女の子の声を出す方法!つまり、ボイストレーニング!

自分の声は好きですか?




そもそも自分の声をあまり知らないと言う方も多そうですがw




今回はトランスジェンダーさんの悩みのタネである声について書いてみました。


とは言っても、生まれたときの体の性別が男性の方がメインになると思いますが。




なぜなら、生まれたときの体の性別が女性の方はあることをすれば簡単だからです。




それも含めて、お話をしますね。




ただし、声の出し方の練習方法はかなり簡単に書いてます。


色々と理由があるのですが、一番はボイストレーニングの先生方にちゃんと習った方が本来は良いと思うからです。




私の先生はどう考えても女性の声にしか聞こえません。


独学でそこまでたどり着いたそうです。


色々な試行錯誤があり、様々な経験と知識を持っていらっしゃるので、その人の特性にあった指導をしてくれます。




正直、私は声だけは成績が良い方です。


ボイトレ始める前の元々の段階で、独学である程度声の出し方を鍛練していたからです。




ですので、私はある程度の触りが良いのかなぁと思い、あえて詳細までは書いていません。




声の元となる声帯は繊細です。


ちゃんとした指導を受けた方が安心は出来ると思います。




でも、まだボイトレする前に自力で頑張りたい方やカミングアウトしてないから言えない等の事情もあると思いますので、先生に教わって得た知識と独力で得た経験を私の中で混ぜて見ましたので、参考になればいいかなぁと思います。




では、拙い文章ですがご覧になっていただけると幸いです。








声って男女で差がありますよね。


トランスジェンダーさんにとって、望みの性別で生きていくためには、声はとても重要な要素です。


とは言っても、苦労するのは男の子から女の子になるMtFさんですけどね。






まずは声についてどうやって出すかご存知ですか?




私たちには声帯と言うものがあり、その声帯を筋肉によって伸び縮みさせて隙間をつくって、肺から息を通すことで声帯が振動して声を出します。


『声帯に空気が通過して震える→声になる』と思って下さい。




あくまでザックリと書きますが、声帯の隙間が細ければ細いほど高い音になります。






では男性と女性の声の差って何でしょうか?




それは声帯の大きさです。


子供の頃は男女であまり声の差はありません。


まぁ多少はありますけどね。




でも、成長するにしたがって男女共に声が低くなりますよね?


特に男性は声が低く、野太い声になりますよね(泣)




なぜその違いが出来るのかと言うと、声帯が太く大きくなってしまうからです。




喉仏には声帯が付いていますので、それが首にハッキリと出て来るという事は、それだけ声帯が太く大きくなっているからなんですよね。




女性にも喉仏がちょっと出てる人もいますが、そこは個人差です。




でも、女性で喉仏が出ている人も男性ほど出てい無いでしょ?


もし男性並みに出てしまっていたら、その女性は声がめっちゃ低い(男性並み)かもしれませんが。






もうお分かりの通り、男女差は声帯の大きさと太さなんです。




ちょっと例えとして相応しくないかもしれませんが、ギターとベースの弦の太さって違いますよね?




ギターは女性の声帯で、ベースは男性の声帯と思ってみて下さい。




同じ長さの弦をはじいても、ベースの方が太くて低い音ですよね。






では裏声を考えてみましょう。




男性でも裏声を使えば高い声を出せますよね?


でも、明らかに裏声って分かりますよね?




色々と違いはあるんですが、まず一つ目は裏声には共鳴が入っていないんです。




共鳴が起こっている状態の声は雑音が混じるので深み?みたいなものが出ます。


裏声は薄っぺらいイメージです。




でも、男性の地声の場合、今度は共鳴が多すぎて深みが出過ぎてドスの利いた声になってますけどね。




それは、共鳴する場所が2箇所あり、男性は主に胸と頭蓋骨で響かせているのに対し、女性は胸の共鳴があまり無く、殆どの共鳴は頭蓋骨で響いているんです。




女性の方が済んだ声になるのは、その響きの雑音が少ないからなんです。






もう一つの違いは再びギターとベースで考えてみましょう。




弦をはじくときに指で弦を押さえますよね?


そうすると、押さえていない時よりも高い音が出せます。




でも、同じ音の高さでも、ギターの低い音とベースの高い音では音が違うと思います。




これは振動している減の太さが音の質に影響を与えているからなんですね。






長々となってしまいましたが、男女の声の違いがザックリと分かっていただけると助かります。






それでは冒頭でMtFさんは大変と書きました。




女の子から男の子になるFtMさんは大変じゃないの?という疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。




結論を言いますと、大変じゃないです。(断言)




MtFさんと比べれば、全っ然大変じゃないです!(血涙)






理由はすごく簡単です。




女の子が男性ホルモンを摂り続けると、声帯が太く大きく成長するからです!


つまり…ホルモン治療すれば自然に声が低くなるって事です。




逆に、男の子が女性ホルモンを撮り続けても、一度大きくなった声帯は小さくならないんです!(号泣)




MtFさんは努力と根性で声を変えるしかないんです。






ではどんな努力と根性が必要なの?という話ですよね。






その前に、試しに自分自身の女声or男声ってどんな声か知りたいと思いませんか?




実はすごく簡単にどんな声になるのか何となく分かる方法があります。




カラオケに行って、ボイスチェンジで女声または男声の機能を使ってみて下さい。




実際はもう少し望みの性別の声に近くなりますが、大体の雰囲気はそれで分かります。




ぶっちゃけて言いますと、雑音の入り方が違うだけです。


まぁそれでもかなり雰囲気が変わるんですけどね。




気になった方は試してみてはいかがですか?






では具体的な努力の方法です。メラニー法とミックスボイスと言う方法があります。




まぁ厳密に言うと両方必要なのですが。






メラニー法と言うのは筋肉の声帯を筋肉の力で調整して声を変えます。




ミックスボイスと言うのは裏声と地声を混ぜる方法です。






まずはメラニー法ですが、声帯につながっている筋肉を使って声帯自体を引き絞り、補足そして隙間を狭くします。




ですが、ムリをし過ぎると声帯と筋肉をつなぐ所が切れちゃって声を出せなくなるので、喉に違和感を感じたら直ぐにやめて下さい。




簡単に言うと、高い声を出す気持ちで喉仏を上げます。


その状態で頭蓋骨に響かせるように地声でしゃべります。


ホント、コレだけです。




ですが、筋肉を鍛えないと維持できませんし、すぐに出来るようになる訳ではありません。




私の場合は声変りが嫌だったので、普段から声を高くするクセがありました。


そのおかげで多少は習得が早い方なのですが、半年程度ではまだまだ足りません。


年単位で練習して下さい。


そうすれば、ある時ふと自然に出来るようになります。




私の場合は周りに隠しながらの在職トランスなので、会社では男声です。


その分習得にめっちゃ時間がかかっています(泣)




フルタイムで頑張ればもう少し習得が早いかもですが、基本1~2年と考えて下さい。






次にミックスボイスは裏声を出してください。


裏声のままでドンドン低くしてください。




慣れていない人は急に地声に変わると思います。




それをスムーズに地声に変わるように練習してみて下さい。




スムーズに変化出来る用になればある程度は習得できていると思います。


その裏声と地声が混じった状態がミックスボイスだからです。




後は声帯の筋肉を鍛えて、高い声の状態で地声を混ぜられるように鍛錬あるのみです!






メラニー法は40歳を超えちゃうと段々と軟骨が固くなっちゃうので習得が大変になっちゃいます。




女性でも都市を取ると声が低くなってきますよね?


軟骨が固くなると声帯を上手く開け閉めできなくなってきてしまうので、声が低くなるのはそれが理由です。




まぁ大変なだけで、ある程度は出来るようになるそうですが。




どちらにせよ、メラニー法もミックスボイスも筋肉を鍛える必要があります。




ただひたすら鍛錬が必要なんです。




手術で声帯を小さくする手法がありますが、最悪声が出せなくなるリスクもありますし、術後も女声を出す鍛錬が必要です。




MtFさんは筋肉を鍛えるしかないんです。






ほとんど進歩がなく、くじけそうな時が早い段階で必ず来ます。




諦めずに試行錯誤しながらガンバって下さい!




ある時ふと、『あ、これかな?』とわかる気がしますので…




それまで声帯を動かす筋肉を鍛え続けて下さい!




私の好きなMtF漫画家さんが言っていました。


筋肉は裏切らない!と。


駄文すみませんでした。


あくまでもご参考までに。




また、喉に違和感を感じたらすぐに練習をやめて、喉の違和感が無くなるまでは絶対に練習は中止してください!




では、また機会があったら何か書いてみます。




ご拝読ありがとうございました。

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