第15話 都都逸

 ・三千世界の からすを殺し ぬしと添い寝が してみたい

 ・立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は 百合の花


 上記二つは“都都逸どどいつ”という、七・七・七・五の定型詩。和歌や俳句と同じに見えて、都都逸はなにが違うのか。都都逸と他の二つの違いを、よく表せたうたがある。


 ・和歌は雅よ 俳句は味よ わけて都都逸 心意気


 心意気こそ都都逸らしさ、という解釈の都都逸。確かに恋や世帯風俗、これを読んでるのが多い。今なおせぬ都都逸のうた、あなたも調べてみてみては?

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