ロード・エルメロイ二世の事件簿 1話時点&予習

さて始まりました。

2019夏アニメの中でも私にとっての大本命。

Fate外伝ロード・エルメロイ二世の事件簿。


第一話はアニオリからのスタートで、第四次聖杯戦争後にウェイバー君がどんな旅をしたのか。

どんな経験をしたのかと言うのが描かれていました。


昨年末の特番、並びに放映前に再放送された0話はこちらもアニオリでしたがここまでは型月に詳しくなくても楽しめる作りでしたね。

特に0話は一つの作品として完成されていた印象です。


さてさて、1話時点ではまだまだ評価はできませんが型月ファンなら一度は見ておいた方がいい作品と言えるでしょう。

というのも、原作3巻のあとがきに事件簿はステイナイトの世界線と繋がっていると明記されているためです。

逆に言ってしまうと型月全く知らないという人は万全に楽しめるかと言われると微妙なところ。

それなりに楽しめるかもしれませんが、あくまでもそれなり止まりになってしまうでしょう。


個人的にはFGOもプレイしておくことをお勧めします。

理由は後々、今後の放送が始まってからと言う事で。


まぁ簡単に予習範囲で言っておくならば今回は原作4巻5巻の上下巻で刊行されている「魔眼蒐集列車」と言う話です。

型月世界で魔眼と言えばやはり一番有名なのは「直死の魔眼」でしょうか。

月姫やメルティブラッドの主人公や、空の境界の主人公が所有する「この世に存在する万物の綻びを線や点として見る事ができる魔眼」であり、その線や点を突くことで生きているならば神様であろうと殺して見せるという物騒な物です。


続けて有名なのはこちらも空の境界に出てきた「歪曲の魔眼」、文字通り視界にとらえた物を捻じ曲げる効果を持っています。

空の境界ではこの能力に加えて遠視と透視の合わせ技で橋を一つ倒壊させているほど強力です。


そして三度空の境界、未来視の魔眼。

これまた文字通りに未来を見る魔眼ですね。


こういった魔眼を蒐集しオークションに出している列車にウェイバーたちが招待されるという話です。


じゃあ魔眼とは何ぞや、と言う事で端的に。

魔術師は「魔術回路」という独特の神経のようなものを持っています。

これがないと魔術が使えない、代を重ねるごとにドンドン強くなっていく、でも重ねすぎると劣化する。

そんな魔術回路とは別の、独立して存在する魔力や所有者のトリガーに反応して何かしらの現象を引き起こす眼。

それこそが魔眼です。


アニメ以外ではケルト神話に出てくるバロールという魔王が有名です。

インターネットのオカルトまとめなどでは「邪視」なんてのも有りますね。

弱い物では魔力に反応して瞳の色を変えるだけなんてものから、最強格では「直死の魔眼」なんてものまでとより取り見取り。


ちなみにこれらの効力を封じるための「魔眼殺し」なる魔術も存在して、型月作品では大体眼鏡に付与されています。


さて知識の予習はこれで十分。

ではキャラクターの予習です。


主人公ロード・エルメロイ二世ことウェイバー・ベルベットとはだれぞや?

彼はFate/zeroにてケイネス・エルメロイ・アーチボルトという教員からとある英雄の遺物を盗み出して、第四次聖杯戦争に参加したマスターの一人です。

聖杯戦争とは万能の願望機、あらゆる願いを叶える……ドラゴンボールみたいなものです。

これを手に入れるために七人のマスターと七機の英霊による殺し合い、まさしく戦争が行われるわけです。

この世界では魔術は秘匿するべきと言う考えの元、魔術師の集まりである時計塔と神に仕える者達、ぶっちゃけ宗教家にして異端審問官お抱えしている聖堂協会がその辺りの監視を行っているのですが……まぁ街中で過去の英雄が召喚されてドンパチビームぶっぱしたりしているので彼らの胃は疲労でマッハでしょう。


話は逸れましたが、この聖杯戦争で唯一無傷で生き残り成長したのが本作主人公です。

ちなみに、上記にあるケイネス・エルメロイ・アーチボルト。

はい、タイトルと同じエルメロイとありウェイバー君は2世ですがその辺りもいろいろ意味があります。

英雄の遺物を盗み出したウェイバー君、つまりケイネス先生は遺物を使う予定があった、それこそすなわち聖杯戦争に参加する事だったのです。


先程ウェイバー君が唯一無傷で生き残ったという事を言いましたが、これ以上は深くは言いませんが……まぁ教鞭を振るう事ができなくなってしまったと考えてください。

その代打に選ばれた、というよりはエルメロイ教室を買い取って存続させていたウェイバー君にケイネス先生の義理の妹であるライネス・エルメロイ・アーチゾルテがなんやかんや理由を述べてなんやかんやでタイトル通りになるのですがそこはアニメを視聴してください。


ちなみにこれが最後になりますが、ロードというのは時計塔を仕切る12の名家に与えられる称号みたいなものだと思っていただければわかりやすいかと思います。


つまり「時計塔12幹部の一角、エルメロイ家」こそがロード・エルメロイ。

その代打が2世です。


さて、そんなこんなで2000文字超えてしまったので待て次回!

ニコニコで1話無料なので今がチャンスですよー。

このページはアニメ放映終了後まで残して、別ページで感想書きます!

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