このへんで自分語りをはさみます
わたくしの人生は失敗の歴史である。
しかし失敗以外は大成功なのである。
だから、これまでわたくしは自分の姿勢を変えなかった。
わたくしはまず、うぬぼれやである。
ちょっと優しくされると、ぽーッとなってついていく。
明らかに違和感があっても、頭では違うと感じていても、ついていってみなければわからないではないかと思って行ってしまう。
だまされやすい性格なのである。
つぎに、依頼心がつよい。
その依頼心はなかなか覆らない。
「私のいうことをききなさい」と言われると思いっきり依存する。
谷底に堕とされるまで目が醒めない。
自立心に欠けるのである。
それから、基本的に懲りるという経験が少ないために、ほとんど唯我独尊である。
これは依頼心が強いのに関係しているが、信頼おける人を見つけるとべったりになるので、結果安全そのものの道を歩んできた。
懲りない。
本当に懲りない。
さらに、一定以上、自己愛が強い。
これは人によくみられたいという欲がある。
そのようにふるまってきたから、この自己愛はなかなか傷つかない。
懲りない。
本当に懲りない。
そして野心家なのである。
わたくしは成功したい。
そのとき隣に、だれかいるとすれば、自分の信じる相手であって欲しいと願っている。
野望に燃えていい顔をしている、友人が大すきだ。
ただし、方向性が異なると一切、関わりをもたなくなるから常に独りだ。
失敗についていちいち今回は書かないが、つつきまわされて沸点を越えると、割と簡単に爆発するので周りの人は気をつけてね。
さらに、わたくしは親しい人にはわがままだけど、悪気はない。
自分が幸せであるのと同じくらいに、周りの人が幸せであるといいと願っている。
ていうか、相手がいろいろ言うのは、結局わたくしに幸せにしてもらいたいんでしょうと思っている。
ニャンコが好きだが、わたくしの性格は犬のごとしである。
我慢強く、大抵のことには辛抱するけれど、相手のしたことはずっと憶えている。
待てと言われれば、半永久的に待っている。
自分は立派なご主人様に従ってついてゆくのだ、と信じて生きてきた結果、女王様になってしまった。
なぜだかわからない。
トリセツはない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます