閉じる
表示設定
目次
夢、現。
微睡んで 夢、現。
さざめいた水面の揺らぎ
途切れる 意識から
剥がれる 想いの欠片
雨に溶ける夜の闇
無音のトラックを流し続ける
これを曲と呼んだ芸術家
僕には何も聞こえない
移りゆく泡沫の行方
繋がって伝う シナプスのような
思考の迷路を彷徨った
幽霊のようなあなたの顔
揺蕩う安らかな記憶に揺られて
朝に溶けゆく靄の中
微かに映える光を探す
色を失った水底の孤独
途絶える 夢の世界
溢れる 現の世界
そして、また朝が来る
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます