次回のカクヨムコンどうしようかな?(前編)
このエッセイでも以前に記しましたが、今は長編は書きにくい状態なので、基本的に短編の方の話です。今回の「カクヨムWeb小説短編賞2020」および次回の「カクヨムWeb小説短編賞2021」についてですね。
今回の「カクヨムWeb小説短編賞2020」には、たくさん応募しました。
カクヨムコン期間中に投稿した短編だけでなく、それ以前の作品も応募しました。後者が中間通過する望みは薄いですが、少しでも応募総数を増やせば中間通過の数も増えるでしょうし、その恩恵は私にも回ってくるはず、という水増し作戦です。
しょせん1人でいくら応募したところで、水増し効果は小さいと思われるかもしれませんが……。
応募総数の約1割が中間通過すると考えたら、1人で100作品応募するだけで、中間通過は10作品増えますからね。実際に私は103作品応募したわけですし、「確実に中間選考で落選するであろう既存作品」を含めれば『1人で100作品応募』は、それほど難しい話ではありません。
とはいえ。
こういう『水増し作戦』は、なんだか卑怯な気がします。応募総数の水増しは、コンテストそのものを汚す行為なのではないか、という感覚ですね。
だから次回は「カクヨムコン期間中に投稿する新作短編」だけで応募しよう、と考えていました。
逆に言えば、いつでも投稿できる短編は、今投稿するのでなく、カクヨムコン期間中に投稿した方が良いわけで……。
そんなことを考えたせいか、最近の私は、カクヨムで短編を投稿しなくなっていました。3月にKACイベントで15作品投稿した後は、4月半ばに自主企画で1短編投稿しただけ。5月の短編投稿は0でした。
書いていなかったわけではないのに。
実は「次回のカクヨムコンの時期に投稿予定」としてストックしてある短編が11作品ある状態です。そのうち5作品は他のコンテストへ応募中だから投稿できなかったり、できるけれど落選確定するまで待っていたりですが、残り6作品は、いつでも投稿可能なのに……。
ついつい「せっかくだから今ではなくカクヨムコンの時期に投稿しよう。そうすれば中間選考には通過するかもしれない」と考えてしまうのでした。
このように、次回の「カクヨムWeb小説短編賞2021」のために、今は雌伏の時という思いで……。
5月頭の連休中には、気が早いことに、次回のカクヨムコン時期の自主企画についても考えていました。
カクヨムコンの時期には、カクヨムコン関連の自主企画が開催されます。例えばこのエッセイも、そうした企画に去年も一昨年も参加しています。そちらを経由して読み始めた方々もおられることでしょう。
次回は参加するだけでなく、自分でも自主企画を開いてみようかな、と考えたのです。
今回も一つ開催したのですが、応募が多い方々を対象としたため、私以外の参加者は1人だけでした。
それでは寂しいので、新たに考えたのが「一週間ずつ毎週行われる企画で、最初は誰でも参加しやすいが、だんだん参加条件が厳しくなる」というシリーズ。
とりあえず1週目の企画タイトルは『「カクヨムWeb小説短編賞2021」応募短編 ただしカクヨムコン期間中に投稿した1作品目』で、企画概要は以下のような感じです。
――――ここから――――
以下のような短編を募集します。
3つの条件のうち1つではなく、全て満たす短編でお願いします。
(条件1)カクヨムコン期間中、つまり〇〇月〇〇日以降に投稿して、「カクヨムWeb小説短編賞2021」に応募した作品。
(条件2)企画参加時点で、既に応募規定を満たしている作品。つまり1万文字以内の完結済作品。
(条件3)条件1及び2を満たす作品の1作品目。
条件1及び2を満たす作品が1つしかない場合、当然その1作品が条件3も満たしています。その作品でご参加ください。
条件1及び2を満たす作品の1作品目ですから、
「カクヨムコンが始まる前に投稿した作品Aと作品B、カクヨムコンが始まってから投稿した作品Cを『カクヨムWeb小説短編賞2021』に応募している」
という場合は、作品Cが今回の募集条件に合致します。
なお、以下のようなケースも想定しましたが、
「カクヨムコン期間中に投稿して、『カクヨムWeb小説短編賞2021』に応募した作品Aと作品B。作品Aは複数エピソードにまたがっており、1話完結の作品Bよりも先に投稿し始めたけれど、完結したのは作品Bの投稿より後になった。つまり、作品Bの方が作品Aより先に『1万文字以内の完結済』という応募条件を満たした」
この場合、応募条件を満たした順番に基づいて、作品Bを1作品目、作品Aを2作品目とカウントしてください。
企画タイトルに「1作品目」と含めたように、来週は「2作品目」、再来週は「3作品」として、毎週開催していく予定です。
最初のうちは、企画参加条件を満たす作品やユーザーも多いでしょう。しかし本当に毎週この企画を続けるのであれば、少なくとも毎週ひとつ短編を投稿しない限り、参加できない企画になってしまいます。それでも参加者0にならないことを、強く願っています。
なお、条件を満たしていないことが明らかな作品は、企画主の方で削除させていただきます。
また、参加条件的には1作品のみしか参加できない企画ですから、複数作品で参加された場合「参加条件を読んでいない」と判断して、条件を満たした1作品も含めて全て削除させていただくかもしれません
面倒な企画だと思われるかもしれませんが、よろしくお願いします。
――――ここまで――――
どうでしょうか?
少しややこしい企画だと思いますが、私の言いたいこと、きちんと伝わるでしょうか?
これならば、最初の週はたくさん参加者がいるはず。カクヨムコンが始まった途端に新作投稿して応募する人も、結構いるでしょうからね。
2週目は『「カクヨムWeb小説短編賞2021」応募短編 ただしカクヨムコン期間中に投稿した2作品目』というタイトルで、最初の2週間のうちに2作品以上投稿して応募した方々のみが対象となります。
これも、まだ参加者は結構いそうです。本当にカクヨムコン始まってから書くのでは大変かもしれませんが、私のようにストックを貯めている方々もおられるでしょうし、ストックなしでも2週間で2作品くらいならば何とかなりそう。
続いて、3週目までで3作品。そろそろキツくなってくるでしょうか?
この企画に参加し続けようと思ったら「〇〇週目までに〇〇作品投稿」が必要なので、一種のタイムアタック的な楽しみも生まれるはず。
カクヨムコン期間を2ヶ月と考えたら9週目までやれそうな企画ですが、最終週には参加者0になっているかもしれません。。
それでも、立ててみるのは面白い企画ではないか。そんなことを考えてワクワクしていたのが、5月上旬でした。
ところが……。
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