KACで振り返るお題小説のネタ出し方法と振り返り

くろまりも

はじめに

 みなさま、KACへのご参加お疲れ様でした!

 書き手として参加した人も、読み手として参加した人も楽しめましたか?私はいろんな人に読んでもらったり、いろんな人の作品を読んだりと楽しませていただきました!


※KACを知らない人への補足

 KACとは、カクヨム3周年記念選手権(Kakuyomu 3rd Anniversary Championship)の略である。

 運営が発表したお題に対し、48時間以内に1200~4000文字の短編を投稿し、評価数やレビュー数などを競う……というイベント。なお、お題は全部で10個あり、開始とともに1つずつ発表される。

 もちろん人気作家さんが断然有利なのだが、時間内に10本全部投稿できれば、皆勤賞として500円分の図書カードが手に入る!底辺作家であるくろまりもも、えっちらおっちらがんばって皆勤を果たしたのである。


 年度末で仕事が忙しい中、書き手としても読み手としても奮闘したのは、大変ながらも楽しかったです!

 正確には数えていないですが、KAC1~KAC10を全部合わせたら100本は読んだんじゃないかな?短期間でこれだけ読めるのも、短編ならではの魅力ですね!



 閑話休題



 今回、このようなエッセイを書かせていただきましたのは、個人的に面白かったと思える作品を紹介したいなという以外にもう一点。いくつかの作品でこんな叫びが上がっているのを見たからです。


『こんな短時間で短編一本書けるようなネタなんて思いつかないよ!』


 確かに、お題の中には難しいものもある上、社会人だと平日の夜2日で書き上げなければいけないのでかなりきつかったです。お題小説というのは、普通に小説を書くのとは違う技術が求められるものなので、ポテンシャルを十分に発揮できなかった人も多かったようですね。

 じゃあ、せっかくなので、自分がどうやってネタ出しをして、10回の短編を完成させることができたかを共有してみようかなぁと思って筆を執った次第です。


 とはいえ、私はカクヨムでは底辺作家です。30話の連載作で200PVも行かないような人間です。こんな者が小説論を述べても失笑ものなだけですし、みなさんの筆を荒らすだけでしょう。

 なので、ここで私が述べるのはあくまでネタ出し・・・・の方法のみです。プロットや執筆技法などは毒にしかならないので、極力排除して述べさせていただきます。


 先刻も述べました通り、私は底辺作家ですが、逆に言えばそんな私でも、きちんとネタ出しができればKACで10本の短編を書くことができました。

 今後、このようなイベントがまたあった時、ふとこのエッセイを思い出して見返してもらい、迷える作家さんの一助になれればいいなぁという思いでやってみました。


 私などに学ばずとも、ネタ出しなんて簡単にできるという人も大勢いらっしゃるでしょう。そういった方々にはお耳汚しになるでしょうが、下手の戯言と思ってお聞き流しください。

 また、私は本来人にものを教えられるような人間ではありません。そのため、わかりづらい点もあるかとは思いますが、どうかご了承いただけるようにお願いします。

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