第5話 お説教
家に帰って早々に、両親にこっ酷く怒られた。
原因は、魔法を外で使ってしまったから。
今では普通に主婦と会社員だけど。
その事をすっかり忘れていて、
「
「……」
「良い? 何で
「それだけはやめて! お願い! 絶対に嫌!」
何故、
それを
もう二度とあの呪術は、ごめんだ。
恐怖すら覚える程の激痛で、一度だけ気を失った事もあった。
正直な所、親としてどうなのか? と思った事もあったけど……今思えば
それでも、やっぱり感情的になって使ってしまうことがある。
「なら、
「はい……」
それでもまだ言い足りなさそうな
☆☆☆
そんなこんなで話をしていると、突然インターホンが鳴った。
「あら、
「
「勿論良いに決まってるわ!」
まるで、自分の息子当然の様な扱いだ。
『大体決まって
そう言う面では、これ以上怒られずに済むので凄く助かってる。
『本当、感謝感謝』
「
「あら、どうして?」
『あ、いつものパターンだ』
「
そう、小さい時もそうで
それだけが
「分かったわ、
『本当に、
そんなことを思いながら、いつの間にか
その考えは甘かった。
今度は、
「さて
「えっ?! お説教終わったんじゃなかったの!?」
「当たり前だ!
「この薄情者!」
「なっ! 俺のお陰で主に叔母さんの説教を止めてやったのに、その言い草はなんだよ!」
「あら〜もう夫婦喧嘩かしら? ね〜
「あ〜そうだな」
この後に及んで夫婦喧嘩と言ってくる両親は放置して、
勿論、それに対して
いつの間にか、両親は暖かな目で
「なに2人して、暖かな目で見てるのよ!」
「いや〜だって、ね〜」
「そうだな」
「おい! 聞いてんのか!」
程なくして、
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