カクヨムを使い始めて思うこと ――六年目の手習い――

本日1月21日の「カクヨムからのお知らせ」を読んで ――さらに使いやすくなりそうなカクヨム――

　後々エッセイを読み返した時、複数の話題が交互に混じっているとわかりにくいので、今年はカクヨムコン期間中、なるべく他の話題に触れないつもりでしたが……。

　今日の「カクヨムからのお知らせ」には、なかなか面白いことが書いてあったので、それについてエッセイを書きたくなりました。

【事前告知】プロフィールページをリニューアルします

https://kakuyomu.jp/info/entry/2022/01/21/164756

　プロフィールページは、私が他の方々のところを訪れる際、あるいは逆に他の方々が私のところを訪れる際、起点になるページです。カクヨムを利用する限り、かなり頻繁に目にするページであり、その仕様がいきなり変わってしまうと混乱するので、こうして予告していただけるのはありがたいですね。

　実際に変更されてみるまで実感できない部分も多いでしょうが、今回の予告だけでも、かなり期待できるのではないかと感じました。

　例えば、最初の「それぞれの人の特徴をよりわかりやすく」の項目には、次のように書かれています。

＞どんなジャンルを中心に書いている方なのか、代表的な作品はなんなのか、作品を通じて作家の皆様の特徴が訪れた方にわかりやすいように機能追加とデザイン変更を行います。

　この『機能追加』は、とても楽しみですね！

　カクヨムを利用する上でメインとなるのは投稿作品の読み書きだと思いますが、現状の仕様では「小説」は更新順に並べられており、最近更新した作品が一番目立つ位置に来ています。

　作品数が少なかったり、代表作を完結させずに続けたりしている場合は、問題ないのかもしれませんが……。作品数が多いと昔の完結作品は埋もれてしまいますから、それを自分の代表作だと思っていても、アピールする術（すべ）がありません。

　小説投稿サイトによっては、自分の投稿作品の中から1つを選び出して最も目立つ位置に「固定作品」として置いておく、ということが出来るところもあります。カクヨムのコレクション機能で「固定されたコレクション」として4つピックアップできるのと同じようなシステムです。

　それこそ「代表的な作品はなんなのか」をわかりやすくするには、このような機能が手っ取り早いと思うのですが、今回のリニューアルでカクヨムにも導入されるのでしょうか？ あるいは、何か全く別の方法を考えているのでしょうか？

　また「どんなジャンルを中心に書いている方なのか」については、どうやって明示するのでしょう？「小説」の項目において、全体の作品数だけでなく、投稿ジャンルごとの作品数も記載されるようになるのでしょうか？

　色々と想像が膨らんでワクワクします。

　本日の「お知らせ」の2番目の項目「よりカスタマイズできるように」にも、面白いことが書いてありました。

＞カクヨムではおかげさまで皆様がたくさんの小説を投稿いただいています。1,000作の投稿をされている方も複数いらっしゃいますし、10作以上を投稿されている方は5,000人以上いらっしゃいます。

　1,000作の投稿！

　凄いですね。本当に多作の方々もおられるのですね。

　私が今まで訪れた中では、投稿数3桁は結構おられましたが、投稿数4桁は見た記憶がありません。ちなみに「小説家になろう」の方では、一度だけそうしたユーザーのページを訪れたこともあります。

　カクヨムは、応援や星をいただくと、それが誰からのものかわかるシステムです。だから、そこから「このユーザーはどんな方（かた）なのだろう？」と見に行く場合も多いですし、他にも私は、近況ノート新着記事一覧を見るのが好きなので、そこから自分と接点のないユーザーのページを訪れる場合もあります。

　他のサイトでは、そのような利用はしていません。それでも「小説家になろう」では投稿数4桁のユーザーを見つけて、カクヨムでは見つけていなかった。だから「そんなものなのか」と思っていましたが……。

　世界は広い！ まさに私は「井の中の蛙」でした！

　まあ具体的な数字はともかくとして。

　今回の「お知らせ」で一番嬉しいのは、作品数の多いユーザーのことをカクヨムが考慮してくれている、という点でした。

　先ほど「作品数が少なければ問題ない」と述べたように、代表作が埋もれてしまって困るのは、作品数の多いユーザーです。

　1,000作とまではいきませんが、どちらかといえば私も作品数の多いユーザーです。そうしたユーザーを「全体の中では少ない割合なので、彼らのための対策はしない」と黙殺するのではなく、新機能を導入してまで対処してくださる。

　カクヨムは本当にありがたい投稿サイトだ、と改めて思いました。