カクヨムコンのおかげで知ることが出来た、一週間という期限
もう覚えておられない方々も多いでしょうが。
以前の「コンテストに応募するだけで ――続・星が少なくても宣伝してもらえる――」において、私は「コンテストに応募すると、トップページで作品を告知してもらえるよ! わーい!」という話を書いています。
もちろん、通常は「週間ランキング上位4作品」ですので、そこに記載されるのは至難の業。だから、あの時に記したのは、あくまでも募集を開始したばかりのコンテストの話でした。
> なお、当然のように現在では、ランキング形式になっていますが……。このような「ランキングではなくランダムに紹介」状態は、少なくとも数日は続いていたようです。さらに二回、同じ作品が同じコーナーで紹介されましたから。
と書いていたように。
あの時点では、私はハッキリとは知らなかったのですよ。「ランキングではなくランダムに紹介」である期間が、正確にはどれくらいなのか。
実は、ずっと気になっていました。だって私の作品が「週間ランキング上位4作品」に入るなんて、まず期待できない。だから「あるかな? あるかな? 私の作品、載ってるかな?」とワクワクしながらトップページをチェックするのは、ランダム表示である期間だけのお楽しみ。それが終わってランキング表示になると、もう頻繁にトップページをチェックする気も失われる……。
そんな私でした。
一応、補足しておきますと、本当は『全く期待できない』と書きたかったのに『まず期待できない』という表記にしたのは、二つ前の項目の中で「『大人も子供も参加できる! カクヨム甲子園《テーマ別》』コーナーの4位に入ったことがありました」という話をしているからです。一応、そこと矛盾しないように配慮しました。
もちろん、あの時『もう二度とないでしょう』と書いたように、あれは例外中の例外、僥倖オブ僥倖だと肝に銘じているのですが。
とにかく、その件は余談なので……。
話を戻します。
ずっと気になっていたとはいえ、四六時中チェックしていたわけではないし、そもそも「開催中のコンテストをピックアップ!」コーナーは、トップページでも下の方。
いつまにか、気づかぬうちにランダムからランキングに切り替わっており、いつ変更されるのか、そのタイミングを見逃していました。
ところが今回。
カクヨムコン作品のピックアップは、トップページの一番上、目立つ場所で行われています。だから、わかりやすい。おかげで、知ることができました。
ランダムからランキングに切り替わるのは一週間後なのだ、と。
……というよりも。
今から二、三日前。どなたかのエッセイだったか近況ノートだったかの中で「一週間後からランキング表示がスタートするので楽しみ」という記述を目にしました。ですから正確には、今日『知った』というより『確認できた』という感じなのですが。
そうやって、あらかじめ『一週間後』という情報が(これまでの例から推測して)話題になっていたのも、カクヨムコンの特殊性。カクヨムコンになると、他のコンテスト以上に皆様の関心が高まる、ということなのでしょう。
やはり、私としては「カクヨムコンのおかげで知ることが出来た」と言って構わないと思います。
ちなみに、私はランキングを楽しみにしていたわけではないので、むしろ「ランダム表示が終わってしまった……」という残念な気持ち。お楽しみの期限は一週間だった、という感じですね。
トップページに表示される、カクヨムコンの作品。これまでのコンテストのランキングとは表示場所も違うし、表示件数も違います。普通ならばランキング上位4作品なのに、カクヨムコンでは、各部門の上位3作品となるのですね。
ということは、この『一週間という期限』も、実は他のコンテストとは異なるのでしょうか?
少し手元のファイルを確認してみました。以前のエッセイで書いた「コンテスト応募作品が、トップページに載っていました!」の後、他にも複数のコンテストで同じように、私の応募作品がランダム表示されていたことがあり、その度にページ保存していたのです。
チェックしてみると、どれも募集開始より一週間以内。
なるほど、これだけでは「やはり期限は一週間」とは断言できませんが、少なくとも、その想定には矛盾しませんね。
ですから私の心の中では、他のコンテストでも『お楽しみの期限は一週間だった』ということで、納得することにしました。
さて、最後に。
確かに私は『ランキングを楽しみにしていたわけではない』のですが。
せっかくなので、自分の応募作品がランキングでどれくらいの位置にあるのか、見てみました。
以下の応募総数は、私が確認した時点における数字です。
第5回カクヨムWeb小説コンテスト(2,541作品)。
異世界ファンタジー部門(911作品)のうち、私の応募作品は、177位と、221位と、825位と、828位。
キャラクター文芸部門(397作品)のうち、私の応募作品は、109位。
カクヨムWeb小説短編賞2019(1,789作品)。
異世界ファンタジー部門(259作品)のうち、私の応募作品は、34位と、56位と、105位と、108位と、195位と、198位と、206位。
現代ファンタジー部門(301作品)のうち、私の応募作品は、134位と、199位と、233位と、237位。
キャラクター文芸部門(537作品)のうち、私の応募作品は、40位と、64位と、68位と、117位と、214位と、242位と、252位と、303位と、310位と、318位と、349位と、354位と、360位と、362位と、364位と、368位と、373位と、375位と、376位。
恋愛部門(335作品)のうち、私の応募作品は、210位と、245位と、252位。
ラブコメ部門(143作品)のうち、私の応募作品は、107位と、108位と、109位と、110位。
SF・ゲーム部門(203作品)のうち、私の応募作品は、22位と、151位。
いやあ、こうしてお見せするのが恥ずかしくなるくらいに、下位ばかりですね! かろうじて短編で、いくつかマシなのがあるくらい……?
そもそも、これは週間ランキング。でも中間選考突破を考えるならば、期間中の累計でランキング上位に入らないといけないのでしょう?
もしも私が真剣なガチ勢だったら、この時点で心が折れていそうです。緩いエンジョイ勢で良かったです。これでも、十分に楽しめますから。
……とまあ、私個人の順位なんて皆様には関心ないでしょうが。
むしろ私は、これを見て「興味深いなあ」と思ったのが、各部門の応募総数です。
長編の方は「異世界ファンタジー部門」が「キャラクター文芸部門」の約2.3倍なのに対して、短編になると、逆に「キャラクター文芸部門」が「異世界ファンタジー部門」の約2.1倍。ほぼ綺麗に逆転していますね。
面白いです。
最初に思ったのは「『キャラクター文芸』の短編って、書きやすいのだろうか」ということ。
キャラクター文芸。そもそも私、キャラクター文芸って何なのか、よくわかっていませんが、キャラクター文芸というくらいですから、キャラ中心なのでしょうか?
私が短編を書く場合は「こんなおはなしを思いついたよ! 見て、見て! どう思う?」という気持ちで執筆・投稿することが多いので、キャラ中心の短編を書くなんて想像も出来ないのですが、どうやら私が異端なのかもしれません。
そんなことを考えた次に思ったのが「ホラーやミステリーも『キャラクター文芸』に吸収合併されているから、その影響かな? それで数が多くなったのかも?」という可能性。ただ、それでいうならば、長編の方も多くなるはずで……。
でも、そもそも私が「キャラクター文芸部門」に短編をたくさん応募している理由が、これなんですよね。ホラージャンルで投稿している短編、多いですから。
さらに、こうして『そもそも私だって』を考えてみたら。
偶然かもしれませんが、私が応募している作品数も、長編の方は「異世界ファンタジー部門」が「キャラクター文芸部門」の4倍なのに対して、短編は逆に「キャラクター文芸部門」が「異世界ファンタジー部門」の約2.7倍。応募総数の逆転現象に、結構うまく合致していました。
……と、まあ、こんな感じで。
たとえ自分の作品の順位は下の方であっても、カクヨムコンのランキング、見ているだけでも結構面白いものですね!
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