第二章 ドラゴンの妖精フィアー

第2章から読みたい人へ。主な登場人物と今までの粗筋



 橘愛 料理師

 料理学校に通っていた20歳女の子で、この物語の主人公。

 幼少の頃から、母から橘流薙刀を習っていた。しかし、後継者を決める試合で負けて、それ以後、道場通わなくなる。ある日、古の勇者を召喚する儀式で異世界に移転させられた。

 異世界の古の勇者の娘だと知った愛はまだ弱かったので、敵の目を誤魔化すために、友達以外話さない事に決めた。ユリア王子が少し気になっている。

 人物像

 真面目、活発な面もあるが、恋には疎い。基礎的な魔力と武術のレベルは高い。料理に関してのレベルは非常に高い。人の気配が分かるレベルが高い。


 ユリア・ボエルター 騎士

 この国の第二王子。愛を監視する為に旅に同行したけれど、死闘をきっかけにして、愛の仲間になった。騎士団員として、幾度も魔物と戦った経験がある。

 人物像

 利発。国の事を第一に考えている好青年。騎士のレベルは非常に高い。少しだけ愛が気になっている。


 ジュリア・デオラルド 攻撃魔法師

 元魔法騎士団員 第1王子のアンドリューのフィアンセ

 王子と婚約したので、危険な魔法騎士団員を辞めさせられた。毎日が暇なので、愛がする事になった、コーヒーの焙煎などの手伝いをしている。愛の仲間

 人物像

 姐御肌で少し悪戯っぽい。攻撃魔法が得意。横笛がプロレベル。アンドリュー王子の前ではおとなしい。


 マリサ・デオラルド

 ジュリアの妹。愛の執事を言い渡されて、今まで一緒にいる。トニーに、死闘中に愛の告白をされて、悪い気がしていない。愛の仲間

 人物像

 真面目。治癒魔法が得意。先読みが早い。編み物が趣味。


 トニー・バルガンデ 騎士団候補生

 王宮の料理長の息子。愛の手伝いをしていたら、騎士団候補生になれた。愛の仲間

 人物像

 素直。騎士レベルは少し高い。幼い頃から騎士団員になるのが夢。マリサに死闘中に愛の告白をした。


 ナイト 猫

 王宮に住んでいた。愛に会ってから、彼女の飼い猫になる。

 愛とは、イメージで交信出来る。犬ぐらい大きな猫。

 猫像

 猫にしては利発。爪が鋭く、攻撃力は非常に高い。


 粗筋


 悪の大魔導士が魔物を操って、この世界を支配しようとしていた。人間は魔物に苦戦を強いられていて、この国の上層部は古の勇者を召喚しすることになった。けれど、召喚出来たのが愛だったので、彼らは失敗をしたと思っていた。けれど、実は彼女は古の勇者の娘で、あらゆる面で非常に能力が高かった。敵の目を誤魔化す為に仲間以外にそれを秘密にする事を決めた。

 この世界にもコーヒーの木がある事を知った愛は、コーヒーの豆を焙煎してコーヒーを作ることに成功する。それを飲んだ人達の反応がいいので、今度はコーヒーに浸して食べるビスコッティを作ることになった。ビスコッティを作るにはアーモンドが必要なので、産地のレディングに行く事になった。目的地の直前で、予期せぬ強敵のレッドドラゴンが現れて、死闘になっていった。愛は死を覚悟して至近距離で最高の攻撃魔法であるサンダーを使ってやっとレッドドラゴンを倒す事が出来た。しかし、反撃をもろに受けて致命傷を受けてしまった。幸いなことに、運良く助けが来てくれて、九死に一生を得たのだった。










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