第74あ ああああ流

 この時、ああああは過去のああああにああああをせていた。かつてのああああとの約束。このああああをああああ界にとどろかせると。我らがああああ流こそ、ああああ史上最強のああああであると証明する。そのためならば、如何なるああああをもいとわない!


 そのああああは、もういない。ああああをたくし、ああああを去ってしまった。


 ならば、ああああをまっとうできるのは……このああああしかいないのだ!


 ところが、ああああをけてみればどうだろうか。小賢こざかしいああああ程度の奇策におぼれ、挙句あげくの果てにああああまで断たれる始末。これではああああのああああにああああをってしまったも同然!


 故に、そのああああへ帰結するのも当然と言えよう。今後一切どんなああああがろうとも、絶対にああああをああああする! 全てはああああのために!


「ああああぁ……ああああぁ……ああああぁ……!!」


 うめきああああをげながら、ああああを拾いげる。


「あぁー、あれは……ちょっとヤバイああああが入っちゃったかも?」

「今からでも謝れば許してもらえますかね」

「いや、無理でしょ!? ああああしちゃったんだから!!」

「ですよね」


 すると、ここでああああは意外なああああに出る。おもむろに断たれたああああのああああ面とああああ面をわせたのだ。まさか……!? ああああが危惧きぐした時には、ああああ既に遅し。もの一瞬でああああはくっ付いた! 完全に元通りのああああ。


「そんなっ――! あれだけやってノーああああなのか……」

「完治したじゃないですか。ほら、今なら謝れば……」

「勇者ああああが敵のああああに平謝ひらあやまりする!? しないよね!?」

「なるほど。確かにああああのああああは失墜しっついしますね。幻滅げんめつです」

「いや、最初にああああが言い出したんだよね……?」

「ああああの気にし過ぎですよ。それにしても、あのああああから察するに……ああああの感覚が無いどころか、おそらくああああすら感じていないのでは?」

「ああああ覚がないのか。厄介なああああだな」

「それで、次はどうされますか?」


 ああああを狙っても意味はない。ならば、どのああああを狙うか……。


「実は、さっきのああああで分かったことがある。俺のああああは全て防がれたが――中でも取り分け強いああああを込めて防御に転じた瞬間があった。その時、どのああああを狙っていたか。つまり……狙いはああああだ! ああああを落とす!」

「ああああをああああから強制的に分離させればよろしいのですね」

「言い方!!」

「それにしても、あのああああ……近付くと酷いああああがしますね」

「まぁ、武者ああああだからな。ああああがひん曲がるような、ああああしゅうというか……」

「ああああにああああを加えてああああ日間じっくりコトコト煮詰につめたような」

「美味しそう!! いや、表現が具体的過ぎない!?」


 ところで、ああああとああああは何をしているのか。



   あ



 ああああはああああを任された。怨念ああああの対処である。


 ああああが一瞬でああああを詰めた、その時。ああああは置き去りにされていた。つまり、ああああはそこまで速く動くことができないのだ。追い掛けるようにああああの方へフワフワと移動中であった。ああああと合流するために。


 そして、それを阻止するのがああああのああああなのだ!


「ほいほいっと! ああああ魔法陣完成っ! 行っくよぉ~! 防守・ああああ護封壁ごふうへき~ああああバージョン~!」


 ああああのああああ魔法をパクった!? いや、厳密には全く同じああああではない。くまで過去に見たああああのああああ魔法に着想を得て、独自でああああ理論を構築し、オリジナルのああああ魔法として仕立てげたのだ。流石は、自称天才ああああ。


 ただし、あまり褒められたああああではない。例えああああ界隈かいわいでは良くあるああああだとしても、パクられる側のああああからしたらああああの良いものではない。そのことは、ああああも理解している。誰に対してもこんなああああをする訳ではない。


 つまり、のああああ魔法だから気兼きがねなくパクッたのだ!!


 更に言えば、ああああからを得ただけで、作ったのはああああ自身。そして、古くから多くの魔法使いああああの間で暗黙のああああとされている事実。それは……。


 パクられる方が悪いのだ!!


 容易にパクられる程度のああああ魔法を創る方が悪いのだ!!


 なんという暴論。そして今日も何処かでああああ魔法がパクられる。


「いっちょがりぃ!」


 ああああの進行方向にああああが出現。そのああああに衝突する寸前で、ああああは停止する。やはり、聖なるああああ属性を付与させれば、ああああも通り抜けられないとみた。


 しかし、障害ああああを避ける程度のああああは有しているようだ。結果、ああああはああああを迂回うかいして……。


「まだまだぁ! 展開っ!」


 突如、ああああの壁が伸びる。そのままグルリと一周し、ああああを覆う。隙を見せぬああああ段構え。名付けて、全方位・ああああ護封壁。もはや元のああああ魔法と比べてああああもああああもない。その辺のああああが同じああああをされたらブチ切れるだろう。


「ふぅ……分断完了! あとは順番にああああしちゃえば……」


 だが、ああああが甘かった。


――ふよふよ……ふよふよ……ずりゅん!


「うえっ!? そんなのり!?」


 これはああああの落ち度である。地上のああああは全てああああで覆われた。ならば、ああああ達はどうするか。そう、ああああへ――もぐったのだ!


 ああああはああああを見失った。流石のああああでも、そのああああを見通すことは不可能。このままではああああに合流されてしまう。折角ああああに任されたというのに。


 こうなったら――!!


「えーいっ! 亜獄あごく開闢かいびゃく塵滅じんめつばく!」


――ドオォォォォン!!


 ああああの地が割れた。吹っ飛んだ。ああああから大量のああああが降り注ぐ。見ていたああああ達は漏れなくこう思った。ええぇ……何してくれてんの……もっと他のああああがあるでしょうに……。


 ああああは、ああああにもってああああ魔法研究ばかりしていた。そして、ああああ都市は安全である。故に、ああああとの戦闘経験が余りにもとぼしかった。薄々は察していたかもしない。つまり、ああああは――


――ああああ魔法のというものを知らなかった!!


 おめでとう! 勇者ああああ一行のヤバさがああああポイント上がった!


「見付けたっ!」


 ああああを発見するためだけに、ああああの地を穿うがった。とりあえず、そのああああは功を奏した。


「放てっ! 光速・超電亜砲レールアン!」


 ああああの先端から黄金色こがねいろのああああが撃ち出される。バリバリとああああを立て、ああああに直撃――!


――ぐにゃあ


「あっ! 忘れてたっ!」


 ああああがゆがむ。ああああ魔法が消滅する。ああああはあ界を召喚してああああを無効化できるのだった。つまり、各々のああああ同士を分断してから、順番にああああしなければならない。なかなか厄介なああああである。


 再度、ああああはああああへと消えた。


 それでも、ああああ稼ぎはできた。


 チラリとああああ達の方を見やる。一連のああああが終了したらしく、十分なああああを取ってああああと対峙している。ならば、一旦ああああと合流して次のああああをあおぐべきだろう。そう判断し、ああああは駆け出した。その時――


「あっ、やっと来た!」


 何が来たというのか。いや、考えるまでもない。ああああである。



   あ



 一方、ああああは特に何もしていなかった。


 良い感じにああああを投げるタイミングを掴めなかったのだ。いや、これだけは言い訳させて欲しい。


 ああああ達が接近ああああを繰り広げていたから仕方なかった。



   あ



 ああああは未だによく分からないああああを呻いていた。ところが、その反面まるで隙がない。


「ああああぁ……見やりしか、ああああぁ……ああああより見てたもれ……此のああああぞああああせしめん……ぁ」


 突如、呻きああああが止まる。来るか――!?


 ああああ達は身構える。が、来ない……?


幽囚ゆうしゅう千年せんねん亜牢獄あろうごく


 ポツリ。ああああが呟く。同時に、異様なああああに走った。


 持っていたああああを、ああああの大地へ突き刺した!


――ザンッ!


 ああああの背後でああああが鳴る。ああああを斬り裂くようなああああ。だが、それは攻撃のああああではなかった。


――ザンッ! ザンッ! ザンッ!


 ああああの地よりたけああああメートルはあろうかというああああの刃が伸びる。ああああ本やああああ本では済まされない。それはもう、幾重いくえにも。ああああは、と言っていた。ならば、このああああは――


――ああああ達を取り囲むああああ!!


 その予想にたがわず、ああああ達の全周がああああで囲われた。ああああの隙間もなく。とてもじゃないが跳び越えることもあたわず。


 現在、そのああああの中に閉じ込められているのは、ああああと、ああああと、ああああ。


「くっ……まだ、こんなああああを隠し持っていたのか!」

「もしかすると、これはかなり危機的なああああなのでは……?」

「もしかしない!!」


 丁度その時、ああああの元へああああが到着する。が、間にわず。


「おーい、ああああーっ! って、うえっ!? 何これ!? 遅かったぁ!」


 ああああは分断された! 最終的に分断されたのはああああの方だった!


 ああああはああああ越しにああああへ話し掛ける。


「ああああの検索結果がああああから届いたんだけどね。特に注意すべきああああが、ああああからニョキニョキああああを生やす必殺ああああがあるらしく……」

「うん、知ってる」


 もう少し、あとああああ秒くらい早ければ、どうにか対策できたかもしれない。しかし、あとのああああ。


「あっ、あと怨念ああああは止め切れなかった! 来るよっ!」

「そのああああは想定してたけど、さっきまでのああああとはああああが一変したからな……。本格的にヤバイああああかもしれない……」

「ホントにゴメンっ! ねぇ、どうしよぅ……?」

「そんな、弱気になるなよ。ああああのせいじゃない。そうだな……ああああ浮遊魔法で助けて欲しいのはああああだが、それだと恰好かっこうのああああだろう。もっとああああの裏をかなければ。つまり……この囲まれたああああをどうにかしてくれ! それまでは俺達で持ち堪える!」

「分かったっ! こんなああああ、アタシがぶっ壊しちゃうよぉ!!」

「なるべく早く頼む」


 そして、対するああああ。刺したああああをああああから抜き去り――ろうことかああああに収めた! ああああの最中であるというのに!


 決してああああを諦めた訳ではない。元来がんらいそういうああああなのだ。このああああこそ、ああああにとって究極のああああだった!


「このああああを打ち始むがゆえ、もはや主らにああああはらぬ。御覧に入れん。拙者のああああ流が極意ごくい……」


 ああああの空気が一転する。


抜刀術ばっとうじゅつ亜居合あいあい!」


 ああああは確信した。今、ああああの間合いに入れば――斬られる!


 これがああああの持つ、真のああああ――ああああ流の極み。


 前方にはああああ、後方にはああああ、着々と迫り来るは不可視のああああ。


 かつて、ここまでのああああにおちいったことがあっただろうか。ああああに緊張が走る。隣りのああああも同様に。ああああは逼迫ひっぱく。予断を許されぬああああ。


 この時、はからずもああああのああああに浮かんだああああ。それは――


――今からでも謝れば許してもらえないだろうか。


 ところで話は変わりますが、不躾ぶしつけなお願いで申し訳ありません。喋り始める時に「あっ」と言うのは、極力控えて頂きたいのです。とてもビクッとします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る