタイルのよさは隠しきれない。


 襟章でロゼッタと同じ中尉に任官されていることが見てとれた。

 ゴーマは初対面らしかったが、ユニはすぐに気づいた。

 魔導院で四年下の後輩、エディス・ボルゾフだ。


 彼女は代々王家の御用商人を務める裕福な家の娘で、貴族ではないが下手な貴族では足元に及ばないようなお嬢様のはずだった。

 アリストアに呼ばれていなければ、エディスとの久々の再会を喜び合うところだったが、ユニは「お久しぶりね」とだけ言って、真面目くさった顔で彼女と握手を交わした。


 一同が揃ったところで執務室に通され、アリストアの前で型どおりの申告を行う。

 それが済むと、場に少しなごやかな空気が流れる。全員が魔導院の先輩・後輩なのだから無理もない。

 アリストアが最年長のゴーマを気遣って、最初に声をかける。


「ゴーマ先輩はこのところユニと行動を共にしているようですね?」

「ああ、この娘といると退屈しないってことがわかってな」

「イネ村でオークの駆除をしていたとか。何か面白いことがありましたか?」

 ゴーマの顔がすっと真顔になる。


「いや、面白いことはなかったが……。

 リリス先輩が旅立たれた」

「リリス先輩?

 ……あの〝芍薬しゃくやくのリリス〟ですか?」

 アリストアの表情に動揺の色が浮かぶ。


「ああ。名前を変えてイネ村で薬師として暮らしていた。

 俺も驚いたよ」

「そうでしたか……。

 優しくて、美しいひとでしたね。そうですか、逝かれましたか……」


 少しく沈黙が執務室を支配した。

 やがてアリストアは物思いから覚めたように「ふう」と息を吐き、事務的な口調を取り戻した。


「さて、今日君たちに来てもらったのは、参謀本部で立案した作戦を実行してもらうためだが、その前にいろいろと説明しなければならないことがある。

 ダキニ村とケド村で起きた事件のことは全員知っているね?」


 ユニ、ゴーマ、アランの三人は当事者なので当然だが、エディスもうなずいたところを見ると、事前に説明を受けていたのだろう。


「言うまでもないが、武装したオークの集団が二つの村を襲撃し、ダキニ村は一人を除いて住民が全滅した。

 オークの集団には指揮官がいたが、それは召喚された幻獣だったことがわかっている。

 召喚士はその場で殺害されたため、召喚獣と思われるオークは消滅した」


 今度はユニを除く三人が息を飲む。

 召喚士の死体を回収したアランでさえも、オーク召喚の事実を知らされていなかったようだ。

 三人が口々に何か言い出そうとするのを、アリストアは片手を上げて制する。


「言いたいことがあるのは理解するが、私の話が終わるまで待ってくれないかな。

 多分君たちの疑問に対する答えも含まれているはずだ。

 よろしいかな?」


 彼にそこまで言われてはもう何も言えない。

 その場の沈黙を恭順の姿勢だと判断し、話は再開する。


「その後、軍による現場検証と、回収した召喚士、並びにオークの死体を詳しく調査した結果、いくつかの事実が判明した。


 ――まず、召喚獣であるオークの配下となっていたオークどもだが、辺境を襲う体長二メートルほどのオークに比べると、体長一・八メートル程度で明らかに体格が劣っていた。

 ……結論を言えば、彼らはオークが人間の女に産ませた混血種であることがわかった」


 これにはユニもほかの三人と同じく驚きの表情を見せる。

「おぞましいが動かしようのない事実だ。

 ……これは公にはできない話だが、かつてこの魔導院でもオークのオスと人間の女を掛け合わせるという実験が行われたことがあるそうだ。

 私が生まれる遥か昔のことだそうだが、その記録が残っていて、回収したオークの血液を分析したところ特徴が一致したそうだ。


 ――記録によればオークの種が女の身体に宿り、成熟するまでの期間は約五か月、期間は人間の半分だが胎児は人間の倍以上に育つ。

 当然、産道を通れる大きさではない。

 奴らは十分に成長すると、母親の腹を食い破って生まれてくる。

 もちろん母体は助からない。


 ――君たちが言いたいことは分かる。

 わが国でそんな穢らわしい実験をしていたとは信じたくないだろう。

 だが、それが事実だ。

 当時実験に使われた女は重罪を犯した死刑囚だったそうだ。……慰めにも言い訳にもならないだろうがね」


「それでは今回の件では、少なくとも三十人以上の女が犠牲になったということになりますね。

 オークの年齢はわかったのですか?」

 口を挟むなと言われていたことを忘れたユニの問いに、アリストアの眉が少し上がる。


「オークは早熟だ。解剖を担当した医師の話では十五から十八年生くらいだろうということだ。

 君はそのくらい前に三十人以上の女性が行方不明になった事件があったのか、と言いたいのだろう?」

 ユニは黙ってうなずく。


「わが国では年間に一定数の行方不明者が出る。

 だがその半数ぐらいは、無事か死体かは別にして見つかっている。

 十五から二十年前にその数が急に増えたという事実はない。

 それにそうした行方不明者が出るのは、王都や四古都などの都会がほとんどだ。


 ――連れ去ることが目的なら、狙うのは辺境の開拓村ということになるだろうが、辺境ではめったにそうした行方不明者が出ない。

 三十人なんて数の行方不明者が出たら大事件だよ。


 ――断定はできないが、哀れな犠牲者は他国の者だと推測するのが妥当だろう。

 わが国では禁じているが、他国ではまだ奴隷売買が続いている。

 私ならそういう安全な手段を選ぶだろうね」


 しばらく重苦しい沈黙が続いた。

 オークに犯されたうえに子どもに腹を食い破られて絶命した女たちのことを思うと、それぞれの胸にどす黒い怒りのおりのようなものが溜まっていく。

 その空気を打ち破るように、アリストアは次の話題に移る。


「次に召喚士の方だ。

 男の名前はシド・タキリス、辺境北部のユキリ村の出身で四十五歳。

 神聖統一教の改革教団の一つで清新派を名乗る分派の僧侶だ。

 二十年前に清新派が起こした騒ぎで教団とともに国外追放となっている」


「……清新派の騒ぎって、理想郷をつくるとかいって無許可で村を開拓しておいて、年貢の納入を拒否した事件ですよね」

 アランが口を挟んだ。


 「よく知っていますね」と上司に褒められた若者は、顔を赤くして照れている。

 アリストアは、口を出してもらった方が説明しやすいと思い直したらしい。


 神聖統一教の腐敗を最も激しく糾弾したのは、ほかならぬ教団内部の僧侶たちだった。

 多くは若く理想に燃える者たちで、彼らは改革派と呼ばれた。

 清新派はその中でも過激派と目されていた一派である。

 彼らの考えはこうだった。


 神々は人が正しく生きることを望んでいる。

 正しい生き方とは何か、それは勤労に励むことである。

 神に仕える僧侶は人々の範でなければならない。

 祈りを捧げるだけで金を集め、ぬくぬくと暮らすのはもっての外だ。

 僧侶こそ人に率先して社会のために労働しなくてはならない。


 彼らの思想を実践するのにもってこいの地域が辺境だった。

 清新派の僧侶は積極的に辺境の開拓村にやってきて、質素な生活を送りながら一日の大部分を労働奉仕に費やした。


 潅漑用水を引き、柵を修繕し、木を伐採して根を掘り起こす。

 わずかな食料以外なんの見返りも求めず、ひたすら村のために働く僧侶を村人たちがどう思ったか、容易に想像できるだろう。


 清新派はまたたく間に熱烈な信者を獲得し、辺境における最大勢力の教団となった。

 信者の中からは出家する者も珍しくなかった。


 増加する若い僧侶と熱烈な信者をどうすべきか。教団が出した答えは、自らの手で原野を開拓し理想の宗教村落を実現しようというものだった。


 新たに開拓村を拓く場合は王国に許可を求めるのが決まりとなっていたので、当然教団は開村の許可を申請した。

 ところが、神聖統一教の腐敗を批判する清新派が、辺境で勢力を急拡大しているのを苦々しい思いで見ていた同教の包括組織である神舎本庁は、王国政府に圧力をかけ、申請を握りつぶしてしまったのだ。


 清新派の指導者たちは、申請の許可がいつまでたっても下りないのは、神舎本庁の圧力だとすぐに悟った。

 子どもでもわかるような露骨な手口だったから当然だといえるが、それに対する清新派の手段もある意味子どもじみたものだった。


 彼らは許可が下りないまま、開拓を強行したのである。

 だが、辺境の開拓は王国にとっては歓迎すべきことであり、許可がないからといって妨害するようなものではない。


 したがって清新派の行動は〝黙認〟ということになった。

 神舎本庁の幹部は地団駄を踏んで悔しがり、この時点では清新派側の勝利だと思われた。


 風向きが変わったのは、清新派が村を開いて四年目のことだった。

 開拓を始めて三年間は、原則として租税が免除されることになっていた。

 最初のうちはろくに作物が実らないのだから当然である。


 三年を経過すると、〝竿調役さおしらべやく〟という地方役人がやってきて〝ものり〟(生産高)を調査して、その年の税率を定めることになっていた。


 それは土地自体の生産力に働く側の生産効率を加味して細かく定められるものだが、ざっくり言うと生産高の五割を〝年貢〟として国に納めるということになっている。


 もっとも五割と言ってもこれは建前で、災害や天候不順による減免、農民に言うことを聞かせるためのサービス(期限より早く納税すると数%割引されるとか)がさまざまあって、実質的には四割を少し切るくらいだと言われている。


 ところが清新派は、この公称五割の納税を拒否したのだ。

 誰の力も借りず、自分たちだけで開拓したのだから、国に納めるのは三割で十分だ。

 ……というのが教団側の主張だった。


 教団が独自資金で開拓を成功させた功績にかんがみて、国としても当初はその要求を認める方針だった。

 だが、これに猛烈に反発したのだが神舎本庁である。


 彼らは開拓が〝無許可〟であることを責めた。

 独自資金の開拓に対して、国に納める税額を三割に減免する制度は確かに存在するが、あくまで事前に許可を得た場合に認められる褒美のようなものだった。


 それは法律に明記してあることなので、無許可の開発にこれを適用することは断じて認められないと強硬に主張したのである。

 この論争は情理においては清新派に、法理においては神舎本庁に分があった。

 そして国を動かすのは法である。


 結局、清新派の要求は認められず、軍を伴った徴税官が強制執行を断行することになった。

 これに反発した清新派側は、バリケードを築いて投石を繰り返すなどして抵抗を見せた。


 実をいうと、清新派の指導者たちは、国が正式に三割納税の要求を却下した時点で、五割納税やむなしと決定していた。

 ところが現場の若い僧侶や信者たちは、すでに教団幹部のコントロールが効く状態ではなくなっていたのだ。


 上層部の意に反して対立は先鋭化し、暴力の応酬へと発展していった。

 ついには武力で圧倒する国軍が村の抵抗を排除して村内に侵入すると、追い詰められた若い僧侶たちは農産物の貯蔵庫や、収穫を目前にした麦畑に火を放つという手段に打って出た。


 こうなるともう滅茶苦茶である。

 執行しようにも徴収すべき農産物は灰となっている。

 引っ込みのつかない徴税官は、村の僧侶・信者を根こそぎ検挙して、一番近い古都の蒼城市に連行、投獄した。


 罪状は「国家反逆罪」である。

 もう少し穏やかな罪状を選べばよかったのだが、混乱した徴税官は国家の方針に逆らう者=国家反逆罪という短絡的な思考に囚われてしまった。


 一方、神舎本庁はこれを聞いて狂喜した。

 ただちに清新派を異端認定して、一人残らず国外対処させるよう、猛然と運動を開始した。

 結局、国は神舎本庁の主張を受け入れ、清新派僧侶とその信者を国外追放してしまった。


 これが清新派をめぐる騒動のあらましである。

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