桜花は一片の約束――March



同題異話SR -March- 『桜花は一片の約束』

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054894463220



 こんにちは。正直、何を書いたらいいのかわかりません。

 いつもはお題を発表してから書いているのですが、今回ばかりはと、フライングで書いています。ご容赦ください。

 なんと言い表していいか、やっぱりわかりません。正直なところ、長い長い1年間でした。さらにもう1年やろうとしているのですから、何ともまあ、懲りないですね(苦笑)

 皆さんには、めいっぱいの感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。

 3月のお題をもって、同題異話SRはいったんの幕となります。すぐに第2期が始まってしまいますけど。


 桜花一片で始まって、桜花一片で終わろう、そんな思いが今回のタイトルとなりました。

 主催者のわがままです。

 今年の桜の開花予報は調べたんですが、三月中に咲くのは仙台まででした。それより北の皆さんにはちょっとしっくりこないかもしれません。その点はごめんなさい。

 (たとえ咲いていなくとも、皆さんは、とても見事に“約束”を書いてくださると思います)


 第2期を開催する予定ではありますが、今月のタイトルは紛れもなく、“〆”だと思っています。

 同題異話SR・第2期の冒険は、新しい航海に乗り出すものであって、第1期の航海は、二度とない景色として終わるものだと思っています。

 というか、終わる気分に浸らせてください(笑)。12ヶ月を2セットなのであって、24ヶ月でひとつと捉えたくないです。やっぱりこれもわがままですね。

 帆は畳みます。着岸してから、すぐに新たな航海に出るだけです。


 同題異話SRがどのように締めくくられるのか、その問いかけに、僕は僕なりの答えを出しました。

 二度とない景色の中で、言葉はリフレインします。ゴールに達するのではなく、回帰することを選びました。

 これより後は、皆さんに預けます。

 僕なりの答えに、皆さんそれぞれの解を与えてやってください。本当の終わりを決めるのは、僕ではなくて皆さんです。


 さて、新しい冒険の話でもしましょうか。

 同題異話SRの第2期ですが、開催予定です。また、ルールや日程に手を入れることは、現時点では考えていません。今まで通りにしれっと2回目の4月が始まるんじゃないでしょうか。開催要項が長いのでそこは整理するかもしれませんが、実質的には何も変えない予定です。

 4月~3月まで、やはり全12回の開催を予定していますが、必ずしも一年先が見通せない中で、現時点で12回の開催を確約するものではありません。

 けれどやはり、第2期の終わりの景色は翌年3月に見たいですね。それだけを言っておきます。


 正直に吐露すれば、参加数がどんどん減少……みたいになると僕の胃がキリキリするので(苦笑)、皆さん! 一緒に! 今までにない、二度とない景色を見に行きましょう! お願いします!!


 まさかこんな大事な回に、恒例の余談タイムやるんですか。やりましょう。

 なぜか桜は、3月のイメージがあるんですよね。たぶん中学の卒業式のせいだと思います。卒業式に桜が満開で、散ってさえいて、面々がそれぞれの別れを惜しんでいる、という景色が、ずっと頭に残っています。平年よりずっと開花が早かったのかもしれません。

 今さら思うに、3月の桜というのは、むしろ多様なイメージをもたらしてくれる気がします。

 皆さんが考えることですから具体例は避けますが、4月よりずっと幅広くあるように思えてきます。


 ひとつ、今節の状況について触れておきます。

 いろいろな立場の人がいて、様々な状況に置かれていることと思います。あるいは厳しい、難しい問題となっているかもしれません。

 同題異話SRは幸い、ネットの企画です。言わば安全なイベントですから、何か気晴らしの足しにしてください。

 僕に何かを変えられる力があるではないので、SRの「定期開催」に向けて努力します。


 この3月で、残り1回が0回になります。

 ひとつの旅路を終えた実感がじわと湧いてくると同時に、決して僕ひとりの航海ではなかったのだと思い知らされます。

 本当に、皆さんがいたから成り立った企画です。ありがとうございました。

 3月を終えれば、4月になれば、次の12回が待っています。

 うまくいくかどうかなんてわかりませんけれど、みなさんと一緒に、今までにない景色をつくれたらいい、そう願います。




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