そういえば
では、状況を説明しましょう。
「フム! 描写サンの言いたい事はわかりマース!」
流石はアフロ様、そのアフロのように表現力に目を見張るものがありますね。
「俺も大体わかったけどよ! お客人がさっきからほったらかしなんだよ!」
ギャグは基本、見ている人を無視して突っ走った方が面白いのですよ。
「それはいいから、説明してやってくれ」
ご主人様がへそを曲げてしまいました。
「オーアンナイ、アフロにしたら、気分ノリノリになるぜ?」
「やらねーよ!」
ご主人様、机は叩かないように。
それは置いて、お客様に説明いたします、先程私が言った『ご主人様は主人公』についてです。
私はご主人様の付き人なので、主人公路線は崩れますね。
「お前も主人公だったろ」
ハッハッハ、形にならなかった主人公より、ご主人様の付き人の方がいいですな、毎回素敵なお客様をお迎え出来るのですから。
「いいハナスィだな」
アフロ様もご主人様の友人、主人公にはなれませぬな。
「そうだネ! 描写サン」
友人という説明を私がしていますからね、スピンオフならば主人公視点もありそうですが。
「主人公にはコリゴリネ!」
「いやお前も主人公だったろ?」
そうですね、アフロ様も元の世界ではアフロブームが起きて生み出されたキャラクターとか。
「乗りたくもない流行りに乗って作られた主人公が俺だ、アフロなら比較的に何でも売れる世界だった、俺を作った作者は『作品』よりも『自分』がちやほやされたかったのさ」
おっと、古傷を突っついてしまいましたな。
「いや、いいんだよ描写サン、テンプレの似たり寄ったりの主人公達が居る中で、俺は輝けなかった」
ふーむ。
「で人気が出なかった俺は消されたのさ、その作者は別のアフロテンプレで有名になったらしいがな」
なんと言ったらいいのか。
「あ? キャラクター大事にしない奴は死んだらいいんじゃね?」
ご主人様、バッサリと言いますね。
「当たり前だ、テンプレは悪いとは言わないけどよ、キャラクター大事に出来ない作者は、キャラクターのように消されればいいんだよ」
ご主人様、その言い分ですとご主人様が現実世界に赴いて作者を殺してまわる事になりますよ?
「んなばかな、そんな設定を押し付けるアホがいるのか? 俺は俺で路線変更なんざ絶対にしねーからな」
ご主人様、あくまでも例えでございます。
「俺は宿屋の主人で、お客人にこの世界を案内する案内だからな」
ご主人様、キマリましたな。
「スマネェな! 暗い話になっちまったな」
アフロ様、おきになさらず。
「お客人、ちょいと暗い話になっちまったけどよ、お客人がもしも作家なら、自分のキャラクターは大事にしてくれよ」
そうですね、キャラクターを雑な消し方をする作家に、血の通ったキャラクターを作るのは難しいかと。
「ハッハッハ! この話はここまでネ! この世界に来て良かったネ! アンナイも描写サンも優しいし、この世界のヒトタチ、話せるネ!」
では、お散歩に行きますか?
「オーイイネ! オキャクサンも、ミーのフレンドネ!」
「待て待て、お客人が帰る時間だ」
っと、そうでした。
「それは仕方ないネ! 次はミンナでお散歩ネ!」
では、お客様にお土産をご用意しております。
「ほう? 描写さんそれはいったい?」
私は描写です。
「いや、知ってるよ」
「そうネ!」
先程アフロ様の行動を説明いたしました、アフロ様がタバコだったり、フラフープしてるシーンですね。
「ふむ」
私それを『止めた』とは描写していません。
「フッ……バレてしまっては仕方ない、オキャクサンには帰ってもらいマース!」
アフロ様はアフロを脱ぎ捨てました、そこには太陽にも負けない光が!
「アフロ・デ・ピカーニャ奥義! 『元旦の日の出』」
凄い! アフロ様の頭が元旦の日の出のように新年を祝いたくなる光が!
「わりぃなお客人、こういう奴らが集まる場所なんだ、また興味があるなら干渉してくれ、またな」
貴方は元旦の日の出のように、御利益がありそうな光で貴方の場所へと戻ってきました。
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