カクヨムコン(2020年)私の参加状況(その2) ――予定を大幅に前倒しして連載開始!――

   

 色々とフライングして、長編の連載を始めてしまいました。前々から、このエッセイの中で予告していた作品です。

 これで私の今年のカクヨムコン応募作品は、長編が9作品(ただし0作品になる可能性あり)、短編が97作品(確定18作品)となりました。


『スローライフで謎を解け、釣り好き悪役令嬢!』

https://kakuyomu.jp/works/1177354055246115965


 こういう長編は、本当は最後まで原稿を書き上げる、あるいは、その目処がついた時点で投稿開始したいのですけどね。特にカクヨムコン応募となると、規定の文字数に達しなければ応募キャンセルの必要もありますし……。

 でも、待ちきれませんでした。これがフライングその1です。


 続いて、フライングその2。『最後まで原稿を書き上げる、あるいは、その目処がついた時点で』は無理だとしても、このエッセイの「カクヨムコンに参加したくなってくる」シリーズで書いたように、せめて序盤で相手役のイケメン男性が登場するまでは投稿を我慢するつもりだったのです。「ならば第4話まで書けば投稿できるぞ」と思っていたわけですが、結局は第3話までしか書き終わっていない段階で、本日の予約投稿をセットしてしまいました。まだ、そのイケメン男性のファーストネームすら決まっていなかったのに……。


 さらに、フライングその3。

 前回の記事――「カクヨムコン(2020年)私の参加状況」シリーズの方ではなく「カクヨムコンに参加したくなってくる」シリーズの『続々々々々』――において、私は以下のように書きました。


> 今日は「第91話から第96話までの6話分の推敲作業の2回目」からではなく、第98話(新章5話目)の執筆から始めています。

> それが終わったら「第91話から第96話までの6話分の推敲作業の2回目」をして、それからカクヨムコン向け長編に戻るつもりです。仮題としては「第4話 謎のイケメンあらわる」であり、それを書いたら、いよいよ投稿開始!


 他サイトで連載中の作品の原稿執筆が一区切りついてから、心に余裕を持たせた状態で、こちらを書いて投稿するつもりだったのですね。

 ところが実際にやったのは、「第98話(新章5話目)の執筆」すら終わらず、1/3くらい書いたところで「第91話から第96話までの6話分の推敲作業の2回目」に取り掛かりました。ストックを作るよりも、とりあえず「6話分用意」が最優先なので「今日中に推敲だけでも終わらせないと!」という気持ちです。

 結局「第91話から第96話までの6話分の推敲作業の2回目」は終わらせて、今回の「6話分用意」は無事に終了したのですが……。

 あまりに焦ったために、今朝「エピソードとエピソードの繋ぎの部分の文章が致命的におかしい。中途半端に修正したせいで、矛盾した文章がいくつも残っている。そんな原稿を担当様に送ってしまった!」という夢を見ました。悪夢です。

 これでは『他サイトで連載中の作品の原稿執筆が一区切りついてから、心に余裕を持たせた状態』とは程遠いですね。もう自分で自分を笑いたくなるレベルです。

 まあ『心の余裕』というのは精神的な話に過ぎませんが、現実的な意味でも、昨日は朝の時点で考えた予定(目標)が全く遂行できなかったわけです。「第98話(新章5話目)の執筆」の約2/3と、カクヨムコン向け長編の第4話執筆が丸々、先送りされた状態です。

 まともに考えるならば、今日はまず、その二つに着手するべき。でも「もう待ちきれない!」という気持ちが大きくなり、原稿執筆なんて置いておいて、第1話の予約投稿をセットしてしまったのでした。

 これが「連載開始したのだから、どんどん書かないといけない! あっちもこっちも!」という感じで、自分のお尻を叩く形になればいいのですけどね。


 とりあえず予約投稿セットの後、こちらの第4話を書いたのですが。

 予定していた内容まで書けないうちに3,000文字オーバーしたので、第4話はそこまでで区切ることにしました。女主人公とイケメン男性の舌戦を書くはずだったのに、それはほんの少しだけで、ルアー・フィッシングの説明だけで終わってしまった……。しかも、まだ少し説明が次回に繰り越した状態です。

 書いていて思ったのですが、これ女主人公を一人称(語り手)にしたせいで、ウキ釣りにとっていかにルアー・フィッシングが迷惑か、みたいな内容なのですよね。大丈夫なのでしょうか? 主人公の主張が作者の主張だと思われそうで、怖いです。

 釣りに興味ある読者の大半はルアー・フィッシングをしている、あるいは、したことある方々でしょう。そういう読者からのヘイトが向けられる可能性もある主人公になってしまうのでれあば、当初の想定とは別の意味で『悪役』令嬢なのかもしれません。


 このように、私の中の「もう待ちきれない!」のせいで、色々と前倒しで始めてしまった『スローライフで謎を解け、釣り好き悪役令嬢!』。

 いざ始めてみたら反応の無さにショボンとしそうですが、一人でも読んでくださる読者がおられる限り、その少数の読者と一緒に楽しむつもりで書いていく、というのが私のスタイルのはず。

 どうぞよろしくお願いします。

   

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