第20話「人違い、変装的な意味で」

再び慶長五年九月十五日の関ヶ原。

西軍の小早川秀秋の軍勢に、柳生十兵衛が現れた。

十兵衛は柳生五郎右衛門(一般人の想定する柳生宗矩の兄を指す言葉。関ヶ原の戦いで小早川秀秋の近侍として参加したとされている)よりもずっと歳が若かったが、宗矩の巧みな謀略でこの伯父と入れ替わり、まんまと小早川秀秋の軍勢に参加することができた。相変わらず小早川秀秋はなかなか西軍を裏切らず、やがてあの運命の瞬間が訪れて、レールガン女子高生が小早川の軍勢にレールガンを発射するのが見えた。

だがいきなり三池典太光世を投げ捨てた柳生十兵衛が躍り出て、とにかくすごい無刀取りでレールガン女子高生の攻撃を防ぎきった。

石田三成がTwitter民に戻った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る