Lessson 07 ソシャゲと可能
《061》
◇ as soon as possible : できるだけ早く
~例文~
Please attack the raid boss as soon as possible after I made it appear.
(私がレイドボスを出現させたら、できるだけ早く攻撃して下さい)
※ make the boss appear : ボスを出現させる
☆ワンポイント
ギルマス、もしくはフレンドからのお願いである。まず、レイドボスとは出現している制限時間が決まっている。それは数分のものから、数時間のものまで幅広く。そして、プレイヤーが大勢いる人気ゲームならまだしも、プレイヤーが少ないゲームではボスへのダメージ要員を集めることが死活問題なのだ。とにかく、依頼があったら協力してあげよう。そうすれば、自分が依頼した時にも協力してくれる……かもしれない。
《062》
◇ bet on the possibility : 可能性に賭ける
~例文~
I'm going to roll the gacha from now and bet on the possibility of getting the character I desired at one time.
(今からガチャをして、お目当てのキャラが一発で出る可能性に賭けてみる)
☆ワンポイント
人はそれを無謀な挑戦だと言うだろう。ご存知の通り、これは最後の石である。しかし、とあるプレイヤーも言っていた。「回さなければ絶対に出ない」と。故に、人は挑戦するのである。最後の一つの石さえも振り絞って、ガチャを回すのだ! さて、結果は……普通のガチャ演出。残念、ハズレだ。やはり無謀だったのか。ただ、何でもない時に、何も考えずにガチャを回すと、一発で最高レアをゲットできることが意外にある。科学的な根拠はないが、是非とも試してみて欲しい。
《063》
◇ become able to ~ : ~できるようになる
~例文~
Someday I want to become able to complete this quest without friend's help.
(いつかフレンドの助けを借りずに一人でそのクエストを攻略できるようになりたい)
☆ワンポイント
ならばガチャを回すがいい。と、アドバイスするのは短絡的である。課金しないで手に入るキャラしか持っていなくとも、育成や戦略次第でクリアすることは可能なのだ。是非ともそういった面から助言してあげよう。ただし、それは戦略性やプレイ技術がものを言うゲームの話である。戦術が属性の相性くらいで、文字通り力と力がぶつかり合うゲーム性だと、無理なものは無理。ガチャを回すがいい。
《064》
◇ permit ~ to … : ~に…することを許可する
~例文~
We can't permit you to do such selfish behavior in the guild.
(このギルドでは、そのような自分勝手な行動は許されません)
☆ワンポイント
ギルドとは一つの共同体である。故に、他のメンバーへの迷惑行為が取り締まられるのは、至極当たり前のこと。問題を起こしたメンバーへの厳罰については、ギルマスの裁量が試される。その人物を除名すれば終わりなのでは、と考えるかもしれない。それは、何でもないメンバーであれば適用される。しかし、ギルドへ多大なる貢献をしている功労者であったならば。一筋縄ではいかない。下手したら、その人物の迷惑行為に対して忠告したメンバーが除名される可能性だってある。上位ギルドとは恐ろしい縦社会なのだ。全てがそうであるとは言わないが。心して加入せよ。
《065》
◇ if I can : できるものなら
~例文~
I want to exchange my character with your character if I can.
(できるものなら、君のキャラとうちのキャラを交換してあげたい)
☆ワンポイント
決して嫌味ではない。本心である。ほぼ全ての課金型ソシャゲに共通して言えることだが、ユーザー間のキャラ交換は不可能。つまり、必ず自分の力でゲットしなければならないのだ。その癖に、ガチャで出るキャラは被る被る。今なら二人のキャラがピックアップ中です! と言っているのに、片方のキャラしか当たらない。ところが、君はもう一方のキャラしか当たらない。もはや、お互いに五人目の被りである。ここまで来たら、交換してくれてもいいんじゃないかな? ねぇ、運営さん?
《066》
◇ ask the propriety of ~ : ~の可否を問う
~例文~
I'd like to ask the propriety of the completion of weekly quest by this organization.
(この編成での曜日クエストのクリア可否を問いたいのですが)
※ weekly quest : 曜日クエスト
☆ワンポイント
とても慎重な新規プレイヤーである。曜日クエストですら、挑戦する前にクリアできそうか尋ねておこうとは。彼の几帳面さが伺える。いや、今や古参の一員となったプレイヤー達も、昔はそんな時期があったかもしれない。あの頃がとても懐かしい。ところが、今はどうだろうか。曜日クエストなぞ、最適化された編成を使ってオラァ! で終了してしまう。新しいクエストも、最強編成を使ってオラァ! で終了してしまう。初見でダメなら何度でもオラァ! 1のスタミナすら大切にしていた君は、一体どこへ行ってしまったんだ。
《067》
◇ it is expected to be able to ~ : ~できて当然
~例文~
Even when the old player is however busy, it is expected to be able to balance the demands of work and game.
(古参たる者、どんなに忙しい時でも仕事とゲームの両立ができて当然である)
☆ワンポイント
そう、これが古参の貫録なのだ。ゲームをきっちりこなせる人間は、仕事もきっちりこなせる人間という傾向がある。まぁ、個人的にそう思っているだけだが。そういうプレイヤーは、どんなに忙しくても必ずゲームにログインして、最低限のミッションをこなす。プレイヤーの鑑である。しかし、安心して欲しい。大多数の人間が、仕事が忙しくなるとログインしない、もしくはログインボーナスしか受け取らないプレイヤーなのだから。どちらが良いかは、一概に判断できない。
《068》
◇ impossible to be fulfilled : 実現不可能な
~例文~
It's a request which is impossible to be fulfilled that you want to join our guild for rewards but can't contribute to us.
(貢献はできないけれど報酬は欲しいのでギルドに入りたいとは、実現不可能な相談である)
※ contribute to guild : ギルドに貢献する
☆ワンポイント
図々しいにも程がある。その発言は上位ギルドを舐め過ぎている。彼らは遊びでゲームをやっているのではない。まずは初心者向けのギルドで鍛えてから出直して来い、と言われるのがオチだろう。ただし、例外も存在する。所持キャラから判断するに課金しまくりの有望株な新人の場合、ギルドへ入れてくれることもある。もしくは、ギルドのマスターやメンバーとリアルで何らかの繋がりがあって、メンバーの枠が偶然にも余っていた場合。はたまた、ギルマスに袖の下を渡している場合。上位ギルドに入ることもまた、一種の戦いなのだ。勝負はイベント前から始まっている。
《069》
◇ be available for ~ : ~でも利用できるようになる
~例文~
This game will be available for Android this summer.
(このゲームは今年の夏にアンドロイドでも利用できるようになります)
☆ワンポイント
何事も無ければ。それを信じるしかない。何か起きてしまったら、数ヶ月の延期は覚悟すべきだろう。もっとも、iOS版よりもAndroid版の方がゲームの規制や審査が緩いので、移行しやすいはずなのだが……。
《070》
◇ enables ~ to … : ~が…することを可能にさせる
~例文~
This event character enables damages to rise 300 percents.
(そのイベントキャラはダメージを300%アップさせることができる)
☆ワンポイント
確実にガチャ限定キャラである。下手したら、課金専用ガチャ(有償ガチャ)限定キャラ。多くのソシャゲでは、イベント専用キャラを入手することでイベントを効率的に進めることができるのだ。しかし、そのキャラはガチャを回すことでしか手に入らない。故に、プレイヤー達は自分自身に問い掛ける。時間とお金どちらを選ぶのか。そして、納得した上で今日もガチャを回す。なお、イベントのランキング上位報酬を狙う場合には必須である。
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