Lessson 03 ソシャゲと未来
《021》
◇ the deepest bottom of the earth : 金輪際
~例文~
The deepest bottom of the earth, I decided not to roll a gacha.
(金輪際、ガチャは回さぬと決意した)
※ roll a gacha : ガチャを回す
☆ワンポイント
これほど信用できない決意は他に存在しない。その一週間後には、新しいガチャを回す様子がありありと目に浮かぶ。つまり、出来ない決意など宣言しない方が身のためである。人間の欲望とは果てしないのだ。
《022》
◇ after only a little : あと少しで
~例文~
The event will end after only a little, so you should receive rewards before that time.
(あと少しでイベントが終了するから、その前に報酬を受け取っておくといいでしょう)
※ 報酬を受け取る : receive a reward
☆ワンポイント
あれだけイベントを頑張ったというのに、報酬を受け取らなかったら全てが水の泡である。自動的に配布されるならまだいいが、自分で受け取りに行かなければならないタイプだと大問題。ゲームによっては、救済措置でイベント終了後にも受け取れるパターンも多い。ただ、その期限も同様に指定されている。つまり、イベントの終了時刻と報酬受け取りの期限をきちんと確認した上で、こまめに受け取っておこう。これ大事。
《023》
◇ regret that ~ one day : いつの日か~を後悔する
~例文~
You will regret that you restart the game until you get the rare characters one day.
(リセマラしなかったことを、いつの日か後悔するだろう)
※ restart the game until I get the rare characters : リセマラする
☆ワンポイント
最初は軽い気持ちで受け取ったレアキャラクターも、そのゲームを進めていくにつれて、どのような立ち位置であるか分かってくる。その評価が低かった時ほど悲しいことはない。しかし、この時点で後悔してもリセマラするには遅過ぎる。新しくゲームを始める前に、まずはキャラの評価を調べておくのが吉。最近はリセマラ不要などが掲げられているゲームも多い。もしくは、チュートリアルが長くて面倒なのも。
※ リセマラ : リセットマラソンの略語。お目当ての強キャラクターが出るまで、新規に始めたゲームをリセットして何度も繰り返すこと。人によってはリタマラ(リタイアマラソン)とも言う。
《024》
◇ The future is virtually non-existent : 未来は無いも同然
~例文~
The future of this social-network game is virtually non-existent.
(そのソシャゲの未来は無いも同然だ)
☆ワンポイント
今やソシャゲの群雄割拠の時代である。生き残りを賭けて、現在も熾烈なユーザー獲得争いが続いている。故に、中にはサービスが終了してしまうゲームがあることも、仕方ないのかもしれない。リリースから三ヶ月で終了したものもあれば、数年かけて大団円を迎えたもの、中にはリリースから三分半で終了したものまであるとか。ソシャゲとは基本無料であるが、運営は無料では済まされないのだ。本当にそのゲームが好きならば、きちんと誠意を見せてあげよう。
《025》
◇ it might be me tomorrow : 明日は我が身
~例文~
It isn't possible to laugh at someone's death from explosion, because it might be me tomorrow.
(明日は我が身であるため、人の爆死を笑うことはできない)
※ death from explosion : 爆死
☆ワンポイント
爆死、それはガチャで狙ったキャラが出ない、もしくは高レアのキャラが一人も出ないことである。何度ガチャを回せば爆死になるのかは、諸説ある。とにかく、この金額まで! と決めた上限を目一杯使い切っても出なければ、それは確実に爆死である。その報告がよくSNSや掲示板でも流れてくるが、決して笑ってはいけない。明日、同じ報告をするのは自分かもしれないのだから。爆死報告に対しては慰めてあげて、後日その人がお目当てのキャラをゲットした時には地獄に落ちろと言わず、素直に喜んであげよう。すると、自分にも良いことがあると信じて――!!
《026》
◇ before long : 近いうちに
~例文~
Half year has passed since we get a notice that this new character will be implemented before long by operating company.
(近いうちに、この新キャラが実装されますと運営から告知されて半年が過ぎた)
※ operating company : 運営
☆ワンポイント
一体何が起きたというのか。果たして、コラボ企画が頓挫したとでもいうのか。絵師との折り合いが付かなかったのか。とにかく、問題を解決した上で、一刻も早い実装が待たれる。そうでなければ、存在すらプレイヤーに忘れ去られてしまうだろう。告知の意味とは。しかし、運営が「近いうちに」と言った場合には、半年くらい待つ覚悟をしてもいいのかもしれない。
《027》
◇ beyond time and space : 時空を超えて
~例文~
The result of the gacha has been confirmed beyond time and space.
(時空を超えてガチャの結果を確認してきた)
※ the result of the gacha : ガチャの結果
☆ワンポイント
時空を超えて未来を確認できるならば、何を見て来るか。少なくともガチャの結果を見るのは推奨しない。未来が分からないこその、ガチャであるのだ。その回した瞬間の緊張感やドキドキを不意にしてしまうなど有り得ない。未来の分かり切ったガチャなど、ただの購入である。結果が分からないこそ、ガチャはここまで繁栄したのではないか。そうだろう? だが、回す前に見れるならば見ておきたい。
《028》
◇ be passed down the generations : 後世に語り継がれる
~例文~
The struggle by guild master in the event would be passed down the generations.
(ギルマスのイベントでの奮闘は、後世に語り継がれることだろう)
☆ワンポイント
暫くは語り草になるだろうが、後世には語り継がれない。残念ながら。いつか誰かが、ふと思い出すかもしれない。そういえば、こんな凄いプレイヤーがいたなと。何だか、ちょっと悲しい。そこまで奮闘しろとは言わないが、どれだけそのイベントを頑張る価値があるのか、十分に見極める必要がある。ただ、常にランキング上位とか、毎日生放送をしているとか、現在進行形で一線を画したプレイヤーであれば、長く語り継がれる気もする。
《029》
◇ no matter how many years pass : 何年経っても
~例文~
A gacha is immortal forever no matter how many years pass.
(ずっと何年経ってもガチャは永久に不滅である)
☆ワンポイント
ソシャゲが繁栄を続ける限り、ガチャは永久に死なない。今や、ソシャゲとガチャは切っても切り離せない関係にあるのだ。ガチャの死とは、即ちソシャゲの死。そして、我々が課金する手を止めない限りは、百年後も繁栄し続けることだろう。ガチャの未来に幸あれ。
《030》
◇ will surely ~ in the future : きっと将来的に~することになるだろう
~例文~
You are non-paying user, but you will surely be charge for social game in the future.
(今は無課金でも、きっと将来的に課金することになるだろう)
※ non-paying user : 無課金ユーザー
☆ワンポイント
最初は誰でも無課金でやろうと思うものだ。特に、そのゲームが暇潰し目的であるのならば尚更。しかし、いつの間にか熱中してしまい、あれよあれよとガチャを回し、気付いた時には重課金プレイヤーの仲間入りを果たしているのも、よくあること。ようこそ、こちら側の世界へ。
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