第466話 やっとこさ開戦

 太陽が中天を横切る頃、布陣が完了している両陣営のうちエレフセリア帝国軍とアリシテア王国軍の連合軍側は、その時を今か今かと待ち望んでいる。対して、セレスティア皇国軍はヘイスティングスのせいで落ちた士気が上がりきっていないのか、傍目に見ても覇気がないのを窺えた。


「いいですか、これは【聖戦】です! 悪しき魔王を討ち滅ぼすための戦いなのです! 魔王の操る洗脳魔法に注意して戦い抜くのです! 我らセレスティア皇国軍に栄光あれ! 女神フィリア様の加護の元に!」


「……導きを持って子羊を救わん」


 兵士たちの士気を高めようとするガブリエルは、結局のところ食事中のアリシテア王国軍側へ姿を現して協力体制を求めたが、ウカドホツィ辺境伯にすげなく断られて自軍へと戻ることになる。


 その去り際に『既に洗脳されていますね。仕方がありません。聖戦の名の元にその命を奪いますが、ご了承ください』と、言い放っていたのだった。


 対するケビンは連合軍の前へセロに騎乗し躍り出ると、高々と声を挙げて口上を述べる。


「いいか、お前たち! セレスティア皇国によると俺は魔王らしい。ならばあえて名乗ろう。俺はエレフセリア帝国の初代皇帝でもある、魔王ケビンだっ! 奴らは同盟国であるアリシテア王国の村々を襲い、女性を攫って乱暴したどころか、用済みになったら奴隷商へ売り払いやがった! こんな非道が許されていいのかっ!?」


「「「「「許すなっ! 許すなっ!」」」」」


「そうだ、許すなっ! 男なら性悪な女性以外は大事にしろ! 更にはそれをしたのは自軍ではなく、魔王である俺がしたと言うのだ。ふざけんなっ! 俺なら欲しい女は、正々堂々真っ向から口説いて自分の女にする!」


「「「「「そうだ、そうだっ!」」」」」


「「「「「嫁多すぎっ! 嫁多すぎっ!」」」」」


「「「「「羨ましいっ! 羨ましいっ!」」」」」


「待てぇぇぇぇっ! 今、変なのが混じってたぞ! 嫁が欲しけりゃ自分で何とかしろ!」


「「「「「ご教授をっ! ご教授をっ!」」」」」


「そんなもの当たって砕けろだ! やらずに後悔するよりやって後悔しろ! 世界は広い、この世界の中でお前たちを夫と認めてくれる嫁は絶対にいるぞ!」


「「「「「私にもっ! 私にもっ!」」」」」


「逆もそうだ、世の中には娶ってくれる男が必ずいる! 男が草食系なら食らってしまえ! 既成事実で夫にしてしまえっ! 女性を襲ったら罪だが、女性が襲うのはスケベな男なら喜ぶだけだっ! 襲って男をものにしろっ!」


「「「「「陛下娶って! 陛下娶って!」」」」」


「何でそうなるっ?! だが、まずは勝ち残れっ、話はそれからだ! 俺の嫁になりたければ勝ち残れっ! それと嫁になりたいなら覚えておけ、『みんな仲良く幸せに』がうちのルールだ!」


「「「「「みんな仲良くっ! 幸せにっ!」」」」」



◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 エレフセリア帝国軍が最高潮となっている頃、本陣みたいになっている軍議用天幕の中では。


「なぁ、これ戦争だよな? 途中から恋人探しのお悩み相談になってねぇか?」


「しかも~女兵士が皇帝陛下へ告白してたよね~」


「ケビン様は本気で娶るつもりなんでしょうか」


「みんな仲良く幸せに……ケビン君らしいね……」


 そしてその外にある馬車の中では。


「始まりましたね」


「あの人って皇帝陛下だったんだね」


「もう魔王って名乗ってるよ」


「優しき魔王」


「嫁多し魔王」


「エッチな魔王」


「きっと私たちもお嫁さんにしちゃうんだよ」


「でも優しい魔王様ならいいかな」


「村にはもう帰れないもんね」


「魔王様の花嫁になるなんて思ってもみなかったな」


「攫われる前までは村の誰かと結婚するって思ってた」


「穢されても受け入れてくれる優しい魔王様」


「みんな仲良く幸せに」


「いい言葉だね。綺麗事だってわかってるけど、信じたくなる」


「みんなで一緒に言ってみませんか?」


「「「「「うん!」」」」」


「せーのっ!」


「「「「「みんな仲良く幸せに!」」」」」



◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 一方で、最高潮のエレフセリア帝国軍の左翼に位置する、アリシテア王国軍では。


「エレフセリア帝国軍の士気はとんでもないな」


「閣下も士気向上のため、前へ出られては?」


「儂には無理だ。皇帝陛下だからこそあそこまで慕われ、皆がついていく。お前が仮に皇帝陛下だったらどうだ? 一般兵に嫁が多い、羨ましいと揶揄われて不敬罪を問わずにいられるか? あのような口上の返答を許せるか?」


「無理でしょう。下の者が上の者に不敬を働くなどありえませんから。それにあの返答は常識からしてありえません」


「儂もそうだ。下の者にバカにされては不敬罪を課すしかない。だが、皇帝陛下はそんなもの昔から気にしなかったそうだ。自分がバカにされても気にはしないが、親しき者がバカにされるのは許さないらしい」


「だから帝国兵は不敬罪を気にせず皇帝陛下を揶揄うと?」


「そうではない。言うなれば、立場を無視した友人関係よの。友人同士のバカ騒ぎを見ておるようだ」


「言い得て妙ですね。友人関係と言われてしまえば、あの砕け方も納得できます。普通なら規律を重んじて、あのようなことになるのはありえないのですが」


「皇帝陛下以外ではそうであろうな。上下関係がちゃんとしておる。だが、ひとたび皇帝陛下がそこに加われば見ての通り団結力が増し、士気がうなぎ登りで上がっていく。あれは並の指揮官や将軍では太刀打ちできまい」


「上下関係をなくし友人関係とすることでの部隊運用……人柄なくしてはありえませんね。私だと最初は耐えても途中で怒鳴ってしまうでしょう」


「それが人よ……皇帝陛下はいささか人の枠から外れておる。自分のためより人のために怒る。なかなかできることではない。今回も攫われた女性たちのために怒った。その場で激怒して敵陣だと言うのに、そこの指揮官を躊躇いなく粛清する。遊びで済ませるはずの戦争を本気でやるおつもりだ」


「皇国軍に生き残りは出るのでしょうか?」


「……女兵士は確実に生き残るようだ」


「……女性……ですか……」


「皇帝陛下だからな」


「皇帝陛下ですね」


 途中までシリアスに会話していた2人の話は、生き残る敵兵の話になるとたちまち軽いものとなり、ケビンが女性であれば敵兵でも生かしてしまうことに、妙な納得と信頼感を得てしまうのであった。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆



「総員、かかれー!」


 ガブリエルの指揮が高々と響き渡るが、兵たちの足取りはどこか重い。皆一様に思っているのだ。『この戦いに大義はあるのか?』と。当初であったのならそれを胸に抱き、士気の高いまま戦いに挑んだであろうが、ヘイスティングスの1件がそれを砕いてしまった。


 ドラゴンの粛清に続きケビンの粛清によって魔物の巣へと送り込まれてしまった白の騎士団ホワイトナイツ。人の口に戸は立てられないように少しずつ少しずつ粛清された理由が伝播していき、白の騎士団ホワイトナイツの信用は地に落ち、それを認めようともしない総団長に対しての不信感。


 それらの状況が生んだ士気の低下によってセレスティア皇国軍側は、こんなくだらない聖戦で殺されたくないという意思だけで動いていた。


 対してエレフセリア帝国軍側は統率された指揮の元、兵士たちは勝ちに行くため戦いへとその身を投じる。セレスティア皇国軍側と違い大義があるからだ。


「魔術師部隊、支援魔法放て!」


「弓兵部隊、矢を射掛けろ!」


「騎馬部隊、1番槍を取り逃すな!」


「歩兵部隊、進めっ!」


 自国の皇帝を魔王呼ばわりされた上に、同盟国で起こった村々の被害。奇しくもヘイスティングスの1件は、落ちた士気を再上昇させるには充分過ぎるほどの略奪行為であった。


 加えてケビンの前口上である。ケビンらしさによって適度に解された緊張感。自国の皇帝が自ら魔王と名乗るなら、自分たちも魔王の兵として戦うと。


 本来なら悪しき者の兵となることなど自らの抱く誇りが許さないが、皇帝が悪しき者でないことなど百も承知。たとえ魔王の兵と呼ばれても痛痒を感じず、ゆえに自ら魔王の兵と名乗ることも辞さない。


 あからさまに違う士気によってエレフセリア帝国軍側は、セレスティア皇国軍側を呑み込んでいく。


「我らも負けるな! 良き隣人である帝国兵が、我らの悲しみのために剣を抜いた! 我らに悲しみを与えし敵を、良き隣人に全て押しつけるなど言語道断! 兵士よ、悲しみを怒りに変えろ! 怒りという名の薪を自らの力にくべよ! 眼前の悪しきセレスティア皇国軍を討ち滅ぼせ! 総員、突撃ぃぃぃぃっ!」


「「「「「うおぉぉぉぉっ!」」」」」


 エレフセリア帝国軍に負けじとアリシテア王国軍の兵も、ウカドホツィ辺境伯の結局は気分が向上してやった前口上により、士気がより一層高くなった状態でセレスティア皇国軍へと攻めていく。


 戦場で交わる剣と剣。響き渡る数多の剣戟や怒号がこの地を埋めつくしていく。セレスティア皇国軍は矢の雨に晒され、飛んでくる魔法によって傷を負い、拙速を旨とする騎馬に踏み潰され、1人、また1人とその地に倒れていった。


「ケビンを魔王と呼んだ愚か者ども! 死を持って償いなさい!」


「ぎゃっ!」


「速すぎる! 敵はどこだ!」


 右翼ではキラリと光る武器の反射光とともに、瞬く間に駆け抜けていくサラによって圧倒的スピードで敵が地に伏していく。【瞬光のサラ】を前に歩兵が対処しようにも対処できず、気づけば斬られていて移動もままならず、為す術なくサラの的となって倒れていった。


 そして、左翼となるアリシテア王国軍側では、兵を置いてきぼりにしてマリアンヌが戦場を駆けていた。【インビジブル】の名は伊達ではなく、誰もその姿を目にすることがないまま、気づけば斬られていて倒れていく。


「ふふっ、愛するケビンを魔王呼ばわりなんて、万死に値するわ!」


「ど、どこだっ! どこにいる!」


「う、うわあぁぁぁぁっ!」


 敵を斬ろうにも相手がいないのではどうすることもできず、皇国兵は剣を前に構えたまま辺りをキョロキョロと見渡すだけであった。


「死になさい」


「ッ! ――」


 背後から凍えるような声音が聞こえたかと思いきや、振り向く間もなくその者は地に伏した。


 1撃1殺。敵に姿を見られないから、避けられることも防がれることもない。ただ気づいたときには時すでに遅し。暗殺でもないのに暗殺のごとき殺戮劇。マリアンヌの姿を誰1人として見る間もなく、現場は混乱したまま押し寄せてきたアリシテア王国軍に呑み込まれていった。


 最後に中央のシーラが参加している場所では、相変わらず地に足をつけて戦う者のことなど考えてもいないシーラの十八番が炸裂する。


「凍え死になさい! 《氷河時代の顕現アイスエイジ》」


 ケビン謹製の武器を片手に振るうその魔法は、通常時よりも強化されてしまい敵はおろか味方の兵士でさえも足を止めてしまう。


「「「「「……」」」」」


 その光景にただただ敵味方関係なく、その場の兵士たちは唖然とするしかない。今まさに敵と戦おうとしていたのに、その敵が剣を交える前に氷漬けにされてしまい氷像と化してしまったのだ。


「あの……恐れながら皇后陛下……」


「何かしら?」


「戦おうとしていた敵が凍ったのですが……」


「当たり前じゃない。私が凍らせたんだもの」


「その……誰と戦えば……?」


「奥にまだ残っている兵士がいっぱいいるでしょう。あれを殺せばいいのよ」


 シーラへと問いかけた兵士は前方を見るも、そこは元々雪は積もっていたけど戦いにくい程ではなく、大した積雪でもなかった場所だったのだが、今では辺り一面リンクスケートのような状態となり、白いけど雪ではなく氷となってしまい地面を覆っていた。


 その光景を前にして、兵士はシーラへ「あの氷をどうにかしろ」とはさすがに言えず、沈黙したまま上官の方へ視線を向けるが、その上官は更に上の上官へと同じように視線を向ける。


 そして両翼が剣を交えて戦っている中、中央だけは時が止まったかのような感じで、両軍兵士はお見合いをしているのだった。


 そのような場へ現れたのは総大将のケビンであり、溜息をつきつつもシーラの作り出した氷の世界を溶かす作業へと入る。


「姉さん、張り切り過ぎ……もう《氷河時代の顕現アイスエイジ》はナシだからね」


「わかったわ! あとは串刺しにすればいいのね!」


 シーラは言うが早いか行うが早いかといった感じで、早速氷矢を作り出すと敵陣に向けて撃ち放つのだった。


「あと、手加減。新兵の訓練にならないから、邪魔になるやつだけを的にして」


「了解よ!」


 いきなり最前線に現れたケビンによって凍らされた大地が雪もなく溶かされてしまうと、立ち止まっていた兵士たちはようやく戦えることに安堵していく。


 それから作業の終わったケビンが消えたら、兵士たちは息を吹き返したかのように敵兵へ向かって駆け込んでいき、シーラはケビンに言われたことを守りつつ、味方の援護へと回るのであった。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆



「こ、これはどういうことですか!? 全軍が乱れています!」


「あぁぁ、あちらさんの隠し球が暴れてるんだよ」


「か、隠し球とは何ですか!?」


「総団長も会っただろ? 向こうの総大将の傍にいた女性を。そのうちの誰かだな」


「困りましたね。これでは両翼がそのうち瓦解するでしょう。中央なんて酷い有様です」


 慌てているガブリエルとは違い、タイラーとヒューゴは冷静に戦場を分析して状況を理解していた。


「いたとしてもたったの5人ですよ! 5人で何ができるというのです!」


「全軍を引っ掻き回すことができてるねぇ。しかも5人出ていたのなら、その人数だけで現場を混乱させてるってことだ。恐ろしいことこの上ないぜ」


「恐らく3人でしょう。どんどん倒されている兵士は両翼とも1箇所のみですから。中央で先程の魔法を放ったのは魔術師のようですし、同じ魔法を使わないところを見ると、1回限りの魔法と予測ができます」


 ヒューゴはシーラの魔法を1回しか使えない大魔法だと勘違いをしているが、実際はケビンから止められているだけであり、撃とうと思えばまだ余裕で撃てることを知らずに見誤っていた。


「な、何とかならないのですか!? これは魔王に裁きを与える神聖なる聖戦なんですよ! 正義が負けるはずありません!」


「はぁぁ……総団長、うちにゃあ、正義なんてもんはねぇぜ。俺たちが今やってるのは侵略戦争だ。ヘイスティングスのせいでこっちに正義はねえ。こっちが悪であちらさんが正義だ」


 タイラーがヘイスティングスの話題を出してガブリエルへ理解させようとするが、ガブリエルは何かに囚われているかのように、自身の信じているものを疑おうとはしなかった。


「そんなはずはありません! 神聖セレスティア皇国が侵略戦争などと……これは神の名の元に戦う聖戦なんです!」


「総団長、どっちにしろ私たちは負けます。しかもほぼ殲滅されるでしょう」


「何故です!?」


 ヒューゴの話を理解しないガブリエルの狭窄した思考に、タイラーが不敬だと理解しつつもその考えを正そうとする。


「口上の際にわかんなかったのか? 最後の返答。俺はあんな兵士たちは初めて見たぜ。全くもって士気がねぇ。あんなんで戦場に出たら死ぬしかねぇぜ。俺が総団長の上官だったら総団長を殴ってるところだ」


「なっ!?」


「当たり前だろ? 兵士たちに死にに行けって命令したんだ。総団長は今日、約2万の兵士をその手で殺したんだ。いい加減自覚しな。さすがの俺も我慢の限界がある」


「タ、タイラー?!」


 タイラーの纏う雰囲気から何かを感じ取ったのか、ガブリエルが困惑するとヒューゴも同様にガブリエルへ理解させようと説明を始めた。


「総団長、私からも忠言させていただきます。この聖戦という名の戦争、騎士団長3名を連れていかれた時点で負けなんですよ。各団長の直下の騎士たちは困惑しています。たとえ騎士であっても一般兵に殺されるでしょう」


神殿騎士団テンプルナイツの騎士たちが、ただの兵士相手に負けるはずがありません!」


「負けますよ。たとえ騎士であっても中身はただの人間です。10人に囲まれて一斉に攻撃を受ければ簡単に死にます。総団長なら逆に敵を倒しそうですけど、現場にいるのはただの騎士です。数の暴力には勝てませんよ」


「そ……そんな……ことって……」


「なぁ、総団長……悪いことは言わねぇ。ここは一旦、白旗上げてでも兵を引かせようぜ。仕切り直して兵士たちの士気を上げてからの方が、今よりも幾分マシになる」


「――ッ!」


 タイラーからの『兵を引かせる』という提案に、ガブリエルはありえないほどの忌避感を感じた。そしてそれを言葉としてタイラーへ投げつけてしまう。


「悪しき魔王を相手にして、栄えある神殿騎士団テンプルナイツが自ら敗戦を選ぶなんてありえません! もう、2人ともいいです! 私が出て敵を討ち滅ぼします!」


 そう言い放ったガブリエルはランスを手に馬を走らせ、1番乱れている中央軍の戦場へと向かっていく。


「ちょ、総団長っ!?」


「ちっ、あの馬鹿が! ヒューゴは戦況の維持に努めて、無理そうならお前の判断で兵を引かせろ! ケツは俺が持つ!」


 取り残された2人はガブリエルの暴走に面食らってしまうが、タイラーが素早くヒューゴへと指示を出し、ガブリエルの後を追って戦場へと馬を走らせるのであった。

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