Lessson 04 ソシャゲと条件
《031》
◇ if it were not for ~ would (could) … : もし~がなかったら…だろう
~例文~
If it were not for social-network games, we could not live.
(もしソシャゲがなかったら、我々は生きることができないだろう)
☆ワンポイント
そんな馬鹿な。ソシャゲしか生き甲斐がないというのか。いや、そういう人も少なからず存在するのだ。人生が仕事とソシャゲだけ。では、何のために働いているか。そう、課金のためである。今月の支払いから家賃と光熱費と食費を抜いたら、あとはガチャにしか払っていないのだ。息を吸うように課金をしているのである。つまり、課金=空気。そうならないためにも、ソシャゲ以外の生き甲斐を持っておきたい。仮にそうなってしまった場合には、お仕事頑張って下さい。
《032》
◇ unless otherwise noted : 特に断りがなければ
~例文~
Unless otherwise noted, may I beat this raid boss?
(特に断りがなければ、このレイドボス倒しちゃいますよ?)
※ beat the boss : ボスを倒す
☆ワンポイント
ちょっと待て。そのレイドボスはギルドの皆でダメージを与えてから撃破する約束だろう。個人の勝手な判断で動いてしまっては、あとで痛い目を見る。まずギルドに加入したら、そこの方針をしっかりと確認しよう。極稀に、イベント限定で一回切りしか出現しないレイドボスだって存在する。イベントの戦果ではギルドに貢献できなかったのに、その限定レイドボスの報酬だけ個人で掻っ攫った日には、物凄く恐ろしいことになるぞ! ちなみに、レイドボスの「レイド (raid)」とは「襲撃する」という意味である。相手の方から襲ってくるボスだから、レイドボスなのだ。最近は向こうから襲って来ないレイドボスもいるけど。ちょっと賢くなった気がする。
《033》
◇ if possible : 出来るだけ
~例文~
I'd like to keep down the cost of synthesis, if possible.
(出来るだけ合成費用を安く抑えたいのですけれど)
※ the cost of synthesis : 合成費用
☆ワンポイント
お金は大事である。それは、ゲームの外だけではない。ゲームの中でもそうなのだ。石とはまた違った観点で、大切なアイテムの一種である。ガチャを引くためではない。ゲーム内のお金では、精々ノーマルガチャしか回せないだろう。キャラの、ユニットの、武器の、モンスターの、カードの、育成に使うのである。他にも家具や音楽の購入に使われることもあるが、ここでは置いておこう。とにかく、下手な合成方法ではあっという間にお金がなくなってしまう。ゲームの中でも外でも金欠状態。そうならないためにも、事前に合成のやり方を調べておこう。一つだけ言えるのは、合成対象が高レベルになったら、一気に大量の経験値を獲得できる素材を合成すること。
《034》
◇ meet the requirements to ~ : ~する必要条件を満たしている
~例文~
You don't meet the requirements to join our relaxed guild!
(貴様はうちのまったりギルドに加入する必要条件を満たしていない!)
※ the relaxed guild : まったりギルド
☆ワンポイント
じゃあ、どうして名前に「まったり」と付けた。それを小一時間ほど問い詰めたい。だが、実際にそのようなギルドは存在する。全てはギルマスと団員にとっての「まったり」の定義次第である。毎日挨拶、ギルドバトル全参加、ボス全凸(攻撃可能な回数だけ突撃、三回ならば三凸)の全てをこなした上で、まったりしましょうという方針なのだ。決して自由という訳ではない。騙されるな!
《035》
◇ if anything : どちらかといえば
~例文~
If anything, I need the materials of evolution more than the cost of synthesis.
(どちらかと言えば、合成費用よりも進化素材が足りていない)
※ the material of evolution : 進化素材
☆ワンポイント
例え合成費用が抑えられても、進化素材が足りなければ意味がない。誰を進化させるか、よくよく所持している素材と相談してから、キャラを合成して育てよう。でないと、中途半端なままで運用することになる。果たして、その必要な進化素材がゲットできるのは、来週の何曜日になることやら……。
《036》
◇ in any shape or form : どんな場合でも
~例文~
There is no reason for any player to beat a game beginner in any shape or form.
(どんな場合でも、初心者をボコボコにする理由はない)
※ a game beginner : ゲームの初心者
☆ワンポイント
せっかくゲームを始めた初心者を、古参のプレイヤーが初心者狩りと称してボコボコにするのはいかがなものか。その初心者はゲームに嫌気がさして、すぐに辞めてしまうかもしれない。わざわざ初心者を叩く必要はないのだ。どんなゲームでも、新規に優しく。そこはかつて自分が通った道でもある。それに、新規プレイヤーが増えなければ、ゲームの繁栄も有り得ない。初心者に厳しいゲームがこの世に栄えた試しなど余り無いのだ。
《037》
◇ what if ~ ? : もし~だったらどうなるだろうか?
~例文~
What if I couldn't log in to the game for one month?
(もし僕が一ヶ月間ゲームにログインできなかったら、どうなるだろうか?)
※ log in to ~ : ~にログインする
☆ワンポイント
スタミナが溢れて勿体ない。ログインボーナスが受け取れないのも勿体ない。イベントを全スルーしてしまうので、特定の報酬が受け取れなくて少し残念。まぁ、そのくらいである。ゲーム内の他のプレイヤーやフレンドに多大なる迷惑が掛かるかと問われれば、全くそんなことはない。安心して欲しい。ただし、上位ギルドで凄い戦果を挙げているプレイヤーやギルマスは別。迷惑が掛かるので、ちゃんと代理を立ててから休止しよう。他のプレイヤーと交流が無いゲームなら1ミリも問題ない。
《038》
◇ with the exception of ~ : ~を除いて
~例文~
With the exception of some guild members, everyone was told the news by guild master.
(数人のギルメンを除いて、全員がギルマスからそのニュースを知らされた)
☆ワンポイント
これは多分、良いニュースではない。悪いニュースである。恐らく、ギルマスを引退するか、これまで多大なる貢献をしてくれたメンバーがギルドを去るか、その手の話だろう。暫くの間、ギルド内はしんみりとお通夜状態になってしまう。しかし、そこに突然、ニュースを話した時にはログインしていなかったメンバーがやって来て、おちゃらけたスタンプを連続でぶっこんで来るのだ。それだけは本当に止めて欲しい。ギルドの掲示板へ書き込む前に、直前まで何の話をしていたか確認することは、最低限のマナーである。
《039》
◇ if ~ satisfy the conditions : ~が条件に合えば
~例文~
If you satisfy the conditions, I'll be your friend.
(あなたが条件に合えば、フレンドになってあげましょう)
☆ワンポイント
今やゲームの中でも友達を選ぶ時代である。それもそのはず、フレンドがリーダーに設定しているキャラを、デッキを、編成を、自分がバトルする時に呼び出せるのだ。つまり、強いキャラをリーダーにしているプレイヤーが持て囃されるのも、仕方ないのである。自分だって強いフレンドに手伝って欲しいだろう。故に、好きなキャラをリーダーにしていると、そのキャラが弱い場合に全然フレンドが集まってくれない。とても悲しい。ちなみに、フレンド向けのリーダーの設定方法というのも色々ある。キャラ詳細画面やプロフィール画面でリーダー設定ボタンが無い場合には、原則として自分の一番目の編成のリーダーが、自動的にフレンド向けのリーダーに設定される場合が多い。ホーム画面に表示されている、いつも自分が使っている編成じゃないぞ。ややこしいな。要注意だ。
《040》
◇ unless lightning struck : 不測の事態でも起こらない限りは(雷が落ちない限りは)
~例文~
Unless lightning struck, I will be able to finish the event.
(不測の事態でも起こらない限りは、そのイベントを完走できるはずです)
☆ワンポイント
起こるのである。そういう時に限って、不測の事態が多発するのである! それは残業など仕事の関係だったり、接続障害などゲームの関係だったり、ただ単に寝落ちしただけだったり、とにかく何らかの問題が発生するのだ。その結果、イベントが完走できないなんてこともざらにある。下手したら一度や二度では済まされない。つまり、イベントなどの調整は終了日ギリギリではなく、余裕を持っておこう。そして、いつかこの教訓が身に染みる日が来るはずだ。あの時やっておけば良かったと。
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