きみに会うための440円――May



同題異話SR -May- 『きみに会うための440円』

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054889412016



 まずは、-April-に参加してくださった皆様、読んでくださった皆様に、感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 考えていたよりもずっと、皆様に『SR』を前向きに受け止めていただけたこと、望外の喜びでした。


 さて、あんまり丁寧にやっても面白くないと思うので、このぐらいにしておきます。


 同題異話SRのお題はすでに12ヶ月分を用意してありますが、新たな発想や発見があれば、あるいは状況に合わせて、随時、修正や差し替えをしています。『きみに会うための440円』は、差し替えというとちょっと違いますが、本当は別な月のタイトルとして考えていました。


 謝罪混じりなんですが、僕は主催者なんですけれど、参加作品全てに目を通すことは時間的、気力的に難しいので、その点についてはひとりの読者として楽しませて頂きました。

 そうして読んでいく中で、ずいぶんみんなひねってくるんだなぁ、と、そのように感じました。

 その中で、もし捻って楽しいならばと、その余地がたくさんありそうな、それでいて限定されている、言うなればやり甲斐のありそうなタイトルを早めにあてたいと思い、5月は『きみに会うための440円』としました。

 やってやろうじゃないか、と、皆さんの書くモチベーションになってくれたらいいなと。

 今回は最初から、「どうぞ捻ってください」みたいになってます。挑戦状というわけではないですけど、そういうものがあってもいいと思いました。

 もちろん、「“¥”なんて関係ない!」でも、「あえて直球ど真ん中!」でも、大歓迎です。


 毎回、来月以降も挑戦的なノリでいく予定はなく、今後は柔軟なタイトルで考えているのですが、状況や反響によっては差し替えるかもしれません。「こんなお題が楽しい!」みたいなことがあったら、僕の近況ノートかここのコメントで教えて頂けるととても助かります。

 何もかもそのまま変えられるわけではありませんが、参加してくださる皆さんあっての同題異話なので、参考にさせていただきたいのです。「こんなお題が楽しい!」だけでなく、「こんなお題が読みたい!」も、ぜひぜひ。


 タイトルで金額を指定してしまうのは、やはり自由度を狭めることになりましょう。

 でも、限られた中で工夫するのって楽しくないでしょうか。同題異話の新たな側面として受け入れてくださることを願っています。


 余談ですが、タイトルを思いついた時、最初は『190円』でした。いくらなんでも限定されすぎるだろう、ジャンプも買えないじゃないか、みたいなことで、諸々検討した結果、440円に落ち着きました。

 さらに余談ですが、小学生の頃の僕のお小遣いは毎月500円でした(6年生になったら600円になりました)。それにも満たない440円というささやかな額を、皆さんにどう扱っていただけるのか、とても楽しみにしています。




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