第7話
転院先の病院では保育士がいて話相手になってくれたり、前の病院よりフレンドリーな子が多かった。
暫くするとあのときの子が転院してきた。
お互いにびっくりすると、元々はここにいたらしくこの病院について教えてくれた。
とうとう私の病気が分かったようだ。
医師から告げられた病名は「ベーチェット病」
と言う病名だった。この病気は自分自身で自分を攻撃してしまう病気で治ることは無いと言われた。
そして治療が始まった、薬はプレドニンというステロイド剤でもの凄く苦かった。
暫く飲んでいるうちに炎症の数値がさがってきた。副作用で物凄くお腹が空くが糖尿病や腎臓病になりやすいため食べれなかった。
だんだん量を減らしていき、ある程度減ったら退院した。
その後、中学校の受験をし、中学に入学した。
入学してからが大変だった、悪化して入院したり、休んだりしているうちに授業に追いつけなくなった、授業に追いつこうとして頑張れば頑張るほど悪化していった。そして、そうこうしているうちに出席日数が厳しくなっていった。
私はだんだんつらくなっていった。
中学三年生のある日、ついに心が折れた。
その時の症状が不眠、鬱、自殺願望、パニック、フラッシュバック、幻聴、強い不安、対人恐怖と段々酷くなっていった。
それでも学校は精神科にかかりながら、通っていた。
それからは、急に悪化していった。
不眠で1日一時間も寝れず、人が怖くなり、感情のコントロールがきかず、気がついたら自殺しようとカッターを手首に当てていたり、ロープを用意したり、飛び降りようとしていたこともあった。
そしてついに、精神科の病棟に入院が決まった。
そこから2週間はベッドから怖くて出れなかった、段々と薬がきいたのか良くなってくると、外にも出れるようになった。その時点の薬は睡眠薬、ステロイド剤、免疫抑制剤、胃腸薬、精神安定剤、鎮痛剤、抗うつ剤だった。
そして、私は学校をやめることにした。
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