『イソ月記』……あいてっ
ごめんなさい。
こちらは
叶 良辰氏の作品。
https://kakuyomu.jp/users/Quatro
『無意識の扉を開けて 遠い夜明け――The eternal world 』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888880915
中島敦? 原典の作者名がうかびませんが、彼が(彼ということはわかる)現代人だったとしたら、このようにタイトルを名付けたのではないかというほどの、すごくかっこいい題名です。
ところがまどわされてはいけません。
今月のテーマは「笑える」作品読みつくそう! ですから……。
>無我夢中で駆けて行くうちにいつしか道は山林に入ったが、俺は何か体中に精力が満ち満ちたような感じで、軽々と岩石を跳び越えて行った。気がつくと、手先やひじのあたりに触手が生えている。
>だがその時、俺の前を一人のバニーガールが駆けて行くのが見えた途端……
のヶ所で笑えなかったらその方は触手の苦悩がわからないんだと思います。
苦悩を笑っちゃうのはどうなのか? ……苦悩に違いないから笑ってしまうんでしょう。
文学の面白さはそのままに、イソギンチャクという(なにものか)が加わって、もう大変なことになっております。
官能。そしてイケナイ夢オチ。
いっそ、すがすがしいっ。
それにしたって、確かにわたくしはノート欄で「触手」が気になる時期があったことをカミングアウトしたけれども、それにしても
叶氏はどSな観点からつっついてくるなあ。
「お好きでしょ?」
と……ばらさないでと言ったのに。それに、テーマが触手とは知らずに読んだのですから不可抗力もいいところです(大爆笑)。
こちら、虚を突かれましたねぇ。
だから
叶氏のカラッとした笑いが癖になるんですよ。
ちょっと笑いたいけれど、全力疾走する憩いの場が欲しい方へは、そっとお勧めいたします。
コチラ→ 『無意識の扉を開けて 遠い夜明け――The eternal world 』
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