「参加コンテストの中間選考が終わった段階で、別のコンテストに応募できるようにしました」の導入
本日カクヨムからのお知らせ欄に「第2回 ファミ通文庫大賞 中間選考結果を発表しました」という告知がありました。
コンテストガチ勢ではなくエンジョイ勢の私にとっては、全く現実味のない受賞云々よりも、まだ「通るかもしれない?」と思える中間選考(一次選考)の方が、大事なイベントです。
しかし今回は、残念ながら落選でした。このコンテスト期間中に執筆した新作ひとつを含む5作品を応募したのですが、全滅です。昨年(第1回)のファミ通文庫大賞では1作品応募して一次通過だったので、「あわよくば今年も」「これだけ応募すればひとつくらいは」と期待していたのですが、現実は甘くないですね。
……というよりも。
このエッセイでも以前に記したと思いますが、私には独自のジンクスがあって、なるべく結果発表ページを当日には見ないようにしています。
それなのに今回、今日中にチェックしてしまったのには、ちょっとした理由がありました。
カクヨムのシステム変更に関係した話です。
まず。
お知らせ欄で結果が発表されたと知って、その「お知らせ」ページは見ても、そこから「中間選考結果発表」ページへ行くのは我慢した私。いつものように二日くらい待ってから、と考えたのですが……。
ふと。
応募した自分の作品のページを開いてしまいました。
前々回の項目で記した「参加コンテストの中間選考が終わった段階で、別のコンテストに応募できるようにしました」がどうなったのか、それが気になったのですね。
すると。
応募していたはずの作品から「応募中 ファミ通文庫大賞」の表示が消えていました。
ああ、新システムが実装されている!
……というだけでなく、結果発表を見るまでもなく、この段階で落選が判明してしまいました!
こうして。
ひとつわかってしまった以上、もういっそのこと、全部見てしまおう。
そう考えて、他の作品の「応募中」欄もチェックして、さらに念のため――いや未練がましく?――結果発表ページまで見に行って、全ての落選を発表当日に知った次第です。
さて、ここまでは私の個人的な出来事に過ぎませんが。
この話のポイントは「システムが変わったことにより、結果発表ページに行くまでもなく、作品ページの『応募中』が残っているか消えたかを見るだけで、通過か落選かを知ることが出来るようになった」ということですね。
以前に気づくべきでしたが、「参加コンテストの中間選考が終わった段階で、別のコンテストに応募できるようにしました」には、そんな意味もあったのです!
これって、多くの人々にとっては便利な仕様変更ではないでしょうか。もちろん私も「参加コンテストの中間選考が終わった段階で、別のコンテストに応募できるようにしました」という主旨自体は大歓迎なのですが、それによって「結果発表ページに行くまでもなく結果がわかってしまう」というのは……。
個人的には、あまり嬉しくない話です。上述のジンクス云々だけでなく、結果ページを見る時のドキドキ感みたいな意味でも。
まあ、発表されていた機能の実装が確認された、ということ自体は良いニュースです。
特に、前回の項目で記したように、予告通りシステムが変更されているのか疑わしい、という出来事もありましたからね。この仕様変更は6月30日の時点で発表されたにもかかわらず、7月31日に二次選考結果が発表された「第26回スニーカー大賞」の落選作品は、その時点でも「応募中 第26回スニーカー大賞」と表示されていた、という話です。あの時は「話が違うじゃないか」と思ったものでした。
そして本日。
ファミ通文庫大賞の方には適用されていたので、あらためて、第26回スニーカー大賞に出して落選した作品を見てみたのですが……。
相変わらず「応募中 第26回スニーカー大賞」と表示されていました。
こうなると、7月31日の時点で新システムが導入されていなかったというより、スニーカー大賞の主催者側からカクヨムに連絡が入っていなかっただけではないか、と想像してしまいます。
カクヨム運営側とコンテスト主催者側の連携の齟齬。そう考えると、仕方ないのかもしれませんが……。カクヨム上で応募できるシステムにしている以上、カクヨムの方でも責任を持ってコンテストの結果発表を随時チェックしてほしい、と思ってしまいます。そこまで要求するのは利用者のわがままだと言われたら、それまでですが。
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