第19話「裏柳生実質キノコ説」

文禄三年、京都郊外の紫竹村。

柳生石舟斎が徳川家康に無刀取りを披露して浪人ホームレスだった宗矩を家康に仕官させた直後、柳生十兵衛ニートが現れた。

十兵衛は宗矩(一般人が想定する萬屋錦之助宗矩を指す言葉。ただし深作版魔界転生で宗矩を演じた若山富三郎もまた捨てがたい)に自分が未来からやってきた息子であることを理解させられるか不安があったが、宗矩はいつの時代でも宗矩(概念)なので即座に未来の自分の意図を悟ることができた。宗矩は未来の出来事を知ると、徳川家の未来を守るためにとりあえず裏柳生の精鋭を百人ほど召集し、レールガン女子高生との長い戦いに備えた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で裏柳生の精鋭を掃討した。

しかし裏柳生はほっておけば柳生の里でいくらでも生えてくるので何の問題もなかった。

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