サンダルでダッシュ!――July
同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ!』
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054907727140
-June- 『間違いなく君だったよ』を無事に終えることができました。最近、最終日滑り込み参加が多いんですよ。ですので、先月の企画ページも覗いてやってください。
企画に参加して種々の彩りを与えてくださったみなさん、読んで企画を成り立たせてくださった皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
様々な“間違いのない君”がそこにいたと思います。
『サンダルでダッシュ!』の解説に入る前に、残念ながら、今節の状況と言いますか、新型コロナの話を済ませないといけません。
「僕たちは今、書くことの前に、非常に難しい2択を迫られている」と、このライナーノーツの5月分に書きました。すなわち、「リアルの状況を作品に反映させるか否か」です。
同題異話SRはその問題に対して、“配慮する”という方針を決めました。
『サンダルでダッシュ!』はその過程で、一度、お蔵入りになったタイトルでした。というのも、折しも、緊急事態宣言のまっただ中、「サンダルでダッシュなんてとんでもない!」と僕が判断したからです。
その後、状況は目まぐるしく変化していきました。今もなお、変化の中にあります。
現時点(7月1日)で、感染者数の増加が顕著になってきているなど、マイナスの要因、懸念はあります。しかし現在、(無観客ですが)プロ野球やJリーグが開催されるなど、新しい動きもあります。
散々悩みましたが、結論として、SRは『サンダルでダッシュ!』のお蔵入りをやめて採用することにしました。変わりゆく状況の中で、許容できるものになったと判断したからです。リアルを考慮するにせよしないにせよ、うまく扱ってくださることを願います。
さて、『サンダルでダッシュ!』は、個人的にどうしても使いたいタイトルでした。凝ったタイトルの多いSRの中で、良い意味で頭が空っぽ(笑)なタイトルをひとつ用意したかったからです。夏にふさわしいタイトルですから、このタイミングを逃すと永遠にお蔵入りかもしれない、そう思ったから採用された経緯もあります(3期目があるかどうかは誰にもわかりません)。
この『サンダルでダッシュ!』、いつ頃から温めていたタイトルかといいますと、なんと第1期の始まる前、去年の3月からです。尖ったタイトルなので第1期での採用は見送って、もし第2期があったら採用しようと決めていました。
時刻や心情、味や値段など、様々なものをタイトルで指定してきましたが、履き物まで指定する日がついに来ました。
サンダルと言ってもいろいろありますが、僕が一番多く履くのは100均で買った安物で、家の近くの自販機にコーヒーを買いに行く際に履いて行きます。スポーツサンダルなどではないので、ダッシュには向かないです(笑)。
ちゃんと靴屋で買ったサンダルも持っていて、ちょっとしたお出かけなんかはそれを履いて行きます。香鳴はサンダルが好きなのかもしれません。サンダルが履けるという意味でも、夏という季節が好きです。
厚底のものからビーチサンダルまで、ひと口にサンダルと言っても幅広いですね。どのようなサンダルがチョイスされるのか、楽しみです。
サンダルにばかり気をとられていましたが、今回、ダッシュという要素もありますね。
子供の頃は何かにつけてダッシュしていた気がしますが、大人になると機会は限定的なように思います。
香鳴は先日、ランニングシューズをプレゼントしてもらいました。サンダルでダッシュする機会は今夏、巡ってくるでしょうか。遅刻しそうになったら走るかな?
同題異話SRは通算16回目の開催となりました。通算24回までまだまだ遠いですね。
安全なネットのイベントとして、微力ながらもその役割を果たしていきたいと思っています。
また今月も、よろしくお付き合いください。
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