第22話 お前で最後だ

「――なんだぁ? 魔物かぁ? なんでここにぃ?」


 リザードマンの一体が怪訝そうに僕を見た。

 その視線はおおよそ仲間へ向けられる感情はなかった。

 怪しい。

 そう彼は言っていた。

 わかっている。そうなる予想はしていた。

 だから僕は見せつけるように爪を出した。

 瞳は鋭く、牙はむき出しに、総毛立たせて、慣れた姿を見せる。


 いつものことだ。

 いつものように演技をするだけだ。

 今だけでいい。

 自分で信じ込む。

 僕はヤバい魔物だと演じるのだ。

 僕は内心を隠し、威圧感を見せつける。


「オレは魔王軍調達部隊第十五隊三十二班班長、ワンダだ!」


 キッとリザードマンの隊長らしき魔物を睨む。

 彼だけは鱗の色が青く、他のリザードマンは緑だ。

 恐らくリザードマンの上位種だろう。

 僕の言動に隊長はギョロっと目を動かす。

 なんて威圧感だ。

 ううっ、怖くておしっこ漏らしちゃいそうだ。

 でも逃げるわけにも、怯えるわけにもいかない。

 演じ切るしかない。


「キシィッ! 魔王軍の調達部隊だとぉ?」

「そうだ! 貴様らは襲撃部隊か?」


 魔物達は顔を見合わせる。

 どうやら僕の言葉に対して、どうするか逡巡しているのか。

 魔王軍には幾つかの部隊がある。

 調達部隊、襲撃部隊、防衛部隊、哨戒部隊などだ。

 その中で調達、襲撃部隊は人間を襲うことが多い部隊であり、傍目からはどちらの部隊なのかはわからない。

 ゆえに僕は聞いたのだ。

 隊長は僕の質問に数秒の間隔を空けて、答えた。


「……襲撃部隊第八隊四十二分隊長、ロンドゥだ」


 襲撃部隊の分隊長か。

 僕よりは上の階級だ。

 ただそれほど離れてはいないし、部隊が違えばよほどの格上でない限りは問題ない。


「ロンドゥ分隊長。この村はオレが先に目をつけていた。

 手を引くのだ!」


 僕の叫びに襲撃部隊の魔物達は動揺している様子だった。

 それもそのはず。

 この言葉はただの虚勢ではないからだ。

 魔王軍の連中は血の気が多く、すぐに力を振るおうとする。

 強い方が正しい、負けた方が悪いという、弱肉強食が魔物の法でもある。


 しかしそんな適当で線引きが曖昧な魔王軍にも戒律がある。

 それが【魔王軍の兵士同士で争わない】ということだ。

 特に調達部隊と襲撃部隊では任が被る場合がある。

 村や人を襲い、物資を奪うことが調達部隊の主な任務だからだ。

 もちろんわざわざ人を襲う必要はないが、魔物にとっては奪うことが調達と同義と考える者の少なくないのだ。

 そして襲撃部隊も同様に村や街、行商人や旅人を襲撃することを目的としている。


 ならばなぜその部隊が分けられているのかという点については、僕は知らない。

 ただ適当な魔物達だから、その無駄な部分を整理していないんじゃないかとは思う。

 それに襲撃部隊は単純に人の都市を襲ったり、戦争を仕掛けるという面も強いため、調達部隊とは明確には違うという部分も、両部隊を統合しない理由かもしれない。

 僕の推定は置いておいて、とにかく任務が被った場合、魔物は互いに争わないように【早い者勝ち】という何とも幼稚な法を強いているのだ。

 これは軍法として掲げられているくらい強力な規範だ。


 逆らうことは魔王様に反抗すると同じこと。

 つまり。

 今の僕にとってこれ以上ないほどの武器となる。

 獰猛な魔物や知能の低い魔物、そんなこと知ったこっちゃないわという魔物には通用しないが、リザードマンは軍法を守るタイプの魔物だ。

 魔王軍に忠誠を誓い、真面目に働いている傾向のある魔物。

 つまり彼等には効くはず!


 さあ!

 引くのだ!

 というか引いてよ!

 もう引くしかないじゃない!

 僕の願いとは裏腹にロンドゥはきょろきょろと辺りを見回す。

 何をしているんだ?

 さっさと手を引いてくれないかな!


「貴様はぁ、調達部隊の班長であるとぉ、そう言ったなぁ?」

「そ、それがなんだ?」

「班員はどこだぁ?」


 ギクリ。

 班員は別の場所で畑仕事をしているんだ、ははは!

 なんて言えるわけがない!

 僕は動揺を表に出さず、冷静な振りをして返答した。


「待機中だ」

「では姿を現すといいではないかぁ?

 そもそも人間相手になぜこそこそと隠れているぅ?」

「……オレ達は班。数が少ない分、期を待つ必要があった。

 それを貴様らが台無しにしたのだ!」


 期なんてものはいつまで経っても訪れないけどね!

 この言い分はかなり苦しい。

 論点のすり替えである。

 ロンドゥは思考を巡らせていた。

 この魔物、案外、頭が切れるのか?

 状況を考えるとどう見ても違和感があるはずだ。

 それに気づいていないと信じるしかない。


「おかしいぃ、おかしいぃなぁ? なぁぜ、班員を呼ばない?

 なぁぜ貴様は村の中にいるぅ? なぁぜ、我々の邪魔をするぅ?

 なぁぜだ? なぁぜ? おかしいぃ、おかしいぃなぁ?」


 執拗に「なぜ」と言いながらロンドゥは僕を詰問する。

 彼の瞳に宿る疑念の炎は徐々に激しく燃え盛る。

 疑われている。

 確実に!

 動悸が激しく、思考がぐちゃぐちゃになる。

 こ、これはかなりまずい状況だ。


「さきほども言ったが、オレ達が先に村に目をつけていたのだ!

 おまえ達は別の村へ――」

「断るぅ」


 ロンドゥははっきりとそう言い放った。

 シュルルと声音を漏らし、僕を睥睨する。


「な、なんだと!?」

「断るぅ、と言ったのだぁ。貴様はぁ、何かぁ、怪しいぃ。

 嘘を吐いているなぁ? 違うかぁ?」


 その通りだ。

 僕は嘘を吐いている。


「嘘だぁ。異常に体温が高いぃ。嘘だぁ。嘘を吐いているんだぁ?

 調達部隊というのは嘘ぉ? ……これは本当ぅ。

 魔王軍というのは嘘ぉ? ……これは本当ぅ」


 ロンドゥは質問の度に何かを確かめていた。

 僕を凝視して舌を何度も出し入れしている。

 な、なんだ?

 もしかしてこの魔物……!?


「班長だというのは嘘ぉ? ……これは本当ぅ。

 班員がいるというのは嘘ぉ? これは……嘘ぅっ!」


 ギャギャッと興奮した様子でその場で飛び跳ねる。

 嘘だとバレた!?

 ど、どどどうして!?

 この魔物、まさか真贋がわかるのか!?

 体温? 体温の微妙な変化で判断している?

 そ、そんなことで嘘がわかるっていうのかっ!?


「この村を襲おうとしていたのは嘘ぉ? ……これは嘘ぅっ!

 先に手を付けていたというのは嘘ぉ? これも嘘ぅっ!」


 次々に僕の嘘が露呈していく中、僕はただ見守ることしかできない。

 何も。

 何もできない。

 演技をしてもバレる。

 嘘を言っても露呈する。


「……まさかぁ? 貴様ぁ?

 人を助けようとしたのではなぁ、あるまいなぁ?

 魔物がぁ? 人を? 助けようとぉ? 嘘だろぉ?」


 ロンドゥは僕をじっと見つめる。

 徐々に感情が瞳に現れた。

 それははっきりとした憤怒だった。


「本当ぅぅぅーーーっ!

 貴様ぁ! 魔物が、人を救うつもりだったのかぁーーッッ!

 すべて嘘ぉっ! 貴様は嘘つきだああああぁーーーッッ!」


 その場で地団太を始めるロンドゥ。

 僕はあまりの出来事に言葉を失った。

 バレた。

 すべてが。

 僕が人を救おうとしていたことが。

 僕は思わず後ずさっていた。

 演技など忘れて、素の自分をさらけ出していたのだ。

 僕は我に返ると再び演じる。


「ち、違う! オレは嘘を吐いていない!」

「うそうそうそぉ、ウソォォーーーッ!」


 完全に興奮してしまっている。

 魔物同士の争いは禁止だ。

 しかし例外は幾つもある。

 その一つ、魔物が裏切った場合。

 それが今、この場で適用される可能性が出てきてしまった。

 どうすればいい。

 恐らくもう、魔物達が大人しく帰還するという未来は訪れない。


 じゃあもう終わりなのか?

 僕は何もできず、この村は滅ぼされるのか。

 ガクガクと足が震えた。

 怖くて泣きそうだ。

 でも逃げない。

 もう逃げるなんてつもりはない。

 僕は死ぬかもしれない。

 そんなのは嫌で嫌でしょうがない。

 痛いのも怖いのもごめんだ。


 でも逃げないんだ。

 だって、誰かが傷つくのを見たくないから。

 関わってしまった誰かが殺されるのなんて想像したくもないから。

 ロンドゥの、剣を握る力が増した。

 敵意が明確にそこにはあった。

 殺される。

 そう思った時、


『や、やや、やめて! ね、猫ちゃんを、こ、殺さないでっ!』


 僕を庇うように前に出たのはルルちゃんだった。

 どうしてここにいるのか。

 なぜ僕を庇っているのか。

 そんな疑問を持つと同時に僕は気づく。

 ルルちゃんの小さな背中は恐怖に震えていた。

 僕を救うために?

 怖くてしょうがないのに、店から飛び出したのか?

 僕が魔物だって気づいていたはず。

 両親を殺した魔物の仲間だってわかっていたはず。

 それなのに、自分の身を顧みずに飛びだしたのか?


「人ぉ、人と関わりぃ、魔物に仇為すものぉっ!

 魔王軍の法律ぅを守らない魔物ぉ! 裏切り者には死をぉーーっ!

 人と交流する魔物はすべて殺すぅぅーーッッ!」


 ロンドゥは激昂し、ルルちゃんに向けて剣を振り下ろす。

 咄嗟のことだった。

 僕は一歩前に踏み出す。

 そのまま。

 ルルちゃんを凶刃から庇うように抱きしめた。

 次の瞬間、重い感触が背中に走った。

 熱と激しい痛みが一瞬の内に感覚を支配する。


「がっ……!」


 口から漏れる血。

 全身を駆け巡る痛み。


『ね、こちゃん……?』


 掠れるようなルルちゃんの声が耳元で聞こえる。

 ギリッと歯を食いしばって、僕はルルちゃんを突き飛ばした。

 振り返ると、ロンドゥが次の行動に移る最中だった。

 僕は瞬時にドラゴンへと変化する。

 背中の傷はそのままに、僕は鱗に覆われた竜となった。

 驚きに目を見開くロンドゥだったが、それも一瞬だった。

 すぐに構えて、次の所作を始める。

 僕はその僅かな隙の間にロンドゥへと飛び掛かる。


「ル、ルちゃんは……傷つけ、させ、ない……ッ!」

「ギャガ!? は、離せぇっ!」


 僕が飛び掛かるとロンドゥは激しく身もだえした。

 僕は必死にロンドゥの身体を掴んで離さない。

 変化は能力に影響はない。

 ただし【体格は変わる】のだ。

 小さな猫の姿ではなく、やや大きなドラゴンの姿であれば、リザードマンの動きをある程度は阻害できるはず!


 問題は痛みだ!

 背中が滅茶苦茶痛い!

 痛くてしょうがない!

 気を抜けば失神してしまいそうだ!

 でも絶対に離すもんか!


『に、逃げ、て!』


 声が満足に出ない。

 でも力はまだ残っている。

 せめてルルちゃんが逃げるまで、足止めをする。

 そう思ったのだが、ルルちゃんは状況を飲み込めていない様子だった。

 呆然と僕とロンドゥの様子を見ている。

 周囲の魔物達も飛び掛かってくる様子はない。

 どうやら動向を見守る、というよりはどうしたらいいのかわかっていない様子だ。


 リザードマンの知能は低くはないが高くもない。

 ロンドゥを助けようというくらいの考えは働くが、その手段が思いつかないようだ。

 ロンドゥは武器を振り回し、味方さえも近づけない。

 そんな状況では対処は難しい。

 だからこそ時間を稼げる。

 すぐに僕は殺されるかもしれない。

 でも。

 それでいい。

 殺されたいわけじゃない。

 死にたくはない。

 でも殺されるまでの時間を稼ぐという【僕の作戦】は成功している。


「ギャッ! 小物がぁ、離せぇっ!」

「うぐぅっ! は、離す、もんか……!」


 僕には力はない。

 地位も名誉も、大した能力もない。

 だけど考える力はある。

 だからこそ迷うこともあるけど、だからこそ戦える意思を持つこともできる。

 今、僕がやっていることは行き当たりばったりの適当な行動じゃない。

 これは、僕の賭けだ。


「い、忌々しいぃっ!」


 ロンドゥは強引に僕を跳ね除ける。


「ぎゃうぅっ!」

『ね、猫ちゃん!』


 地面に転がった僕に、ルルちゃんが心配そうに走り寄ってきた。

 追撃されるかもしれないと思ったが、それはなかった。

 不意に何かを感じた。

 僕は薄れそうな意識の中、視線を正門へ移す。

 それは恐らくは僕の期待していた何か。

 その何かはこちらへ歩いて来ていた。


 僕は朦朧としつつある意識の中である言葉を思い出す。

 門衛が言っていた『じ、時間を稼ぐんだ!』という言葉。

 その言葉を聞き、僕は思った。

 どうして稼ぐ必要があるのかと。

 村人を逃がすためなのかと思ったが、それはない。

 なぜなら村人達は村から逃げることなく、家に逃げ込んだからだ。

 そんな彼等を守るために時間を稼いでも意味はない。

 ではどういう意図があったのか。

 僕は時間を稼ぐことで状況を打開する何かが起こる、という可能性を考えた。

 つまり【援軍が来る】という可能性だ。

 僕はそれに賭けた。


 だから僕は抗う術も持たないままに魔物達の前に飛び出たのだ。

 時間は大して稼げなかった。

 しかし村人の寿命は確実に延びたはずだ。

 その行動は無駄にはならなかった。

 喧騒は一気に止んだ。


 白髪の少女。

 長い白糸は風になびき、しなやかな四肢は悠然と動いている。

 傷だらけの軽鎧。

 軽装であり戦士というよりは冒険者のように見えた。

 瞳は獣のそれであり、紅く煌々と妖しく輝いている。

 空気が変わった。

 警戒すべき何かだと本能が叫び始める。

 逃避を望む意思が、身体を動かそうとするが微動だにしない。


 あれは、何だ?

 援軍なのか?

 たった一人の少女が?

 そう思うと同時に僕は否定した。

 ただの少女ではない。

 あれは尋常ならざらぬ何か。

 畏怖すべき存在。


「ひ、ひぃっ!? ゆ、勇者ぁッ!? あれは勇者エリンだッッ!?」


 ロンドゥが怯えながら叫ぶ。

 勇者?

 あれが?

 噂には聞いていた。

 魔物を屠る、殺りくの権化。

 彼女の前に現れた魔物は一瞬にして殺される。

 魔物達が恐れて止まない存在。

 それが勇者である、と。

 まさかそんな人物が目の前に現れるなんて予想もしていなかった。

 まるでおとぎ話の中の存在だと思っていたくらいだ。

 しかしロンドゥの狼狽具合は真実を語っている。

 あれは勇者だと。


 僕も根拠はないが、あの少女が勇者であると理解していた。

 これは本能的な何かなのだろうか。

 勇者エリンは右手を真横に伸ばす。

 空間が黒く歪み、その中に手が入っていく。

 腕を引くと彼女は剣を掴んでいた。

 真っ白で穢れのない細い剣。

 それを彼女は構えた。

 と。


「ギャッ……ガッ……!?」


 彼女は目の前にいた。

 瞬きさえ許さないその間に、遥か遠くにいた勇者は眼前の隊長を剣で貫いていた。

 腹部に刺さる白剣。

 刀身から滴る血液が地面を汚した。

 呆気にとられる僕とルルちゃん。

 僕達が言葉を失う中、魔物達は逃げ惑い始める。


「こ、ころさ」


 魔物の首が飛んだ。

 言葉を綴ることさえ許さない。

 襲撃部隊の連中は僅か数秒で物言わぬ死体となった。

 嘘だ。

 十数体はいた。

 それがたった数秒で?

 何をしたのかわからない。

 僕はただただ呆気にとられて、その夢のような状況を見ていた。

 すべては終わった。

 リザードマンたちは死んだのだ。

 僕は漫然と呼吸をした。

 気づけば目の前に勇者がいた。


『おまえで最後だ』


 年相応に甲高い声音だった。

 しかしその声音は異常なほどに恐ろしく残酷だった。

 僕は死ぬ。

 そう確信した瞬間。

 ただ一言を頭に浮かばせた。

 ごめん。

 誰に向けた言葉かはわからなかった。

 ただ謝罪を僕は届けようとした。


『だめぇぇーーーーーーーーーーッ!』


 幼い叫び。

 それが隣で聞こえた。

 僕にしがみつくルルちゃん。

 その心の叫びが村中に響き渡る。

 いつの間にか僕の喉元に剣先があった。

 数瞬遅ければ、僕の喉に突き刺さっていただろう。

 剣を向けられていたということにも気づかなかった。

 遅れて僕は怖気に震える。

 その震えは僕だけのものではなかった。

 僕に抱き着いたルルちゃんも震えている。

 泣きながら僕を必死で抱きしめている。


『……なぜ? それは魔物だ』


 鉄のように冷たい少女に、僅かな亀裂が走る。

 疑問の中に動揺が見えた。


『猫ちゃんは良い猫ちゃんなの! だ、だから殺しちゃダメぇーーッ!』


 ルルちゃんは僕を庇ってくれた。

 優しい子だ。

 必死になって僕を救おうとしてくれている。

 僕はその優しさと体温を感じながら、意識が遠のいていくのを感じた。

 おぼろげな視界に、勇者の顔が見える。

 戸惑い。

 それが彼女には見えた。


 どうかお願いだ、ルルちゃんは何も悪くない。

 だから助けてあげて欲しい。

 誰も傷つけないで欲しい。

 殺すなら……僕だけを。

 瞼を閉じる。

 ただただルルちゃんの安全を祈って。

 僕は暗闇にすべてを委ねた。

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