第17話謁見!閻魔大帝
ユリカ:天雷電力グループ社長フレデリック・エネルゴン逮捕と同時に天界電力グループと繋がっていたゼニリオ帝国皇帝マルコ・ゼニリオも逮捕されたんだって。その様子は別の魔王少女物語外伝、天空の架け橋で見てもらうとして、今回は閻魔大帝との謁見をする事になったんだよ。
魔界時間9:00 地獄界中枢 界王都『
ユリカ:ここは魔界宇宙司法の心臓部。地獄界の界王閻魔大帝の羅刹様もここにいるんだよ〜♪
『地獄界界王城』
摩耶:き、ききき、緊張するぅ。
飛鳥:お嬢様、大丈夫ですか?
摩耶:だ、大丈夫ですじょ?
瑠璃:大丈夫・・・じゃなさそうですね。
摩耶:だって界王都だよ!羅刹様のお膝元だよ!緊張しない方がおかしいよ!
飛鳥:大丈夫ですよ。我々が付いてますから・・・ね?
摩耶:・・・・うん。
瑠璃:(お嬢様可愛い♡)
職員:羅刹様へ謁見予定の摩耶様ですね?
摩耶:ひゃい!
職員:羅刹様がお会いになるそうです。さ、こちらへ。
『界王城謁見の間』
羅刹:よく来たです摩耶♪
摩耶:ほ、ほほほ、本日はごき、ご機嫌麗しゅう恐悦至ごきゅ・・・
羅刹:フフッ、そう緊張しなくて良いですよ♪で?用向きはなんです?
深呼吸して落ち着いて話す摩耶
摩耶:えっと、『追憶の神殿』でのメモリースフィア閲覧の許可を頂きたく・・・ん?
摩耶のデバイスが鳴る
摩耶:あ、あの・・・
羅刹:良いですよ。
摩耶:では失礼して・・・結衣?・・・え?神王ゼニリオを逮捕したから天雷電力グループの件と合わせて裁判にかけるって⁉︎しかも羅刹様の御前法廷にしたい⁉︎
羅刹をチラ見する摩耶
羅刹:あの2
摩耶:ホラ良いって・・・え?
羅刹:他ならぬ摩耶の頼みであれば良いですよ♪
副官:ら、羅刹様それは!
羅刹:うるせぇです。私が良いと言ったら良いです!異論あるですか?
凄まじい殺気を放つ羅刹
副官:ヒッ!め、滅相もありません!
羅刹:それで良いです♪
摩耶:あのぉ・・・
羅刹:ん?ああ、追憶の神殿での閲覧の件ですね。まぁ相手がそこいらの悪党とは格が違うからそれくらいじゃないと駄目だし。向こうも閲覧許可が出ないと余裕こいてるだろうから目にものを見せてやろうじゃないですか♪
摩耶:はい!
羅刹:お前は他の閻魔大王にない魅力と面白い発想を持ってるです♪
副官:孫に激甘な婆ちゃんみたい・・・
羅刹:何か言ったですか?
副官:いえ!何でもありません!
羅刹:この後暇ですか?
摩耶:ええ、少しなら・・・
羅刹:じゃ、お茶に付き合うです。美味しいお菓子のお店行くですよ♪
摩耶:お菓子♡はい♪
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