タイトルの通り、人気の異世界転生もの。
主人公は、いつの間にか異世界に居ました。
なぜそうなったのか主人公もわからず、考察していくところから物語は始まります。
地の文が会話調だからなのか、主人公の独り言に付き合うような感じで説明文が苦にならず、読者も物語に自然と引き込まれます。
何と言っても、所々にクスリと笑える要素がちりばめられており、ほのぼのとします。
目を閉じればその世界の情景が自然と瞼の裏に浮かび、匂いを感じました。
異世界の知識的な能力がありますが、転生したばかりで不思議なことやわからないことが多い世界――それを手さぐりに進む主人公と一緒になって読者もそれを知る楽しさを体感できるとても良い作品だと感じました。
※16話までを読んでのレビュー