初心者天使の日々
傘井
初心者天使の日々
学校の屋上からグランドを見つめている天子
天子「私の名前は白神天子。駆け出しの恋のキューピッド。私は今世界の命運を握っている。」
天界
天子「新人の白神天子です。初仕事宜しくお願いします。」
村田「あー君があのトラブル白神か」
天子「えー何故その名前を。」
村田「だって君かなりの有名人だからね。研修中に間違って犬に天使の弓矢を誤射したとか、天使の輪を100回近く壊したとかかなり有名な話だよ」
天子「うー耳がかなり痛いです。でも今日から私はNEW天子に生まれ変わりますから。」
村田「そうそうそのいき。まあ今回の仕事は初仕事って事もあってランクAの激甘案件だから大丈夫だ」
天子「本当ですかそれは良かった」
村田「そんな事よりも天子ちゃん、制服に興味ある」
天子「は・・・⁉」
通学路 天子心の声
天子「まさか初めての仕事が高校に転校生として潜入することになるとは。」
「いいのか私現世の年齢じゃ22だぞ。てか村田さんはどこ行ったんだ。」
学校相談室
天子「村田さん学校の先生だったんですか」
村田「まあな。ここにいると甘酸っぱい片思いがそこら中に転がってるしな。」
「後、後輩天使の子の研修先としても打ってつけだし、まだ天子ちゃん現世の事あんまり分からないだろう」
天子「確かにまだ現世に降りてきて「数日しかたってないので現世の雰囲気掴めてないのでありがたいです。」
「でも、村田さんがここの先生で裏で手を回してくれるとはいえバレませんかね天使が潜入してるとか」
村田
「そこは心配しなくても大丈夫。なんたってここの理事長は天使だからね、ばれない環境は整っているんだよ」
天子
「天使の仕事奥深いですね」
村田
「君が知らない事まだいっぱいあるんだよ天子新人。まあ初仕事頑張ってくれたまえ」
天子
「はい天子伝説をガンガン作る心持ちで精進していきます」
村田
「伝説作るのはいいけど生徒達に天使ってだという事がバレル最速記録とか達成しなくていいからね」
「あと今日はもうこんな時間だから仕事は」明日からね」
天子
「分かりました。じゃ学校の周りを回って帰ります。」
村田の家 酒を飲む二人
天子
「うへへへへ」
村田
「なんだそんなににやけて気持ち悪いぞ天子新人」
天子
「そこはなにかいい事あったのか天子新人ですよ 村田ベテラン」
村田
「じゃなにかいい事あったのか天子新人」
天子
「もっとロマンチックにお願いします」
村田
「はやく言わないと酒をのんでる写真を学校に提出するよ」
天子
「あ、すいません」
村田
「でなにがあったんだい」
天子
「いやそれが男子に告られまして。それも私が好きな眼鏡クール系男子でして」
「確か天使も普通に恋愛していいんですよね。あした付き合っていいよと返そうと思っていて」
村田
「まあ一応いいけど仕事に支障ない程度に。まあ君じゃそれきかっけで新しいトラブル起しそうで怖いけど」
天子
「大丈夫です。私はNEW天子です。恋に仕事に大爆走ですよ。」
村田
「あ、そいえば確認だけど。私達が今回くっ付かせる男女はこの二人ね」
顔写真付きの資料を天子に見せる村田
天子
「あ・・・・・」
村田
「どうしたいきなりこの世に絶望した顔をして。 吐きたいならトイレでな」
天子
「違うんです」
村田
「え、なに気を使ってコンビニトイレで吐くってこと」
天子
「違いますよ。この子今日私に告白してきてくれた男の子です」
村田
「は・・・」
翌日
朝ホームルーム
村田
「今日から生活を共にする白神天子さんだ。みんな仲良くするように。じゃ天子さん自己紹介を」
村田怖い顔をして天子を睨む
回想
村田
「天子君これかからくっつけるターゲットに好きなられるとか前代未聞だぞ」
天子
「そんなこといわれたってあっちは一目ぼれっていうし」
村田
「そんなことどうでもいい。明日朝のホームルームで天子くんの自己紹介の場が用意されている。そこで変な事して嫌われろ」
天子
「そんなの嫌です。明日ちゃんと彼にあって振りますから」
村田
「だめだ。きみたぶん彼の顔の前では無力でしたってとかいって恋人になって帰ってきそうだから」
天子
「うーーー」
村田
「泣いてもだめだ。明日失敗したらこれから語尾になのだってつけて暮らしてもらうからな」
ホームルーム自己紹介
天子 ラップをする天子
「私白神天子。好きな物タラコ・アンコ。嫌いな物は私に歯向かうやつら そんなやつらは皆殺しだ でもそんな私は寂しがりや だからよろしくベストマイフレンド オーイエ―――」
静寂な教室
天子
「死にたい泣きたい帰りたい。 まあいいやこれで彼も私の事嫌いになっただろう」
笑うのを耐える村田
天子心情
「うわー村田さんたのしそう」
拍手の音
矢崎
「感動しました。こんな気持ちになったのは初めてです」
天子の心情
「え泣いてる。てかこの人今回私がくっ付けさせるターゲットのもう一人じゃ」
矢崎
「たぶんこれが恋というやつなのでしょう。それなので皆さん私が失恋するまで彼女に手を出さないでください」
髙橋
「意義ありです。昨日僕は彼女に告りました。それなので天子さんを彼女にしたいなら僕を倒してからにしてください」
矢崎
「望むところでしょう」
騒ぐクラスメイト
鬼の表情をした村田
天子心情
「なにこれ」
相談室
天子
「ごめんなのだ」
村田
「よくもやってくれたな天子新人。もうこれは地峡存亡の危機だ」
天子
「いきなり何をいってるんですか」
村田
「これをみてくれ」
iPadを差し出す
天子
「速報 大型隕石が軌道を地球に接近 天文学者「ありえない」
天子
「え、これがどうかしたんですか」
村田
「前まだ君ら初心者天使が知らない事があるといったよな。」
天子
「えっもしかしてランクA の仕事を失敗させると世界終わるんですか。」
村田
「まあ少しだけ違うがだいたいそうだ。何故君たちにこの事を言わなかったか分かるかい」
天子
「これを使って地球を滅ぼす奴がでてくるからですか」
村田
「全然ちがうよ。これで地球終了を目論むやつがいたら何兆回と人生を過ごさないといけないだろうよ」
天子
「えそれはどいうことですか」
村田
「つまり敎える必要がないんだよ。ランクAのカップルが敵対するなん本来絶対有りえないからね。教えたって唯の無駄知識だ」
村田
「彼らが付き合うという事は小さな事だが世界が回るために必要な重要な部品のひとつなんだよ。俗にいえば運命の二人ってやつだ」
天子
「運命の二人ってことは私たち天使が何もしなくてもあの二人はくっ付くんですか」
村田
「まあな。でもまれに付き合う時期になってもカップルにならない男女がでてきたりする。」
村田
「そこで俺達天使が出ていって少しだけ肩をおしてあげるんだよ。本来なら簡単にカップル成立だ」
天子
「でもそれが私の登場によって二人の関係をめちゃくちゃにしたから、隕石が落ちて世界が滅ぶと」
首を縦に振る村田 静寂が続く
天子 わめきながらとりみだす
「えっそれすごいやばいじゃないですか、嫌だーー死にたくないですよ。」
村田
「落ち着け」
天子
「落ち着きません。もう世界が終るなら私ファミチキタラフク食って、ホームアローン全シリーズみて悔いなく死ぬんで、では」
村田 天子を羽交い絞めにする村田
「待て天子くん」
天子
「待ちません。私の理想の終末がまってるんだーー」
村田 チョップをくらわす村田
「落ち着けと言っているだろう」
天子 奇声を発する天子
「ぐわちょりん」
村田
「確かにこのまだと世界は終わる、でも止める方法ならある」
天子
「どうするんですか。」
村田
「簡単だ。原因であるあの二人を恋人同士にすればいい」
「俺の見立てだと世界が終るのは3日後」
天子
「じゃ三日後までにあの二人をくっ付けさせれば私がホームアローンをいっき見しなくていいんですね」
村田
「そうだ」
天子
「わかりました村田さん。あの二人をくっ付けて私天子世界のヒーローになります」
村田
「まあ元凶は君だけどな」
昼休み
学校屋上に向かう天子
回想
村田
「まずはあの二人を盛大に振ってこい、今屋上でお前をかけて決闘してるらしいから」
屋上 ドアを開ける天子
天子
「二人とも無法な決闘をやめるんだ」
十字架に縛り付けられた高橋
天子 心の声
「なんだこの地獄絵図」
矢崎
「天子様来てくださったのですか、この矢崎とてもうれしいです」
天子
「えっなんで高橋くん付けられてるの」
矢崎
「この男ですかこれはあなたに捧げる生贄です」
天子 心の声
「うわーシンプルにヤバい人だ」
矢崎
「私は考えたのです。あなたの尊さは人間のものではないとこれはもう神だと。そして私は思いました」
矢崎
「そうだこの男を捧げて天子教をつくろうと」
天子 心の声
「なんでそうなる」
天子 心の声
「こんなんじゃ埒があかない、高橋くんにも会話に参加してもらおう」
天子 高橋くんに駆け寄る天子
「高橋君大丈夫」
高橋
「天子教万歳天子教万歳天子教万歳」
天子
「うわーー洗脳済みですか」
矢崎
「天子様では私と共に新世界を作ってもらえますよね」
高橋
「新世界万歳万歳」
天子 天子の声
「君らが恋人同士にならきゃ新世界どころ世界おわるんだよ いわなくちゃ」
天子
「あのね私二人とは付き合えないよ。なんというか神の器ではないというか」
「後二人ならなんかお似合いだしきっとつき合ったら新世界が作れるんじゃないかな」
矢崎
「そうですか分りました。高橋君もそれでいい」
高橋
「異論はないです」
天子
「あれ意外にあっさり解決」
矢崎
「神を亡くした私たち二人はこの世に絶望しました」
高橋
「二人で自死します。 矢崎さんはどんな死に方いいですか」
矢崎
「そうねてっとりばやくここで飛び降りましょうか」
高橋
「コスパ最強ですね それでいきましょう」
高橋と矢崎 手を繋いで
「せーーの」
天子
「すいませんでした。分りました私二人の神になります。 だから死ぬのは辞めて」
村田の家
「で、きみは二人の教祖になってか帰ってきたのか」
天子 泣いている
「すいません。もう訳わからなくて。教祖ってなんすか」
村田
「俺に言われてもな で放課後はなにしてたんだ」
天子
「天子教の聖典造りと 写真撮影会です」
村田
「なんか少しだけ君に同情してきたよ」
天子
「でもなんとなく。二人の教祖になるの気分はいいんです。」
天子
「教祖で人生を終えるのもいいのかって」
村田
「駄目に決まってるだろう」
天子
「ですよね。でもどうしたらいいんでしょうか」
村田
「そんな事言われてもな。もうこれ本物の神に出てきてもらわないと解決しないかもしれないな」
天子
「本物ってはーー 本物そうですよその手があったんだ」
村田
「どうした天子くん狂ったか」
天子
「違いますよこの問題の打開方法です」
村田
「どうするんだ」
天子 ドヤ顔で
「私が本物の神になるんでよ」
次の日 朝
天子
「村田さんでは昨日の打ち合わせ通りに頼みましたよ」
村田
「分かってるよ。」
「でもまさか新人担当をして三日目にして世界の命運を握ってるとは変な気分だ」
天子
「私もですよ」
村田
「君は言えたたちじゃないだろう。 この仕事が終わったら飲みに付き合いよ」
天子
「はいそれはもう。写真を撮らなきゃですが」
村田
「じゃ任せたぞ神様」
天子
「はいNEW天子改め神様頑張ってまいります」
登校中
矢崎 目にでかい隈
「天子様おはようございます。」
天子
「矢崎さんおはよてか、その隈なに」
矢崎
「昨日夜遅くまでサーガと聖典を作ってましたから」
天子
「え、サーガって誰」
矢崎
「元高橋ですよ。昨日天子教に入るにあったて新しい名前にしたんですよ」
天子 あきれ顔
「へえーー」
矢崎
「ちなみに私はボマーです」
高橋
「なんでそんないちいち中二病ぽいんだよ」
「あれてかそのサーガは」
矢崎
「なんか今日から学校を一ヶ月休んで、天子様の彫刻を掘るそうですよ」
「楽しみですね」 満面のえみ
天子 心の声
「楽しみじゃねーよ、てか高橋くん今日休んだら計画実行できないよ」
天子
「え、今日高橋くん呼べない。」
矢崎
「どうでしょうか。体中に鎖を繋げて天子像ができるまで俺はここから動かんぞって断言してましたから」
天子
「ってじゃないよっそれもうなんか、駄目な境地達してるよ」
矢崎
「でも天子様が直接呼んだらくるんじゃないですか」
天子
「あ、そうだようね私神様だもんね命令は絶対だよね」
「矢崎さん携帯貸して」
矢崎
「私サーガの電話番号持ってませんよ」
天子
「え、じゃ直接矢崎君の家にいかないと」
矢崎
「いえ、ですから天子様呼べばきます」
「試しにサーガ来てと叫んでみてください」天子
「そんなまさか」
「矢崎くーん来て―――」
高橋
「どうかなされました。」
天子
「うわーーーーーーー」
「えなに隠れてたの」
高橋
「いえずっと家にいて像をほってました。」
天子
「でも一瞬で来れるわけ」
高橋
「何をいってるんですか、天子様が昨日わたしめにテレポート能力を授けてくださったのではないです」
天子 心の声
「授けてないし、てかそれ自力会得だよもうドン引きだよ」
矢崎
「どうかなされましたか。少し待ってくださいね私も昨日治癒能力を天子様に授けてもらいましから」
天子 心の声
「だから授けてなーーーい」
「駄目だこのままこっちが持たない 一刻も早くこのいかれた団体を潰さないと」
学校階段途中にて
村田
「どうだあの二人は」
天子
「それはもうかなり悪化してましたよ超能力まで会得してましたよ」
村田
「なんだそれ」
天子
「私にも分かりませんよ。そういえば田村さんの方はどうなんですか」
村田
「お前が言った通りの物を用意したよ、それと朗報だ」
「この作戦を理事長に相談したら協力してくれることになった」
天子
「本当ですか」
村田
「まあ本人が直接協力してくれる訳ではないのだが、放課後に臨時集会を校庭で開くようにしてくれた」
天子
「何故に」
村田
「作戦決行場所に誰も近づけさせないためだそうだ」
天子
「確かにあんな所他人見られたそれはそれは厄介ですももんね。てか権力半端ないすね」
村田
「あー本人も結構楽しんでるみたいで、今日の作戦の様子をカメラに撮って送ってくれと頼まれた」
天子
「地球の存亡がかかっているというのにすごい人ですね」
「あそうだ今日の作戦が成功するように景気づけにスクラムでも組みましょう」
村田
「二人だけでスクラムとか聞いた事無いぞ」
天子
「まあまあいいじゃないですか」
「じゃ地球の危機を救うべく今日はがんまりましょう」
田村
「おーーー」
天子
「いいですね田村さん」
教室 ホームルーム
村田
「今日は朝伝えたように臨時集会を校庭で行います。 後ホームルーム終わった後矢崎と高橋は先生の元にくるように」
高橋
「何ですか先生俺等忙しいんですが」
矢崎
「そうです一刻も早く要件を終わらせてください」
村田
「あ、お前らは臨時集会じゃなくて体育館倉庫に来てくれ少し手伝ってもらいたいことがあるんだ」
矢崎 小言で
「あーやっぱりそうか」
村田
「どうした矢崎」
矢崎
「いえ何でもありません。でもこれだけ言わせてください」
「このくされ教師がーー」
「行きましょうサーガ」
村田
「え、なんで俺嫌われてんだ」
体育館倉庫に向かう途中
矢崎
「でサーガ田村についてどうおもいますか」
高橋
「敵であることは間違いないでしょうね」
矢崎
「やはりそうよね。あんなことしてたし」
高橋
「いずれにせよ。体育館倉庫に入った瞬間ぼこぼこにして真意を聞きだしましょう」
矢崎
「それはいい考えね。天子教の存続にも大きく関わることですしね」
体育館倉庫前
矢崎 扉を開ける
「じゃいくわよ」
矢崎
「田村お前の目的はなんだ」
天子 ライトに照らされ羽を出している天子
「遅かったな待っておったぞ二人とも」
昨日
村田
「で、本物に神になるということはどいうことだ」
天子
「あの二人は今私が女神だと勘違いして宗教を作ってます。でもたぶん実際は行き過ぎちったファンクラブで私の事は普通の人間だけど神々しいから祀っておこうていう認識だと思うんです」
「だからあの二人には私が人外で本物の神だと思わせます。」
村田
「で、思わせてどうするんだ」
天子
「恋人どうしなれと命令するんです」
村田
「でも今日それをやろうとしてあの二人が自殺しよとしたじゃないか」
天子
「それはあの時私の神々しさが足りなかったらですよ。もう今度はあの二人を口を出さない程に洗脳してやりますよ」「天使モードになって羽だして女王様口調にすればもういちころです」
村田
「お前なんか怖いぞ」
天子
「仕方ないですよこんな狂った状況対抗するにはこっちも狂うしかありませんって」
田村
「まあ一理あるか」
天子
「後雰囲気作りたいんで暗い体育館倉庫そしてどでかいライトを用意してください」
村田
「分かった。じゃヘッドライトの調達とあの二人を体育館倉庫におびき出すのは俺が担当しよう」
体育館倉庫
天子
「二人ともよくぞきたな。この天子様のところへ」
髙橋
「いえ私たちは村田先生に呼ばれて私達はここにきたのです。」
「何故ここに天子様がおらっしゃるのですか」
天子
「村田はただの使いよ。そちらには今日大事な話があってな」
天子
「二人はいまから恋人同士になるのだ」
矢崎
「何故ですか。そんな事したら天子様を裏切ることにはなるではないですか」
天子
「何を言っていている。お前等はまだ私とあって日々が浅いから知らないと思うが、私は実際恋の神様だ」
「男女がイチャツク姿は大好物じゃ」
天子 心の声
「おお二人とも私に圧倒されている。ここであと一押しだ」
いきなりドアが閉まり天子がライトアップされ天子が羽を開く
「さあキスでもかましてもわらわを喜ばせろ」
天子
「決まったーーー よしこれで全て解決だ」
矢崎
天子をさげすんだ表情で天子を見る
天子
「え、なになん矢崎さんの顔やばいんだけど
矢崎
「なにをいっているんですか偽物。本当にあなたを女神だと間違えた私がバカみたいですよ」
天子
「何をいっている本物だぞわらわ。今の超能力もみたろ」
矢崎
「ドアがいきなり閉じたのは外に協力者がいてその人があなたの合図とともに閉めただけでまあ村田先生でしょうけど。光だってただのヘッドライトじゃない」
「まあ羽はよくできてるけど偽物ね」
天子
「違うもん羽は本物だもんてかいきなりどうしたのよ」
矢崎
「私あなと村田先生がキスしちゃったとこ見て閉まったです」
「それも村田さんいいですねってあなたはいいました。私は信底あなたが女神にあわない下劣な人間だとおもいましたね」
「そして最終的には私達二人を村田先生とおびきよせ恋人同士にしようとした。」
「何故そんな事したか分からないけど、私達二人が困る姿が見たかったのでしょうね」
「では失礼しますこのペテン師野郎 行きましょう髙橋くん」
村田
「大丈夫か神様」
天子
「大丈夫な訳ないじゃないですか、キスってなんですか」
村田
「たぶんあれじゃないか二人でスクラムしたのか角度的にキスしたように見えたんだろうな」
天子
「そんなバカな。てかあの二人が付き合わないと世界ほろんじゃないですか」
「あーーー世界終わったーーーー」
村田 iPadを天子に見せながら
「そうでもないみたいだぞ」
iPadの記事
「隕石の軌道通常なルートに復帰 専門家ありえない」
矢崎と髙橋
髙橋
「なんか助けてくれてありがとう。あのままだったら僕は変な集団に入っていたところだよ」
矢崎
「そんな大したことはしてないわよ。それよりあなた本当にワープの力手に入れた」
髙橋
「え、あれは天子ちゃんに好かれよう思ってついた嘘だよ」
「丁度天子ちゃんが僕を読んだの僕んちの真正面だったからそのまま2階から飛び降りただけだよ」
矢崎
「あなたなんかかっこいいわね。惚れちゃいそうよ」
「そうだ丁度天子教も潰れた訳だし新しい団体でも作らない」
髙橋
「茶道部とかどうよ」
矢崎
「いいわねすごくいいわ。」
髙橋
「おおおそう」
矢崎
「だって畳の上でイチャツクなんてなんか罪悪感があっていいじゃない」
髙橋
顔を赤らめさせる髙橋
村田の家
天子
「なんか今日はどっと疲れましたよ。あんな結末迎えたし」
村田
「まあでもお前があの天子教なんていかれた団体を完全に拒否しなかったから、あの二人は活動していくなかで愛がはぐめたんだそんな気が落とすこともないじゃないか」
天子
「そうでよね。私今回大活躍でしたもんね。神様様姿超きまってましたもんね」
村田
「そういえばあの姿理事長に送ったが好評だったぞ。」
天子
「ちょっとなんすかそれやめてくださいよ。なにしてるんすか」
村田
「まあいいじゃないですか神様」
天子
「うーーー」
こうして私の初仕事は終わりをむかえたのでした
天子
「てかあの矢崎って女やばくないすか」
村田
「同感だな」
次の日
何故か茶道部に誘われた私なのでした
終
初心者天使の日々 傘井 @ogiuetika
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