いじめ回避の方法

 まず、ダミーの携帯なりスマホを持つ。

 そして、それをライン用にして学校のクラスメイトにだけアドレスを教える。

 さらに、プライベート用の、本当に緊急の時の予備的にもう一つ携帯を持つ。

 ライン用のダミーを用意しておくことで、いついじめが始まっても感知できる。

 電源は、ずっと入れっぱなしにしておくのがコツだ。

 自分からは、決してアクセスしてはいけない。


 授業中にベルが鳴ったなら、それはいじめの開始サイン。

 クラスメイトの誰が、授業中に携帯のベルを鳴らしたか? それは考える必要がない。

 ただ、

「失礼いたしました」

 といって、そのまま電源を切ればよい。

 さらに、「先生なり講師なりに、携帯をとりあげられてラインができなくなった」、とクラスメイトにぼやいておく。

 なにかといえば、ぼやく。

 なにを言われても、ぼやき続ける。

 そして、ノンストレスな日常をおくる。

 とられた携帯は取り戻しにいかなくてよい。

 これでOK.

 今の時代携帯は、身代わり人形と同じだ。

 ただし、決して友人をつくらないのが前提だ。

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