第四話 真実
「一体どうゆうことだ…?」
夕食の時に謎の違和感を感じた僕は、夕食後そのことをずっと考えていた。だけど、考えれば、考えるほどわからなくなってくる。ただの気のせいってことも十分ありえる。だけど僕はそれは違うと思っている…
「考えてても分からなくなるだけだし本でも読むか…」
そして僕は本を探そうと自分がいつも読んでいる小説を本棚から取ろうとした時一冊の本が落ちてきた。
「なんだ?この本」
僕自身その本について何も知らなかったためその本を読んでみることにした。
「千年桜?」
そんな名前をどこかで聞いたことがある気がするがとりあえず放置しておく事にする。その本は小説というより詩みたいな感じだった。
千年桜
それは、願いを叶える不思議な桜。この桜に願ったことは全て叶う。例え死人を生き返らせる事さえも。だが、その願いの力は最大で6年しか持たない。それでも僕はその桜に願おう。僕の弟と妹…美雪と紫雷を生き返らせてくれ…と。
「え…」
その本を読み終わった瞬間僕はこの本の作者を見たそしてそこには倉橋 健と書かれていた…
「じゃあこの本を書いたのは僕…?」
それが本当なら…美雪と紫雷は…
「美雪と紫雷は死んでいる…?」
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