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2019年5月1日 13:57
「少数派のリアリティを求め亅という一文に惹かれて、本作を読了しました。現時点の倫理観においては、タブーとなる最先端技術を用いてのミステリーとして、非常にタイムリーに楽しめました。主に私が。というのも、「日本人における生殖細胞系列変異解析を目的とした遺伝子パネル検査の有用性に関する遺伝子解析研究」という臨床研究に、被験者として任意で参加しており、遺伝子レベルでの診断について、学習する機会があったためです。現状は、診断や検診、早期発見につなげるためのデータ収集を行っている段階らしく、日本における遺伝子変異の頻度などの解析は、これからのようです。本当の所はわかりませんが。幸い、検査にて遺伝子変異は検出されませんでしたが…仮定の話として、「変異が発見され」かつ「なんらかの治療法がある」としたら、迷わず治療しますね。そして、倫理観による歯止めは効かず、エスカレートしていくのはヒトの性の常でありましょう。この辺を想像力で描写する作家って、凄いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。ユヴァル・ノア・ハラリも、人間はできるとわかったら必ずやる者が出てくると書いていましたね。これからどんどん遺伝子をデザインした人間が出てくるのでしょう。いったいどんな世の中になるのか……全く予想できない文化と社会ができるかもしれません。
「少数派のリアリティを求め亅という一文に惹かれて、本作を読了しました。
現時点の倫理観においては、タブーとなる最先端技術を用いてのミステリーとして、非常にタイムリーに楽しめました。主に私が。
というのも、「日本人における生殖細胞系列変異解析を目的とした遺伝子パネル検査の有用性に関する遺伝子解析研究」という臨床研究に、被験者として任意で参加しており、遺伝子レベルでの診断について、学習する機会があったためです。
現状は、診断や検診、早期発見につなげるためのデータ収集を行っている段階らしく、日本における遺伝子変異の頻度などの解析は、これからのようです。本当の所はわかりませんが。
幸い、検査にて遺伝子変異は検出されませんでしたが…仮定の話として、「変異が発見され」かつ「なんらかの治療法がある」としたら、迷わず治療しますね。
そして、倫理観による歯止めは効かず、エスカレートしていくのはヒトの性の常でありましょう。この辺を想像力で描写する作家って、凄いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユヴァル・ノア・ハラリも、人間はできるとわかったら必ずやる者が出てくると書いていましたね。これからどんどん遺伝子をデザインした人間が出てくるのでしょう。いったいどんな世の中になるのか……
全く予想できない文化と社会ができるかもしれません。