第19話 条件か好きな人か

 前回の結婚がしたいのか、彼と一緒にいたいのかと似たような対決なんだけど、婚活の際に『条件を優先するか』『好きかどうか』を優先するか、があるらしい。


「らしい」と書いたように、条件だけで結婚できるというのを知らなかったのでそれを知った時ある意味カルチャーショックだった。


 例えば、年収600万円以上の人がいいと言う婚活女性がいるとして600万円で好きでも嫌いでもない人とは結婚できないけれど、1000万円だったら人として良さそうな人だったら好きと言う感情が特に無くても結婚するかも、という女性たちを見聞きした事がああるのだ。


 後は専業主婦になるというのが一番の希望だから、それを叶えてくれる人ならば、嫌いで無いなら結婚するとか。


 何となく気持ちは分かるんだけど、私はそれは支持できない。

(まぁ婚活女性たちも私に支持してもらう必要ないだろうけど)


 何故かというと、逆を考えてみてよ。


 結婚相手の条件の最優先が見た目という男性から自分が「胸が大きいし顔も中の上くらいだから恋愛感情は無いけれど結婚しようかな」なんて思われたら嫌じゃない?


 好きだから結婚したいと思われた、プロポーズされたらもちろん、そう思うだろうし、そうじゃない人と結婚したいかなぁ?


 それでもいい、自分を見た目だけだろうと選んでくれた人となら結婚したい、と思う女性、婚活女性の中に大勢いるのかな(汗)


 前回の記事の一生結婚できないか、1ヶ月だけでも結婚できるとしたら結婚したいかの究極の選択で迷わず「1ヶ月だけでも!」

 を選んでしまうぐらい切羽詰まっているのだろうか。


 まぁさぁ、お見合い結婚だったら好きだからじゃなく「良さそうな人だったら」なんだろうけど。


 それであっても自分の方の事は、少しても好きになったから選んでくれたって思いたいのでは?


 だとしたらお見合いであっても、ちょっとは好きになって結婚を条件優先より選んでほしいと思ってしまうな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ピューレラの恋愛・婚活論 ピューレラ @natusiiko2

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ