今年もあります、カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ!

   

 真剣に作家デビューを目指す方々から見れば、カクヨム最大のイベントはカクヨムコンになるのかもしれません。

 しかし私にとっては、一番楽しみなイベントは3月のこれ。

 今年も例年通り行われることが、本日の「カクヨムからのお知らせ」で告知されました。


【3/1~3/30】KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~ 開催決定!

https://kakuyomu.jp/info/entry/kac2022


 短編執筆のお題がいただけるイベントです。

 私は日頃「自主企画で短編を書くのが面白い」という形でカクヨムを楽しんでいますし、さらにそれだけでは飽き足らず、他サイトの短編コンテストなどにも手を出しています。そんな私から見れば、まさにこの『カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ』こそが、カクヨム最大のイベント!

 なまじコンテストみたいに受賞や書籍化が関わるわけではなく、本当にただ「お題に応じて即興で書く」というイベントだからこそ、純粋に楽しめるのでしょう。


 厳密には毎年、いくつかの『賞』が用意されています。ただしコンテストほど生々しい『賞』ではない、と私は勝手に感じているようです。

 ちょっと奇妙な感覚なのですけどね。Amazonギフト券とかカクヨムリワードとか、現ナマではないものの、限りなく現金に近い存在のはずですから。

 自分でも不思議ですが……。もしかすると頭が古いせいで、デジタルマネーのたぐいはお金というよりゲームの点数的な感覚になるのかもしれません。


 なんだか俗っぽい話題ですね。でもこれで始めてしまったので、話の流れとして、先にこの件から語りましょう。

 私にとっては3年目のKACイベント。毎年少しずつシステムが異なりますが、1年目も2年目も「これならば私でももらえる」という賞として、皆勤賞なるものが存在していました。去年も一昨年も300リワードであり、このエッセイの中で、


>そして今回のこれ、300リワードというのは、絶妙な数字だと思いませんか?

>ギリギリで年間3,000に到達しないユーザーにとっては、これ一つで換金できるようになるでしょうし


 と記したこともあります。

 本日の発表を見ると、今年の『KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~』においても【皆勤賞】という項目があり、


>対象者全員に300リワード

>抽選で50名に「カクヨムフードタオル(トリ)」をプレゼント

>抽選で100名に「カクヨム液晶画面クリーナー(トリ)」をプレゼント


 となっています。抽選でもらえる記念品的なプレゼントも魅力的ですが、やはり『対象者全員に』というのが重要ですね。

 ただ参加するだけで、必ずもらえるわけですから!

 これが「300リワード」となっているのは、一見すると、去年や一昨年と同じに思えますが……。

 今年は【皆勤賞】に加えて、【ウィークリー賞】というのが用意されています。


>その週に出されたお題のすべてに参加したユーザー

>(対象者:第1~2回のすべてに参加、または第3~5回のすべてに参加、または第6~8回のすべてに参加、または第9~11回のすべてに参加)

>対象者全員に500リワード

>※ウィークリー賞は1回のみの受賞とさせていただきます。


 こちらも『対象者全員に』なのですよ。『ウィークリー賞は1回のみの受賞』ではありますが、全11回の皆勤ではなく一週間分だけの全参加で良いのですから、皆勤賞の緩い版みたいな感じではないでしょうか。

 これが500リワード!

 数字的には皆勤賞よりも大きいのですね。

 というよりも、この書き方ならば、皆勤すればウィークリー賞も1回もらえるはず。

 どちらの項目にも重複不可とは書かれていませんから、全11回の皆勤で【皆勤賞】と【ウィークリー賞】の両方の資格があるのですよね?

 そうなると、今年の皆勤賞は実質800リワード! これは去年や一昨年と比べて大きな違いだと感じました。


 他にも【レギュラー賞】、【チャレンジ賞】、【スタートダッシュ賞】、【カクヨムレビュー賞】、【お題採用賞】が用意されていますが、それらは私には関係ないだろう、と感じています。

 ただ【お題採用賞】は、ユーザーの方からお題を出すという新規の試みであり、応募そのものは簡単ですから、応募してみるだけでも面白いかもしれません。


 細かいレギュレーションとしては、単話完結なのも、4000文字以内なのも、一つのお題に二作品以上の応募可能なのも、従来通り。

 ただし文字数に関しては、去年も一昨年も1200文字だった下限が、今年は600文字まで引き下げられています。さらに書きやすくなったかもしれません。

 去年はプロ作家枠と一般枠に分かれていましたが、今年はそれもありません。微妙な立場のユーザーが「自分はどちらなのだろう?」と悩む必要もなく、この点でも参加しやすくなりましたね!


 肝心のお題の回数は、今年は11回。3年目の私にとっては、過去最大となります。

 一昨年は5回のお題で合計11作品、去年は10回のお題で合計15作品を書きましたが……。

 いったい今年は、どれだけ新しい作品を書けるのか。本当に楽しみなイベントです!

   

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