間違いなく君だったよ――June



同題異話SR -June- 『間違いなく君だったよ』

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054897947311



 -May-『午前三時の小さな冒険』に参加して企画を盛り上げてくださった皆さん、作品を読んで企画を支えてくださった皆さんに、まずは感謝申し上げます。ありがとうございました。物語の主点となる時刻は同じながら、様々なアプローチがあったかと思います。最終日駆け込み参加がいつもより多かったので、もしよかったら、先月の企画ページもちょっと覗いてみてくださいね。

 第2期の今も、現在のところ順調に続いていて(参加作品数が激減するようなこともなく苦笑)、ひと安心しています。


 6月のタイトルは、『間違いなく君だったよ』です。

 思わせぶりなタイトルですね。これはいつもの“香鳴節”というか、SR“らしい”タイトルになっているのではないかと思います。

 ハードモードのつもりはありません。SR的には平常運行なので勘弁してください(笑)。


 Twitterでアンケートを取ったんですよ(4月の話ですけど)。同題異話SRへの要望について。

 (これを機にTwitterを始めて、香鳴裕人をフォローすると! 特に何ももらえません!)

 そのアンケート結果が下記です。


 ・もっとわかりやすいタイトルがいい 2票

 ・SRらしい強いフレーズが欲しい 3票

 ・主催者のセンスに任せたい 9票

 ・今まで通りにやってほしい 1票


 本当にそれでいいんですか??ってなりましたが、「主催者のセンスに~」が断トツだったので、皆さんは今後も僕のセンスに振り回されることになってます(笑)。だってそれがいいんでしょう?(笑)

 冗談はさておき、今月はSRっぽいのをチョイスしました。何も無考えというわけではありません。状況や場所などを指定していないタイトルなので、作品の幅も広く取れそうだなと思ったんです。これは本当です。解釈次第で面白くできそうだなと。

 すごくすごく裏話をすると、『間違いなく君だったよ』はかなーり昔に僕が書いた詩のタイトルでもあります(詩集にも掲載されているのですごーく暇な方は探してみてください)。自分の作品からパクる分には誰も文句言わないだろの理屈でセルフカバーしました。

 ちなみに対案は『雨と祈りの丘』でした。情景としては非常に美しくなりそうだったんですが、①状況がかなり限定的になる→作品の幅が狭まる恐れがある。②そろそろ“らしい”タイトルが欲しい。2点の理由により見送られました。そっちの方が良かったという意見は参考にはしますが時すでに遅しです。『雨と祈りの丘』で一作書きたい、という方がいましたら、それはどうぞご自由に使ってください。


 ところで非常に今さらな余談なんですが、今もなお、『SR』の正式な読みが決まっていません。「えすあーる」?「すーぱーれあ」?「えすれあ」? 他にも候補ありますか? 

 これはもう最後まで決めなくていいかと思ってきたので、皆さんの好きなように読んでください。主催者自身はいつも『えすれあ』と読んでます。

 さらに今さらな余談なんですが、SRのSは「Seven、Sea、Share」、Rは「Respect、Refrain」の意味です。SRはもともと、ある方の行われていた同題異話企画をリスペクトするという趣旨で始まったんです。SevenとSeaは、その方の筆名に由来するものです。


 『間違いなく君だったよ』からずいぶんと脱線してしまいました。

 今回、「だったよ」と、過去形になっているのが、“らしい”というか、ひねくれているところですね。

 間違いのない君とは何ものなのか、なぜ「君だよ」と言い切れないのか、皆さんに委ねますので、どうぞ、気軽に挑戦してみてください。


 同題異話SRを始めて427日が経ちました。ゴールまで残り304日です。ちょっと自分でも何を言っているかわかりません。

 1日ずつを楽しみに変えて、304日を過ごしていきたいと願っています。よろしくお付き合いください。




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