とても共感しながら拝読しました。愛するキャラクターの死ぬシーンを書くのは辛いですよね……。
自分はアニメとか漫画で推しキャラが死んでしまった時、悲しい時とそうでない時があります。
悲しい時は大抵、そのキャラは思いもしなかったところで死にます。未練を残したまま、あっけなく死んでしまった時はとても悲しいです。
悲しくない時は、キャラクターが死ぬことを受け入れていて、未練もなくて、自分の思いを貫いた末に死んだ時です。そのキャラクターにとって最高の終わりを迎えられた時、でしょうか。
少しも悲しくないかと言われるとそうではないのですが、それ以上にキャラクターの生き様が心を打つんです。その死が、よりキャラを魅力的にした、というような。
自分がとても好きだった漫画がありまして、その漫画はメインキャラが最後何人も死んでしまうのにも関わらず、苦しい気持ちにならない素晴らしい作品だったんです。一人一人の死のシーンが、素晴らしい名シーンだったので。
その漫画を読んでから、愛するキャラクターの死のシーンを書くのなら、最高の終わりにしてあげたい、と思うようになりました。それを心がけてからは、自分のキャラクターの死がそんなに苦しくなくなった気がします。まあ、極力死なせたくはないですが!
とは言っても、話の展開上理不尽に死なせる必要があるときも多いですし、あまり参考になる話じゃないかもしれませんね、すみません(>_<)
作者からの返信
三上 エルさま、コメントをありがとう存じます。
おおう……その漫画読みたい……死にざまが立派なら受け入れてもらえるのか。そのキャラが未練なく散っていけば、好意的に見送ってもらえるんですね。
ああう……。そんな死、見たことないですー。
アドバイスをありがとうございます!
必要な展開だって分かってはいても、愛着を持ってしまったら殺すのを躊躇してしまいますよね。
自分も前に好きなキャラを殺さなければならなかった時は、泣きそうになりました。
その時は死んだ後も幽霊になって登場させて、残された人たちを見守らせました。肉体は死んでも心は死なず、永遠に生き続けます。
とはいえそれでも、切なかったですけど。すみません、あまり良いアドバイスはできそうにないです。
作者からの返信
無月弟さま、コメントをありがとう存じます。
ドラゴンボールみたいですね。孫悟空は死んでも戦ってましたけれども。(ジャンプは主要キャラが死んだり生き返ったり、意外と簡単にしてますよね)違ってるかもしれない。すいません。
そういうのもアリなんですね。
アドバイスをありがとうございます!
お気に入りのキャラを退場させるのは勇気がいりますね。例えその後出番がなかったとしても、死ぬのだけはなんとかならないかと思ってしまいます。
パラレルストーリーとして、死んでしまったキャラが実は生きていたらと言う番外編を書いたことがあります。参考になるかは分かりませんが、自分の場合それで少しは救われたような気がしました。
作者からの返信
無月兄さま、コメントをありがとう存じます。
はい、はい……。パラレルストーリーを書く、と。
すると、そのキャラクターの人生が濃密になっていくわけですね! 亡くなっておわりの人生じゃなくなる!
アドバイスをありがとうございます!
『 キャラクターの誰それを殺さないでくださいという助命嘆願は、結果として私は全て無視しました。助命嘆願のないキャラクターは殺して良いという理由にはなりませんから。そのため一部では私は皆殺しの田中と呼ばれているようで、事実ですから一言もありません。
しかし、野暮を承知で言わせてもらうのなら、死んではならない人間、死んでほしくない人間が死ぬからこそ戦争は否定されねばならないのではないでしょうか』……『銀河英雄伝説(徳間書店)』の後書きで田中芳樹先生がそう語っていらっしゃいました。個人的な記憶につき細部はご寛恕下さいませ。
ご参考まで。
作者からの返信
マスケッターさま、コメントをありがとう存じます。
胆力が違います……。
お読みくださってありがとうございます。